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2017/8/15 updated

行政書士試験科目を初めての方向けにご案内!「2.法令科目:民法」

行政書士試験科目を初めての方向けにご案内!「2.法令科目:民法」

こんにちは、はなです。
連載「行政書士試験科目を初めて勉強する方向けにご案内!(全5回)」、2回目でお話しする試験科目は、「民法」です。

民法は行政法とならぶ行政書士試験の最重要科目。配点も多く、民法の得点は合格に大きく影響します。

ただ、民法が得意という受験生はかなり少ないと思います。行政書士試験の民法は難易度が高く、得点源にしにくいのです。

連載「行政書士試験科目を初めて勉強する方向けにご案内!(全5回)」

法令科目② 民法

普段生活していて、「いま私は法律行為をしている!」と感じる瞬間ってありますか?

……「そんなのないわー!」というツッコミが聞こえてきそうですが、そうですよね。生活の中で法律を感じる瞬間なんて、そんなにないと思います。

でも、皆さん必ず、民法と関わる法律行為を毎日しているんですよ。

例えば賃貸物件にお住まいの方は、民法上の賃貸借契約に基づいて家に住んでいます。

会社員の方は会社と民法上の雇用契約を結んでいるはずです。

スーパーで牛乳を買うのも立派な民法上の売買契約ですし、結婚だって民法が定める法律行為です。

友人との会話の中で「訴えてやる!」とギャグを言う方も多いと思いますが、これも正確にいうと「民法上の不法行為として損害賠償請求してやる!」となります。

民法は私たち私人間(しじんかん)の生活に深く関わっており、日常生活に関するルールを定めた法律なのです。

民法はこんなことを定めています

現在の民法には、次のような事柄が規定されています。

総則(行為能力や時効など)
物件について(所有権や抵当権など)
債権について(債務不履行や債権の譲渡など)
契約について(売買契約や不法行為など)
親族について(婚姻や親権など)
相続について(相続人や遺言など)

民法の条文数は千を超えますが、行政書士試験では全体的にまんべんなく問われるため、すべての条文を読み、すべての制度を理解しなくてはいけません

また、民法は行政書士実務にも深く関わっており、この先の実務のためにも民法はしっかりと勉強しましょう。依頼人が民法に関する質問をしてきた際、すぐに正確に答えられないと信頼してもらえませんからね。

試験でも実務でもよく出てくるのは、先ほどお話しした売買契約などの契約に関する問題です。各契約の細かな規定を、条文を見ながら正確に理解しましょう。

また、制限行為能力者(子どもや認知症のお年寄りなど、契約などの法律行為を自分の意思で行うことができる能力が不十分な人のこと)に関する問題もよく出題されます
制限行為能力者を後見人としてサポートするのも行政書士の大切な仕事の1つですから、合格後のためにもしっかりと理解したい分野です。

また相続のトラブル防止も、依頼数の多い行政書士業務の1つです。

ご遺族が相続で揉めないよう法律的に完璧な遺言にしたいと希望する方も増えてきており、行政書士としてサポートをするととても喜ばれ、やりがいを感じます。

適切に遺言のアドバイスをしたり遺言執行人として故人の遺志を完遂したりできるよう、相続関連の条文は暗唱できるくらいしっかりと学んでおきたいですね。

民法はどんな風に出題されるの?

行政書士試験での民法の配点は76/300点です。
5択の選択問題…9問(36点)
記述式問題(20文字程度)…2問(40点)

選択問題は事例問題が多く、難易度が高めです。

まず、事例が結構長く複雑なので、しっかりと読んで理解し、法律的な問題点を見つけなくてはいけません。

また選択肢自体も事例のため、こちらもしっかり読まないと正解にたどりつけません。

「正しい選択肢はいくつあるか」という出題形式も多いため、解くのに時間がかかる上、勘も頼りにならないのが実情です。

その分、記述式問題は比較的平易な印象です。例えば、

「Aさんは散歩中に自転車にのったBさんとぶつかって怪我をした。Aさんはなにができるか
(答:Bさんの過失による事故のため、民法709条に基づいて治療費と慰謝料などを損害賠償請求できる)」

という感じで、民法の制度そのものを理解できていればたいていは答えられます。

民法は記述式を得点源に!

行政書士試験において、民法は重要な科目の1つです。

しかし選択問題は難問が多く、事例を理解するだけで結構時間を取られてしまいます。

記述式を得点源とし、選択問題の難問は捨てて試験時間を他の問題にまわすのがおすすめです。

民法は私たちの生活に深く関わっており、その分トラブルも起きやすい法律です。揉め事を未然に防ぐために、「予防法務」のエキスパートである行政書士がお役にたてる分野でもあります。

試験だけでなくその先の実務も見据えて、しっかりと民法を理解しておきましょう。

次回は、行政書士試験最大の配点である試験科目、「行政法」についてお話しします。

参照サイト…
・日本行政書士会連合会:
https://www.gyosei.or.jp/
・一般財団法人 行政書士試験研究センター:
https://gyosei-shiken.or.jp/

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