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2018/11/12 updated

危険物乙4とはどんな資格?効率よい勉強のため事前に押さえるべきポイント

危険物乙4とはどんな資格?効率よい勉強のため事前に押さえるべきポイント

受験者も多く人気資格といわれる「危険物乙4(乙種第4類危険物取扱者)」は、資格試験の中でも対費用効果の高い資格、食いっぱぐれのない資格などと形容されます。
この資格を活かせる仕事として、真っ先にガソリンスタンドやタンクローリー運転手を思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし、危険物乙4の資格の可能性はそれだけではありません。製造系や物流系の会社など、意外に多くの業界で有資格者が求められています。

そんな「危険物乙4」とはどんな資格なのか、受験前に知っておくべきことをご紹介します。

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そもそも「危険物」とは何か?

そもそも危険物とは何か?

「危険物」に関わる資格と聞くと、「どんな物騒なものを扱うのだろう。もしかしたら爆弾や毒物なんかも扱うの?」と思う方もいるかもしれません。

危険物乙4で対象となる危険物とは、消防法に定められた危険物を指します(「爆弾」や「毒物」などに関しては別の法律で定められています)。

消防法に定められる、危険物乙4で扱える危険物の定義とは、簡単にいうと火災や爆発の危険性のある石油系の液体です。
身近なところではガソリンが挙げられます。ガソリンが燃えやすい液体であることは皆さんご存じの通りですね。

“火災や爆発の可能性があるものを取り扱うことのできる、相応の知識がある人”として国が認めているのが、危険物取扱者という資格です。

この資格は国家資格であり、“特定の業務を行う際には必ず危険物取扱者を置かなければならない”と定められている必置資格でもあります。

危険物乙4の資格概要

特定の業種には有資格者が必要であることが、危険物乙4が人気資格であるひとつの要因です。

なぜ「危険物乙4」が人気なのか?

「危険物乙4」が人気資格である理由として、

  • 危険物乙4の対象となる「火災や爆発の危険性のある石油系の液体」が、幅広い、多くの業種や事業所で取り扱われていること
  • (前述のとおり)必置資格であること

が挙げられます。

「危険物乙4」の「乙」は、甲種、乙種、丙種乙種を指し、取り扱える危険物の種類の範囲と権限に関する分類を指しています。
「4」は、第1類から第6類までの危険物のうち取り扱えるのが第4類であることを指しています。
これらの分類について少し説明しましょう。

消防法で定める危険物の分類(6種)

消防法で定める危険物の種類は、以下の6つに分類されます。

第1類 酸化性固体
第2類 可燃性固体
第3類 自然発火性物質及び禁水性物質
第4類 引火性液体
第5類 自己反応性物質
第6類 酸化性液体
※各類の詳細については危険物って何?を参照

甲、乙、丙種危険物取扱者

甲種、乙種、丙種は以下のような分類になります。

甲種危険物取扱者
第1~6類までの危険物のすべてについて取り扱いと立ち会いができる。

乙種危険物取扱者
第1~6類までの危険物のうち、資格を取得した類の危険物の取り扱いと立ち会いができる。

丙種危険物取扱者
第4類の危険物のうち、ガソリン、灯油、軽油、第3石油類、第4石油類の取り扱いができる。立ち会いはできない。

危険物乙4で扱える危険物

第4類の引火性液体というのは、ガソリン、軽油、灯油、エタノールなど、石油系の比較的身近な物質です。燃料や潤滑油、溶剤などの用途で非常に多くの事業所で使われます。

甲、乙にあって丙種にない「立ち会い」というのは、危険物取扱者の資格を持たない人でも、有資格者が立ち会っていれば取り扱うことができるということです。

危険物乙4、すなわち乙種第4類危険物取扱者が人気資格であるのは、第4類の危険物を扱う会社・事業所がたくさんあり、この有資格者が立ち会えば無資格者でも危険物の取扱いができるため、需要が高いからです。

国家試験だから難しい!?危険物乙4の難易度は?

国家試験だから難しい?危険物乙4の難易度は?

危険物乙4(乙種第4類危険物取扱者)は人気資格と言われていますが、難易度はどれくらいなのでしょうか。

一般財団法人消防試験研究センターによると、2018年8月の危険物乙4の合格率は39.0%。
他の類の合格率が63.3~69.0%なのに対して危険物乙4だけが特に低く、合格率だけ見ると難しい試験なのかなと思えてしまいます。

しかし、

  • 受験資格のない(※甲種のみ受験資格があります)間口の広い資格試験であること
  • 会社や工業系の高校で強制的に受験を求められ、勉強しないまま受験する人が多いこと
  • 乙種1、2、3、5、6類の受験者は危険物乙4の有資格者であることが多く、3科目のうち2科目を免除されること

以上3点が、他の類に比べて危険物乙4だけが合格率が低い理由です。
そのため、見た目の合格率よりは易しい試験であるといえるでしょう。

なお一般的に、危険物乙4(乙種第4類危険物取扱者)の合格者の平均勉強時間は50時間と言われています。
ですが、化学・物理系の知識を問う内容も多いので、文系出身者は理系出身者より多く勉強時間が必要になることを考慮した方がいいでしょう。

危険物乙4 難易度

どんな試験なの?科目や試験内容は?申込み手続きは?

