「好きな色を着たいけれども、自信が無い」「そもそも、似合う色が分からない」…そんなふうにお悩みの方も多いようです。もしも自分に似合う色を見つけたいなら、パーソナルカラーを学んでみてはいかがでしょうか。
色の理論を学びあらゆる色の違いを見分ける力がつくと、ショップでの買い物や家でのコーディネートのときに、自分に似合う色を選び出せるようになるのです。
連載「パーソナルカラー別!似合う色&おすすめ配色コーデ」、第3回の今回は、パーソナルカラーを学んだ筆者が、ブルーアンダートーン(ブルベ)の「サマー」「ウインター」の女性に似合う色を解説します。
トップスとボトムスの配色のしかたや、コーディネート実例を挙げて詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね
「サマー」の方に似合う色と色選びのコツ
パーソナルカラーがサマー(夏)の方は、青みのあるブルーアンダートーンのなかでも、比較的明るめでくすみのあるカラーが似合います。
同じブルーベースのウインター(冬)と比較すると、どこか涼しげで爽やか、そしてエレガントな印象の色が多いのが特徴です。
鮮やかさ(彩度)が中くらい〜控えめなので、比較的大人の女性も挑戦しやすい色が揃っているのではないでしょうか。
コーディネートのポイントとサマーカラーの色見本
画像:筆者作成
こちらが、サマーの方向けの色見本。トップス・ボトムスと、上下で組み合わせやすい配色をご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
休日やプライベートのコーディネートのときには、遊び心のある色にもチャレンジしてみて。少しくすみを感じさせる黄色や青みピンクなどで、フェミニンな印象にコーディネートできそうです。
ただ、あまり鮮やかすぎる色が苦手な場合は、灰みのあるややスモーキーなカラーをチョイスすると良いかもしれません。
オフィスシーンでは、淡い青やフォーマルな紺を取り入れて爽やかさを演出すると、魅力がさらにUPしそうです。
パーティーなどの華やかな席では、やさしい藤色や淡い水色の服が特におすすめ。涼やかさを感じさせる色で、エレガントな雰囲気を演出しましょう。
アクセサリーはシルバー系を合わせるとGOODですよ。
画像:筆者作成
メイクアップコスメを選ぶ場合も、色の温度が低めな青みピンクは相性が良さそうです。特に、リップやチークを選ぶ際には、血色感よりも涼やかさに注目したカラーをチョイスすることで、自然に似合いやすくなるはず。
服の場合と同様に、薄いブルーやパープルのアイシャドウも得意です。ラメやパールを使いたいときには、ゴールドよりもシルバー系のカラーを選ぶとよいでしょう。
「ウインター」の方に似合う色と色選びのコツ
パーソナルカラーがウインター(冬)の方は、コントラストがはっきりとしたヴィヴィッドなカラーが似合います。
同じブルーアンダートーンのサマーと比較すると、パキッと鮮やかな印象を受ける色が多いのが特徴です。比較的明るめの色もありますが、くすみのないクリアな色であるという点が、サマーと異なるポイントになっています。
派手な印象を受ける色も多いため、選ぶ際に戸惑うこともあるかもしれませんが、全身のコーディネートの面積に占める派手色の割合を少なめにすると、品よくまとまるようになるはずです。
コーディネートのポイントとウインターカラーの色見本
画像:筆者作成
ウインターの方向けの色見本です。こちらも、上下で組み合わせやすい配色例をご紹介しています。
お仕事がオフのとき、デートやプライベートの服のコーディネートなら、いつもはチャレンジしないような鮮やかなカラーに挑戦してもよいでしょう。
たとえば、ホワイトのトップスにクリアな赤のフレアスカートなど、一見派手に感じられる色でも、モノトーン系のカラーと組み合わせると取り入れやすくなります。
オフィスシーンでは、鮮やかな色を暗めのカラーと組み合わせてみるとよいですよ。濃い灰色のトップスに深緑のボトムス、ダークなトーンのストッキングを合わせるなど、使う面積や使い方によって、上品さも出せるでしょう。
パーティーなどのお祝いのイベントでは、鮮やかな群青色や深みのあるボルドーの服がおすすめです。お着物の場合は、大人っぽい柄で凛とした印象を演出してみてください。
画像:筆者作成
メイクで色を選ぶ際にも、青みを感じさせるカラーを選んでみましょう。リップやチークも、比較的鮮やかなピンクやローズ系のカラーが得意です。また、ワインレッドや真紅など、ややセクシーさを感じさせる色も似合いやすいでしょう。
アイシャドウは、黄みのブラウンが苦手なこともあるので、カシス系のブラウンがおすすめ。ラメやパールを選ぶなら、グレー系のカラーや涼しげなシルバーが似合うはずです。
青みカラーでワンランク上の着こなしを
普段使わないような色やコーディネートにとまどうような色も、こうして改めて組み合わせを考えてみると、意外にも活躍しそうな場面が多いことに気付いていただけると思います。
ただ、ブルーアンダートーンが得意な方の中には、黄みのあるカラーが苦手な方がいます。「みかんのような柑橘系のフレッシュなオレンジのリップを使うと、顔が黄ぐすみして見える」というのは代表的なお話。
また、色の性質上、同じシーズンの色は調和しやすいですが、他のシーズンの色を混ぜると各色が強調されてしまう場合もあります。
わかりやすい例は、ウインターの涼やかなパープルと、スプリングの果実のようなオレンジ。トップスとボトムスで組み合わせると、それぞれの色があまりに目立ちすぎて「あれ?なんか変な組み合わせになったぞ?」と感じてしまうかもしれません。
もしイエローアンダートーンのカラーを使いたい場合は、バッグやスカーフなどの小物として投入して、全体に占める使う面積の割合を少なくすると、取り入れやすくなるでしょう。
イエローアンダートーンのカラーでも、サマーカラーの方は明るめの色やくすみ感のある色、ウインターカラーの方はクリアで鮮やかな色や暗めの色なら、取り入れやすいはずです。
パーソナルカラーを学んで選択肢を広げよう
今回は、パーソナルカラーがブルーアンダートーン(ブルべ)の「サマー」「ウインター」の女性に似合う色について、解説してきました。
この記事でご紹介した色見本は、ほんの一例にすぎません。色の理論を学ぶと、実生活で目にする様々な色を各シーズンに当てはめて考えられるようになり、選べる服の幅が広がっていくでしょう。
筆者もパーソナルカラーを学んでから、これまで同じに見えていた色が少しずつ違うことに気付けるようになりました。
あなたもぜひ、資格取得を目指してみてください。きっとオシャレをするのが楽しくなるはずです。
次回は、パーソナルカラーがイエローアンダートーン(イエベ)の男性に似合う色をご案内します。コーディネートの例もご紹介していきますので、どうぞ、お楽しみに!
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