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差がつく素敵なワインギフト④ギフトはこんな時にも・・・花を手向けるシャンパーニュ

差がつく素敵なワインギフト④ギフトはこんな時にも・・・花を手向けるシャンパーニュ

皆さんこんにちは!オンスクのワインソムリエ講座を担当いたしました、「Wine and Weekend」オーナーソムリエのスージーです。

皆さん、ギフトを贈るシーンは様々ありますよね。結婚のお祝い、誕生日のお祝い、母の日や父の日のプレゼント・・・

しかしながら「ソムリエ・スージーの楽しいワインコラム」8回目の今回は、当ワインのジャケ買い専門店Wine and Weekendで起こった少し感慨深いギフトのエピソードをご紹介します。

仲の良い同級生へ・・・

先日こんなお客様がいらっしゃいました。50代くらいの男性です。
「同級生が急に亡くなり、ワインをお供えしたい」とのこと。
ワインがお好きで、生前はよく一緒に飲みに行かれたそうです。お清めのお酒、のニュアンスなのでしょう。なんとも言い表せない気持ちになりました。

当店は「ジャケ買い」がコンセプトということもあり「お誕生日プレゼントに」や「会社の設立祝いに」など、どちらかというとおめでたいシチュエーションにお買い求めくださるお客様が多いです。

お供えのワインのセレクトは私も初めてのこと。
おそらく、奥様やご家族が後に飲まれることが予想されますが、ワインのお好みはわからないそう。
こんな時は・・・そう、「ジャケ(ラベル)の力」に頼ります。

デザインと、そして花言葉からストーリーを

この1本をセレクトさせていただきました。シャンパーニュの「ドビ」。

ドビ

選んだ理由の1つ目は、スパークリングワインは「赤」「白」といったワインよりも苦手な人が少なく、さらにシャンパーニュ(その他のスパークリングよりも高級とされる)ならさらにワンランク上の贈り物感が出る点。

2つ目は、このボトルのシックな出で立ち。ボトルネックの部分から黒く、さらにラベルには花の絵があしらわれています。この花はメゾン(生産者)のシンボルでもある「コクリコ(ひなげし)」。

急いで花言葉を調べてみると、「別れの悲しみ」「休息」「慰め」「心の平穏」という意味がありました。
メゾンのデザイナーさんは葬儀のためにこのようにデザインしたのではないと思われますが、なんとも偶然です。
※花言葉は他にも「七色の恋」「乙女らしさ」「陽気で優しい」などがあるそう!

このドビを、丁寧にラッピングさせていただき、お渡ししました。

そもそもワインを楽しくお選びいただくためにコンセプトとした「ジャケ買い」は、このような時にも大きな役割を果たすのですね。

“ドビ”は、こんなワイン

生粋の貴族であるマダム・フランシーヌ・ドビによって運営されてきたこのワイナリー(メゾン)は長年にわたって生産量のほとんどをフランスのシャンパン愛好家達に買い占められてきた、真に知られざる存在でした。

その状況が変わったのは、アヴィーズの醸造学校で自然環境についての教鞭をとっていた娘のフロール・ドビが2007年に家業を継いで女性醸造家の道を歩むと決心してから。

新世代らしい開かれた価値観を持つ彼女は、アイ村とその周辺のテロワールの素晴らしさをより多くの人に知って欲しいと願い、ワインメディアへの紹介や輸出に取り組み始めました。

実際のシャンパン造りにおいても、化学肥料の使用を止め、農薬も必要最小限度に抑えたリュット・レゾネ(減農薬)栽培を開始したり、樽の使用に工夫をこらしたり・・・と様々な改革を行いました。

夕食時だけでなく、休日の午後にも心から楽しんでいただけるような、泡のきめが細かい、軽やかで上品なシャンパンを造りたいと思っています。
(フロール・ドビ)

ワインのギフトを選ぶ時には、その裏に隠されたストーリーと一緒に贈ると、おもてなしの心が伝わりますね。皆さんもぜひワインギフト選びを楽しんでくださいね。

次回はユニークなストーリーを持つワインのお話しをしていきます。

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