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HSK2級・3級はなぜ初心者におすすめ?効率的な勉強スケジュールも紹介!

HSK2級・3級はなぜ初心者におすすめ?効率的な勉強スケジュールも紹介!

グローバル化が進むなか、一緒に働く人の中でなにかとびぬけた資格を持ちたい…そんな人に今人気なのがHSK(中国語検定)です。

しかし、新しいことを始めるには不安もつきもの。また「興味はあるけれど、どのようにスケジュールを立ててよいのか分からない」と悩んでいる人もいるかもしれませんね。

そこで今回は、HSK3級・HSK2級の勉強方法や資格取得までの効率的な勉強スケジュールについて、実際にHSKを取得した筆者の体験をもとにご紹介していきます。

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HSKとは?初心者におすすめの理由

HSKとは、中国政府が公認している中国語検定のことです。したがって日本国内はもちろん、世界中でHSKの成績報告を公的証明として使用できます。

HSKは筆記試験が6級~1級まであり、6級が最も難しいレベルです。
他の資格では1級が一番難しいというものが多いので、HSKの場合はそれと逆のイメージになりますね。

現在のHSKは、言語の知識を測るものというよりは実用性のほうを重視しており、中国語でのコミュニケーション評価を目的としています。そのため、特に聞き取りの問題では会話形式での出題が多くなっているようです。

今回ご紹介するHSK3級とHSK2級でも、そのような聞き取りの問題が出てきます。
「初めてなのに、リスニングをいきなりやるのは難しそう…」と思う人もいるかもしれませんね。

しかし実際には短文が放送されたあとに内容に合う写真を選ぶなど、比較的やさしい問題になっています。
さらにHSK2級は聞き取りと読解全ての問題がマーク式で、記述がなくとても回答しやすい印象です。

練習問題で耳を慣らしておけば初心者でもきっとスラスラと解けると思いますので、安心してくださいね。

中国語初心者の登竜門「HSK」資格。各級のレベルとは?

HSKを持つメリット!筆者の実体験も

HSKを持つメリットは、自分の知識を増やす以外にもたくさんあると実感します。

たとえばビジネスにおいて。中国に支社を持つ会社や中国と取引をする会社に勤めている方は、すぐに実務に活かせます。
またそうでない方も、ビジネスにおいて注目されている中国が取引先となった際には、対応できる人材として重宝されるでしょう。

またHSKは就職や転職活動の際に履歴書に書くことができるので、他の人とは少し違った強みにもなります。
実際に筆者もHSKの資格を履歴書に書いていたところ、会話のきっかけとなり、最終的に採用試験で合格を頂いたことがあります。

応募の際にHSK3級や2級が必須という企業はあまり多くないかもしれません。しかし接客業や中国企業のクライアントへの対応時など、挨拶レベルの知識だとしても意外なところでとっさに役に立つケースもあると実感しています。

さらにHSKは、プライベートの旅行でもとても役立ちます。
筆者は台湾旅行に行った際にホテルで体調不良になってしまったのですが、HSK2級レベルの中国語でも十分伝えられ、対応してもらうことができました。

また数ある言語の中で中国語を選ぶメリットとして、中国語は漢字によく似た文字も多いのでとっつきやすいことが挙げられます。知識がなくてもなんとなく読めてしまう文章もあるかもしれません。

そのため英語は苦手でも、中国語は理解できるという人もいるみたいですよ。勉強しやすさの観点からも、特に日本人にとっては取得しやすい資格の1つだと感じます。

中国語を学べば仕事に役立つ!いろんなチャンスを活かすコツ

HSK2級・3級の試験方法、合格点と各級の重要ポイント

ここからはHSK試験の詳細と各級の重要ポイントについて見ていきましょう。

試験方法と合格点

試験方法はHSK3級、HSK2級ともに筆記のみです。
全体の構成としては、大きく分けて「聞き取り(100点)」「読解(100点)」で、さらに上位級である3級では「作文(100点)」が加わります。

