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あれば役立つ、業界問わず重宝される衛生管理者の役割

あれば役立つ、業界問わず重宝される衛生管理者の役割

今こそ取りたい「衛生管理者」シリーズの第6回では、私自身が衛生管理者の資格取得することで役立った話をしていきます。

衛生管理者の資格取得を決意した理由

社内の人事異動のため、資格取得が必要に

私が衛生管理者試験に合格したのは平成15年でした。その当時、生命保険会社に勤務していたのですが、損害保険子会社に出向となりました。

損害保険子会社の事業場では従業員が250名在籍していたため、2名の衛生管理者が必要でした。その当時、衛生管理者資格保有者は2名いたのですが、そのうち1名は人事異動が予定されていたため、私が資格を取らなければならなくなりました。

どうせ取るなら、と第1種衛生管理者受験を決意

第1種衛生管理者試験は有害物質や有機溶剤等の名称を覚えなければならず苦労しました。当時は今と違って良い参考書も少なく、過去問は公表されていませんでした。このオンスクもありませんでした。

しかし、暗記ノートを作り、会社の行き帰りの電車の中で勉強して何とか合格することができました。

他の業界へ転職。第1種衛生管理者資格が役立った

その3年後に建設会社に転職し、安全・衛生を推進する立場となりましたが、損害保険子会社で第1種衛生管理者資格を取っておいて本当に良かったと思っています。

この建設会社では本社以外に15の営業所がありましたが、そのうち3営業所は50名以上の従業員が在籍していました。しかし、この会社では私以外衛生管理者の資格は持っていませんでした。

今後、全営業所が50名以上となる可能性がありましたので、社長と相談して、全営業所長に第1種衛生管理者試験を受験してもらうことにしました。

営業所長は朝から晩まで非常に忙しく勉強の時間がなかなか取れなかったのですが、日曜日を3回使って講習会を行い、全員1回で合格することが出来ました。

忙しい中、勉強するのは本当に大変だったと思いますが、この時みんなで頑張って勉強したことは今でも良い思い出話となっています。

第7回では、衛生管理者と比較されやすい安全管理者との違いや試験勉強を進めるなかで出てくる「安全衛生管理体制」についてお伝えします。

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