2019/9/3updated

20代、30代、40代にみるオフィスメイクのポイント

バックナンバー：時短でキレイ！オフィスメイクの「真」常識

こんにちは。メイクレッスン講師、インターナショナルメイクアップアーティストのYUKARIです。

仕事の上で、コミュニケーションツールとしてオフィスメイクをするならば、しっかりして見える、頼りがいがある、話しかけやすいといった表情にプラスになるメイクをするとよいですね。

目上の方が多くいる場面では、敬意を表す、身だしなみとしてのメイクが必要です。
同僚、部下としっかり意見を交換し、取引先訪問での商談をする機会がある場合には、自分の熱意などが伝わるようなメイク、部下に指導する立場の方は、優しい印象も大事だと思われます。

メイクによっては、話しかけにくい、という状況も作ってしまいます。コミュニケーションの妨げは、仕事の妨げともなりますので、メイクを味方に、よりよいオフィスライフにしていきましょう。

20代　就職活動～新入社員の時期のメイク

若いので、肌も綺麗、何もしなくても初々しく、清潔感があるかもしれません。

しかし、働き始めた新しい環境で、新しい出会いがある中、第一印象から得られるチャンスが大事な時期になります。社会人として振る舞う中、寝起きの素顔でいることと、場にふさわしい身だしなみとなるメイクをしていることは、第一印象に差が出ます。
プライベートでもそうですが、自分と会う日のために、相手がおしゃれをして来てくれると嬉しく思いますよね。きちんと整えて、人と会うという行為は、相手への敬意でもあると思います。

ぼさぼさの眉は、眉尻だけでもシャープに描きましょう。アイメイクは、作りすぎず、ブラウン系のアイシャドウで素顔を活かす感じ、チークはコーラル系のナチュラルな血色、それにマッチする口紅で統一感を出していきましょう。

可愛さ、綺麗さはオフィスメイクで主張しすぎず、オン、オフのメリハリをうまくつけられるようにしましょう。

30代　仕事も徐々に覚え、信頼も得る時期のメイク

仕事も覚え、後輩社員とも関わり、上司へも堂々と意見が言える時期。自分の内面も知ってもらえているので、第一印象を意識しすぎることはないかと思います。スーツも着こなし、ワンランクアップのものを身に着ける機会もあるでしょう。

そんな30代の女性には、仕事をこなす自分の魅力を楽しみながらメイクをしてもらいたいです。大事な会議、商談では、自分が発言しているときはもちろん、聞いている姿というのも大事になりますので、クールすぎないシャープな印象のアイメイクで、仕事モードを演出するのがいいですね。

眉はそれにあわせて下がりすぎない眉尻に、チーク、リップはベージュ系でスマートな印象で、オフのときと違った自分で、思い切り仕事スイッチを入れている状態で仕上げると、「スマートな女性」という印象にもなります。オフィスメイクにキレイさがあることで、いろんな意味でプラスになるでしょう。

仕事の後、お疲れ様のお化粧直しでは、チーク、リップに赤みをプラスすると、夜の社交の場にもふさわしくなります。

40代〜　責任ある立場にもなる時期のメイク

後輩社員も多くなり、責任ある立場にもなってきます。人生の先輩というだけでも、若い世代とのコミュニケーションは大事になってきます。

仕事以外では、優しい妻、お母さん、近所のおばちゃん（講師の私を例に）と、立場が変わって生活をしていると思います。そんなオフの自分とはメリハリをつけ、年齢相応に出てくる肌のお悩みも程よくカバーし、話しかけやすく、頼りがいのある印象を作るといいでしょう。

筆者も40代ですが、若く見せようとしなくても、きちんと見せることで、老け込んで見えないという印象つくりを意識しています。
肌の見せ方によっては、疲れて見えていたり、やる気がなさそうに見えたりして、話しかけにくい状況にもなっています。艶、潤いをキーワードにベースメイク、アイメイクを仕上げ、肌なじみの良いチーク、口の輪郭がぼやけない色で、派手にならない口紅を入れてあげると、生き生きとして見えます。

若作りではなく、潤いのあるキチンとしたメイクを仕上げていきましょう。

年代別のおすすめメイクポイント