合格基準は6割以上の点数を取ることで、3級では180点以上、2級では120点以上になります。
解答方法は、3級は作文のみ記述式でその他はマーク式、2級はすべてマーク式です。

各級の重要ポイント

中国語には「声調」と呼ばれる発音法があり、2級を学ぶ際は特にまず初めにこれを理解することが重要です。

声調を理解し覚えるための近道は、「教科書の文字を読むよりも音声をたくさん聞くこと」「自分でも発音すること」です。これは非常に大事なので、できればスマートフォンなどで自分の発音を録音して、お手本の発音と比べるのがおすすめです。

比較すると、自分では発音できているようでも平坦な発音になってしまっていることに気づけます。
特に日本人は高低差が出せないことが多いです。自分の発音をチェックしながら、楽しく理解を進めていきましょう。

3級は作文が加わるので、過去問などを使いながらできる限り実践を積むのがポイントです。

HSK2級に独学で合格するための効率的な勉強法

おすすめの勉強方法と効率的な勉強スケジュールの立て方

HSKの資格取得を目指す際は、難易度の低い級から取りかかり基本的な知識を身に付けてから、ひとつずつ難易度の高い級へステップアップすることがとても大切です。

それこそが一番効率的な勉強であり、資格取得への近道になります。

HSKおすすめの勉強方法

HSKのおすすめの勉強方法を、「読解」と「聞き取り」に分けてご紹介していきます。

まずは「読解」について。
テキストを1冊読み終えてから問題を解くよりも、「少しずつテキストを読む → 練習問題を解く」という方法がおすすめです。
そして、「その問題を2、3日後にまた解き自分の理解度を確認 → 解けなければ2、3日後にまた解いてみる」ということを繰り返してみましょう。

毎日30分や60分など、継続して行うことが効率的な勉強への近道です。
反復が重要なので、まとまった時間が取れなくても大丈夫。1日の中で何回かに分けてやるのもOKです。

次に「聞き取り」です。
前半で少し触れましたが、中国語特有の声調について理解し、聞き分ける練習を繰り返すことが重要です。
皆さんが勉強に入る前の予備知識として、ここで少しだけ声調についてご説明しますね。

声調についての参考画像 声調についての参考画像:三省堂『ベーシッククラウン中日・日中辞典』発音のしかた

中国語には、第一声、第二声、第三声、第四声と呼ばれる4種類の声調があります。
第一声は高く平坦に、第二声はだんだん高く上がるように、第三声は低く平坦に、第四声はだんだん低く下がるように発音する方法です。

そして中国語では、音節1つ1つに対して声調が決まっています。ちなみに、ひらがな一文字が一音節です。

日本語の場合は声調がなく、音節同士の相対的な高低差でアクセントが決まります。
例えば「はし」という言葉を例に挙げると、一音節目の「は」と言っただけの時点では、まだ「箸」なのか「橋」なのかを区別できませんよね。
それに対して中国語は、1つ1つの音節に対して声調が決まっているので、一音節を発音しただけでそれが第何声か区別できます。

そのため中国語の発音では、声調を区別しやすいように、高いところは思いっきり高く、低いところは思いっきり低く発音するのがとても大事と言われています。

より効率的に覚えるためには、自分でも声に出して発音をまねしてみることも大切。その際はぜひ、大げさなくらいに高低差をつけて発音してみましょう。

こちらもスキマ時間の5分10分でもよいので、毎日やるのがおすすめです。日々の勉強スケジュールに積極的に組み込んでいきましょう。

しかし耳慣れない声調を1人で勉強するのはなかなか難しいもの。そんなときはオンライン講座を活用すると効率的です。

受験生がつまずきやすいところをわかりやすく解説してくれるほか、中国語において大切なこの声調を聞きながら理解できます。また通勤時に聞けるので、忙しい社会人にぴったりですね。

HSK2級講座 HSK3級講座

【図解】HSK2級・3級の勉強スケジュール例

HSKの勉強スケジュールの立て方は、図のような流れが目安です。

スケジュール:筆者提供
スケジュール:筆者提供

HSK2級は、「大学の第二外国語における第一年度後期履修程度の勉強が目安」とされており、勉強時間を計算すると、週におよそ3時間を1年間行うので、3時間×52週間=156時間必要ということになります。

