こんにちは!オンスク運営事務局スタッフのキクチです。
連載「衛生管理者 受けてみた(全6回)」、今回はおすすめテキスト(参考書)・問題集についてご案内します。
衛生管理者に少しでも興味がある方はぜひご覧くださいね。
連載「衛生管理者 受けてみた」
- 申込準備(前編)
- 申込準備(後編)
- おすすめテキスト・問題集
- 学習内容(前編)
- 学習内容(後編)
- 受験レポート、そして結果
自分に合ったテキストを選ぶ!
ところでテキストを選ぶとき、あなたは何を重視しますか?
衛生管理者のようなメジャーな国家資格の場合、テキストや問題集は、いろんな出版社から出ています。
法改正が少ない衛生管理者試験の場合、テキストを選ぶ基準として、”○年度最新テキスト!”のように年度の新しさを重視する必要は、あんまり無いと思います。
ですのでぶっちゃけ、あとは自分の好みです。
ネットの時代ではありますが、大きな本屋さんで実際に手にとって選ぶのが手っ取り早いです。
私が実際に書店で見てみたところ、衛生管理者のテキストはざっくり以下のタイプに分かれるようです。
(1) 背表紙がとにかく分厚い、内容が細かいタイプ
(2) 例題に解説がついた、テキストというより問題集メインなタイプ
(3) 要点丸暗記系の、薄めでコンパクトなタイプ
(1) は、試験におそらく出ないであろう細かい内容もたくさん含まれています。
衛生管理者そのものについて深く知りたい人、受験後もテキストを保管して都度学びたいという人におすすめです。
私が見た書棚では、このタイプが占めるのは1割程度でした。
(2) は、体系だてて学習するというより実践問題重視です。
理屈はわからなくてもとにかく問題が解けて試験にぎりぎりで受かればそれでいい!という、超短期決戦の人に向いています。
実質問題集なので、この1冊で学習できるはずです。書棚では5割以上はこのタイプでした。
(3) は、ほどよく体系立てて学びたいし、学習時間もかけたくないという人におすすめです。
ただ、他に問題集も購入する必要があります。書棚では4割弱がこのタイプでした。
以上3つのタイプのテキスト、あなたならどれを選びますか?
おすすめのテキストはこれ!
私は
学習内容は最初に大枠を押さえたい
体系立てて学習したい
ただ暗記するのは苦手
という性格で、かつ今回の衛生管理者受験については学習期間を1ヶ月と決めていたので、
(3) 要点丸暗記系の、薄めでコンパクトなタイプ
のテキストを物色しまくりました。
その中で私が選んだテキストはこれ!
「1回で受ける!出るとこだけ!!第1種・第2種衛生管理者テキスト」(高橋書店)
なぜこのテキストがおすすめかといいますと、
文字のデザインがよく読みやすく、図や表もわかりやすい
学習項目が数ページ単位にまとまっていて体系立てて学習できる
学習項目単位で過去問が1題以上配置されている
という点も重要だったのですが、一番気に入ったのは、
「重要単語の文字色が赤ではない」というところ!!
書棚で何冊もテキストの中身をちら見したところ、ほとんどのテキストは、重要単語やポイントに赤文字を使用しているんですね。
暗記シートの使用を前提にしているのだと思いますが、どのページを開いても真っ赤だと、勉強する気が失せるんですよね・・・(あくまで個人的な所感です)
その点、上記のテキストは重要単語の文字色に、赤ではなく濃いピンクを採用していたので、比較的読みやすかったのです。
文字色のせいか全体的にピンク色のデザインなのも、気のせいかリラックス効果があるような。
重要単語の文字色が黄緑のテキストもあったのですが、デザインの点で上記テキストにすることに決めたのでした。
おすすめの問題集はこれ!
テキストが決まり、お次は問題集です。
問題集も書店にいっぱいありましたが、テキストを購入する方であれば、問題集は一問一答タイプでなるべく問題数が多めのものを選んでおけば間違いないと思います。
私は・・・オンスクの衛生管理者アプリのみで勝負することにしました!
アプリなら問題集を持ち運ばなくてもいいし、間違えた問題や正解したけどいまいち自信が無い問題を登録しておけるし、やっぱ便利ですよね★
問題数も384問と十分な感じです。
(ちなみにオンスクのサービスはアプリ版とブラウザ版があります。
個人的には学習スケジュール機能がついているブラウザ版が好みなのですが、地下鉄通勤の身ではオフライン環境でも使えるアプリの方が便利でした)
以上、おすすめテキストと問題集についてご案内しました。
次回からは、試験で実際に出た学習ポイントをご紹介します。ぜひご覧くださいね。
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