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意外な組み合わせ?!クリスマスにおすすめな日本酒

意外な組み合わせ?!クリスマスにおすすめな日本酒

日本酒の魅力をお伝えする連載「きき酒師の漫才師にほんしゅの楽しい日本酒コラム」。今回は、意外な組み合わせ?!クリスマスにおすすめの日本酒を紹介していただきます。
 
それでは、にほんしゅのおふたり、お願いします!

あさやん:どうもー!日本酒好きの皆さん、こんにちは!

北井:日本酒のきほん講座』で講師を務めております、きき酒師の漫才師にほんしゅです!

あさやん:いよいよ今年も終わりやけど忘年会も新年会も例年より減ってる分、お酒飲みたい欲が高まってるわ。毎年恒例のにほんしゅ2人でのクリスマスパーティも今年はどうする?

北井:いや、2人でしたことないで!?コンビだけでクリスマスパーティって仲良すぎるやろ!今年は大規模なパーティは難しいかも知れへんけど、やっぱり行事には美味しいお酒を飲みたいよなぁ。クリスマスにはビール?ワイン?シャンパン?いいえ日本酒です!メリークリス升!!

あさやん:お前も変なこと言うてるで!?メリークリス升ってなに?クリスマスパーティには、流石に日本酒は合わへんやろう。日本酒さんには雰囲気もぴったり合うお正月まで、ゆっくり待っておいてもらおう。うん、それが誰にも迷惑かけへん最善の策や。

北井:迷惑なことあるか!日本酒師匠はクリスマスとも仲良しやねんって。ということでみんなで飲みたいパーティにおすすめの日本酒はズバリ「活性にごり酒」です!
アルコール発酵由来のナチュラルできめ細かいガスがうまく閉じ込められていて、シュワっとした飲み口と上品で優しい甘みが楽しめる日本酒や。これでパーティの乾杯も盛り上がること間違いなし!

あさやん:美味しいのはわかるけど「活性にごり酒」っていう名前がクリスマスに合ってないやん。

北井:失礼なこと言うな!!えーと…活性にごり酒をクリスマスに寄せた言い方すると、『ホワイトクリスマスにぴったり!雪が舞うようにうっすら白いスパークリングSAKE』や!

あさやん:めちゃくちゃ印象変わったな!それや!その言い方ならクリスマスにもぴったりやわ。言い方1つで変わるもんや。
確かに山梨の「七賢」の「山の霞」とかオシャレで美味しいよな。山口県の「獺祭」のスパークリングもそのタイプやな!うすにごりタイプならホワイトクリスマスっぽさも演出できて…めちゃくちゃ合ってる気がしてきた!

右側が「七賢」の「山の霞」。霞のようなうっすらとしたにごりがホワイトクリスマスを演出してくれる!「七賢」のスパークリング日本酒はラインナップも豊富です。

右側が「七賢」の「山の霞」。霞のようなうっすらとしたにごりがホワイトクリスマスを演出してくれる!「七賢」のスパークリング日本酒はラインナップも豊富です。

北井:しかも、活性にごり酒のありがたいところはお値段も手頃なものが多いこと!山の霞も獺祭スパークリングも4合瓶サイズで2,000円程度なので、気軽に手土産として購入できますよー!

微発泡を感じさせる栃木県の「仙禽」の雪だるまなどもクリスマスにぴったりです。

微発泡を感じさせる栃木県の「仙禽」の雪だるまなどもクリスマスにぴったりです。

福島県の「奈良萬」のおりがらみも日本酒好きの冬の風物詩。クリスマスのある12月は「スパークリング日本酒」とうたっていなくても搾られてすぐのフレッシュでピチピチとした、ガス感のある「にごり酒」や「おりがらみ」がたくさん出てきます。

福島県の「奈良萬」のおりがらみも日本酒好きの冬の風物詩。クリスマスのある12月は「スパークリング日本酒」とうたっていなくても搾られてすぐのフレッシュでピチピチとした、ガス感のある「にごり酒」や「おりがらみ」がたくさん出てきます。

あさやん:なるほどな。冬にはホワイトクリスマスを演出するような、うっすら濁ったスパークリング日本酒がお手頃価格で手に入る…と。

じゃあ次は、スパークリングの日本酒とかも多少飲んだことある飲酒経験も高めの女性を口説けるような!パーティとかじゃなくて2人でゆったり贅沢に楽しめるような!大切な人と2人で飲みたい特別な日本酒ないんかい!あったら教えてくれ!北井!

北井:お前今年のクリスマスが勝負なんか!?そうやな…好意を持ってる相手がある程度日本酒やワインの知識があるような場合は、ちょっと価格帯も高めで「ストーリーを語れる日本酒」がええかもな。白鶴さんの「翔雲」とか。

酒米の王様「山田錦」の兄弟品種「白鶴錦」で醸された白鶴酒造の「翔雲」純米大吟醸。派手すぎないフルーティな香り、なめらかな甘みと旨味、そしてキレの良さが見事に調和したラグジュアリーな味わい。

酒米の王様「山田錦」の兄弟品種「白鶴錦」で醸された白鶴酒造の「翔雲」純米大吟醸。派手すぎないフルーティな香り、なめらかな甘みと旨味、そしてキレの良さが見事に調和したラグジュアリーな味わい。

あさやん:なるほどな。ストーリーがあるお酒を俺が紹介しながら飲むことで特別な一杯になって2人の会話も長く続くし、2人のストーリーも長く続くってことか!
先日、白鶴酒造さんに伺って酒蔵見学させてもらって酒米の「白鶴錦」誕生ストーリーも聞かせてもらってから、「翔雲」飲むとより一層美味しさに感動したよな。飲みすぎてストーリーはうろ覚えやけど。

北井:覚えとけよ!!試飲が止まらんぐらい美味かったけど。日本酒に関しては4合瓶で3,000〜5,000円で最上級のものが買えるので、本当にお得なお酒だと思います。
このあたりの価格帯の日本酒には酒米に秘められたストーリーや、造りへのこだわり酒蔵に秘められたストーリーなどが秘められていることが多いですよ!ぜひ地酒を扱う酒屋さんや酒蔵さんのホームページで日本酒のストーリーをチェックして、語り合いながら良いクリス升を!

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