またHSK3級は、「大学の第二外国語における第二年度前期履修程度の勉強が目安」とされているので、2級と同様に単純計算で156時間必要です。

しかしHSKが目安としている勉強時間には漢字を覚えることも含まれているため、日本人の場合は実際にはもっと短い時間で十分だと考えられます。

十分に時間を確保できる人であれば、全体の勉強スケジュールとしては2級・3級それぞれ半年ずつもあれば足りそうですが、今回は仕事が忙しい人にも無理なく資格取得できるスケジュールを立ててみました。

上位級のHSK3級で出てくる作文に関しては基礎知識があることを前提とし、少し期間を短めに設定しています。こちらは目安ですので、皆さんの確保できる勉強時間に合わせて参考にしてみてくださいね。

最短で中国語検定HSK2級に合格するための3つのポイント

HSK2級の勉強はどう進める?

それではまず、HSK2級の勉強スケジュールから見ていきましょう。

はじめて中国語に触れる場合の聞き取りは、テキストで単語や声調を少し理解してから聞いたほうが、効率的に理解できるのでおすすめです。
そのため聞き取りについては、初めの2ヵ月をテキスト勉強というように時間を多めに取っています。

読解は単語を覚えることが大切なので、テキストで練習問題を繰り返しながら、根気強く知識を増やしていきましょう。

HSK3級の勉強はどう進める?

次は、より難易度の高いHSK3級の勉強スケジュールについてです。
2級の勉強後であることを前提とすると、単語や声調の知識はある状態ですので、聞き取りでは新たな単語を勉強しつつ、CD等の音声を聞き始めて問題ないでしょう。

3級勉強のポイントは、はじめに新出単語をひたすら覚えることです。

2級では約300語必要だった単語数が、3級では約600語に増えます。そのためスケジュールでは、この新出単語を覚えるため勉強時間を多めに取っています。
初めに単語の知識を増やしておけば、後の聞き取りや作文の勉強をよりスムーズに進めることができますよ。

そして3級から新たに加わる作文は、試験本番を意識した実践をたくさん積みたいので、問題集や過去問での勉強時間にウエイトを置いたスケジュールを立てています。ぜひ参考にしてみてください。

HSK2級・3級 共通の勉強ポイントは

各級に共通する勉強ポイントは、「聞き取り」ではとにかく音声をたくさん聞いて、中国語に慣れることです。
テキストはそこそこに、まずはテキストなどについてくるCDなどの音声を聞くのがおすすめ。聞き取れないところがあれば、繰り返し聞いてみましょう。

「読解」と「作文」では、テキストの内容が全体的に理解できたら問題集に進みます。そして試験をイメージして、時間配分にも注意しながら過去問で感覚をつかんでいきましょう。

社会人の皆さんは、おそらく仕事の前後やスキマ時間に勉強することが多いと思いますので、例えば通勤時間は聞き取りの対策として音声をイヤホンなどで聞いて、自宅では読解や作文の勉強をするとよいと思います。

問題集や過去問を解くときは、なるべくまとまった時間を確保したいので、休日に行うなど工夫しながら取り組んでみましょう。

筆者は家で家事をする時間も惜しかったので、イヤホンで講座を聞きながら料理をしていましたよ。皆さんもそれぞれの方法で、時間を確保してみてくださいね。

HSK3級を独学で勝ち取ろう!李老師(先生)の必勝勉強法

今回はHSK3級、HSK2級の資格取得のための効率的な勉強スケジュールや勉強法についてご紹介しました。

筆者は仕事でもプライベートでも、HSKを持っているメリットをたくさん感じているので、興味がある人には非常におすすめの資格です。

独学だと調べる時間がかかったり、つまずきやすかったりするので、困ったときにはオンライン講座などをうまく活用しながらモチベーションを保ってがんばってくださいね!

HSK2級講座 HSK3級講座

参考URL:
https://www.hskj.jp/about/

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