皆さんこんにちは!オンスクのワインソムリエ講座を担当いたしました、「Wine and Weekend」オーナーソムリエのスージーです。
皆さんがワインをギフトに贈る時、どのように選ぶことが多いでしょうか?
あらかじめ相手の好みがわかっていればよいのですが、迷ってしまうこともありますよね。そのような時には、相手の趣味にあわせたストーリーのあるワインはいかがでしょう?
「ソムリエ・スージーの楽しいワインコラム」7回目の今回は可愛いラベルデザインで、醸造家でありながら音楽家でもあるエリックさんが造るワインをご紹介します。
ワインのラベルが持つ意味とは
先日友人が、当店Wine and Weekendのジャケ買いワイン(ラベルデザインのユニークなワイン)についてこんな風に評してくれました。
ワインの生産者が、自分のワインについて表現するとき、それをお客様に伝えるときの最初の手段がラベルのデザインってことだよね。
・・・そうです、素晴らしい。当店では「ワインに詳しくない」という方でも、造り手さんからのメッセージを受け取りやすい、ストーリーあるものをセレクトして、皆さんにご紹介しております。
音楽=ワイン!?
そんなコンセプトにピッタリ、フランス・アルザス地方のワイン「アルモニ」。
味わいはスッキリ軽やか、ラベルデザインもこんなに可愛い!!!
昨年、生産者のエリック・カジミールさんが当店へご来店くださいました~!
エリックさんはフランス・シャンパーニュ地方生まれの51歳。アルザス地方のワイナリー“ジェラール・メッツ”のお嬢さんと結婚して婿養子にとなり、96年にお義父さまより継承して当主となりました。
音楽家でもあるエリックさんは、ラベルのデザインのラインナップもすべて、それにちなんだものに。
ご友人がワイナリーのために作曲したワルツの楽譜を載せたラベルもあるんですよ~。オシャレ
彼は言います。
ワイン造りとアート、音楽は、とてもよく似ています。五感を駆使して創り上げること。その時々の取り巻く状況によって、1つとして同じものはないこと。
ワインの仕事というのはとても楽しいです。自然の中に身を置いてブドウを栽培してワインを造るのも楽しく、そして飲むことも楽しく、今日ここであなた達と会うように、世界中の人々に会えるのも楽しい。
人生には“pleasure”(楽しみ)が必要で、ワインはそれにあたります。
この女性の絵のラベルデザインは
1950年代風です。今日のようにストレス過多でなく、みんながもっと楽しんでいた、 あのクールな時代をモチーフにしました。
とのこと。
当店の壁にサインをいただきました。
ワインは儚いアートだ。
ボトルにもサインしてくださり、これまたオチャメで可愛い
中身のワインの方、ブドウ栽培は現在厳格な減農薬栽培ですが、5年後にオーガニック認証を受けられるそうです。
音楽好きの方へ気持ちを伝える!ワインギフト
先日のお客様は、趣味であるジャズバンドの忘年会に持っていくギフトにと、このエリックさんのワインをお買い上げくださいました。
また別のお客様は、「アメリカから女性シンガーの友人が遊びに来るから」とこのワインをお買い上げくださいました。
ぜひワインギフト選びには、可愛くて、美味しくて、身体に優しく、ストーリーあるジャケ買いワイン選びを楽しんでくださいね!
次回も、素敵なワインギフトを贈ったストーリーをお伝えしていきます。
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