皆さん、こんにちは。
色彩検定2級講座担当の長澤陽子です。
連載「講師が教える色彩検定2級の学習ポイント」、第3回です。
前回に引き続き、今回も学習ポイントについてお話しします。
学習ポイント①~③はこちら↓
学習ポイント① テキスト・問題集
学習ポイント②「色彩調和」の章
学習ポイント③「色の表示」の章
学習の進み具合はいかがでしょうか?計画を立て検定に向けて頑張っていきましょう。
色彩検定2級の学習ポイント 目次
2級の学習ポイント④「光と色」の章
「光と色」は3級でも出てくる部分ですが、2級は+αが入ってきます。
ですので、3級で学習した「分光分布や分光反射率曲線」の違いをしっかり確認しておいてください。
また、眼のしくみについても3級を理解している前提で話が進んでいきます。それぞれの器官名や働き、視細胞の種類、働きなどは再度復習をしておきましょう。
照明についても、3級に比べると細かく、種類も増えています。それぞれの特徴を掴んでおくこと。テキスト掲載の図版も良く見ておいてください。
光と色は、3級の時に比べると難しいという感じはないかと思います。
ですが、毎回出題されている部分でもあります。公式テキストの図版はしっかりと確認をしておきましょう。
また、練習問題を解いたら、解説と同時に公式テキストを確認しておくと頭に入りやすくなりますよ。
2級の学習ポイント⑤「生活と色」「配色イメージ」の章
この2つの単元は、ページ数も少なく出題の割合も低めのところではあります。
ですが、しっかりポイントを押さえておいてください。
「生活と色」では、誘目性や視認性などの専門用語が続きます。それぞれの名称や意味、どんな場所で活用されているかなどを公式テキストで確認をしておきましょう。
「配色イメージ」は、3級の色彩心理(暖色・寒色、軽い・重い等)と色相・トーンイメージの応用です。難しい内容ではありませんが、公式テキストの配色例を良く確認しておいてください。
2級の学習ポイント⑥「ビジュアル」の章
「ビジュアル」は、2級で初めて出てくる単元です。
まずは、公式テキストを良く読んでおきましょう。
検定試験では、テキストに掲載されている文章をアレンジした穴埋め問題が良く出題されています。あわせて図版や画像も一緒に確認しておいてください。
特にテキスト後半は、難しい内容はそうありません。ですが、覚えていないと解けない問題が多々出題されます。
例えば、暗記用のペン&シートや暗記用アプリを活用して覚える方法もあります。自分に合った暗記法を探してみましょう。
また、練習問題とあわせて学習した部分の過去問題も解いてみてください。
過去問題を解いてみると、どのような問題が出題されるかがわかりますし、自分の苦手箇所が良くわかります。
今回の色彩検定2級の学習ポイント まとめ
「光と色」 3級と比べて難しくはないが、必ず出題される。公式テキストの図版はしっかり確認!
「生活と色」「配色イメージ」 出題の割合は低めだが、ポイントは押さえておこう。
「生活と色」は専門用語の意味と活用される場所を、「配色イメージ」は配色例を、それぞれ公式テキストで確認しておこう。
「ビジュアル」 公式テキスト上の文章の穴埋め問題がよく出題される。図版や画像も一緒に確認しよう。暗記箇所が多いので自分に合った暗記方法を探そう。
いかがでしたか?
次回も「2級の学習ポイント」についてお伝えしていきます。
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