危険物乙4(乙種第4類危険物取扱者)の試験内容と申込み手続きの概要は以下のとおりです。

試験科目と問題数、試験時間、合格基準

乙種の試験科目と問題数は、

① 危険物に関する法令…15問
② 物理学及び化学…10問
③ 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法…10問

の計35問。5択のマークシート方式です。
①②は全類共通で、「③危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」が、類によって異なります。

試験時間は2時間です。
合格基準は3科目のそれぞれの正解率が60%以上とされています。1科目でも60%を下回れば合格できないということです。

科目免除規定があり、すでに他の類の乙種の資格を持っていれば①②が免除となり、火薬類免状を持っていれば①の全部と②、③が一部免除になります。免除を申請する際はすでに持っている危険物取扱者の免状のコピーが必要となります。

第4類を除く乙種の試験は2種類までの複数受験が可能ですが、第4類だけは複数受験ができません。

試験日程と受験費用、申込み手続き

危険物取扱者の試験は、指定試験機関である一般財団法人消防試験研究センターが実施する試験で、試験の日程は各都道府県支部によって異なっています。
前期(4~9月)と後期(10~3月)ごとに消防試験研究センターのサイトで確認できます。各県とも年間数回受験できますが、東京都のみ乙4の試験日が多く設けられています。

受験料は甲種 6,500円、乙種 4,500円、丙種 3,600円です。申込書、受験料の支払い方法などは県ごとに定められていますので、消防試験研究センターのサイト上の県支部ごとの試験案内をご確認ください。

受験申込みは、申請書を取り寄せて郵送する方法と、インターネットから申込む方法があります。
受験料の納付もコンビニ決済などができます。申請書は消防署にも置いてあります。

危険物乙4 試験日等について

勉強のやり方のコツ(まとめ)

危険物乙4の学習方法について取り上げた記事をご紹介します。ぜひご覧になってください。

危険物乙4取得|勉強時間を最短にするために注意すべき心理効果とは?
危険物乙4の標準学習時間は1~3ヵ月間(50時間)。これを最短にするための心理学的勉強法をご案内しています。

製薬会社員が解説!危険物乙4に合格するためのコツをお教えします
甲種危険物取扱者が、危険物乙4の合格のコツと受験体験談を語ります。

危険物乙4って、どこの出題が難しいの?攻略ポイントを解説!
危険物乙4試験の3科目「法令」「物理・科学」「性質・火災・消防」について、攻略方法を解説しています。

第4類危険物の覚え方とは?|合格者がやさしく語る。乙4学習体験記
危険物乙4でまず学習すべき基本中の基本「引火性液体」の覚え方をご紹介しています。

危険物乙4の法令に強くなるためのポイント
「基礎的な物理学と化学」が苦手な方の学習法
「危険物の性質と火災予防・消火方法」のコツ
危険物乙4の合格者が、試験の各科目について学習のポイントを説明しています。

乙4で暗記すべき項目と暗記のコツ
危険物乙4の学習に欠かせない暗記。合格者が効率的な暗記のコツについて語ります。

ステップアップにも最適な乙4は取る価値のある資格

ステップアップにも最適な乙4は取る価値のある資格

危険物乙4(乙種第4類危険物取扱者)が関連する業種は、ガソリンスタンド、ビルメンテナンス・設備管理会社、タンクローリー運転手、製造工場、物流関連などの事業所と製薬会社や研究機関等々、多岐に渡ります。

特に製造工場には石油、化学、食品など様々な業種がありますし、物流関連の施設も大手企業であれば自前で持っています。危険物乙4の資格取得者を必要としているところは思いのほか多いのです。

危険物乙4の有資格者として6ヵ月以上の実務経験があれば、危険物保安監督者という道も拓けます。
技術職や研究職、管理職に対して甲種の有資格者であることを求めている会社も多く、甲種の受験資格を得る際にも危険物乙4は最適な資格です。

これらの分野に関係する仕事を目指す人、また、今その分野で働いている人は、今回ご紹介した内容を参考に効率よく学習し、危険物乙4を取得してキャリアアップを目指してみませんか?

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