2017年10月15日(日)に実施された平成29年 宅地建物取引士の試験を受験された皆さま、大変お疲れ様でした。
試験解答(試験講評)をお送りしますので、試験結果の振り返りとしてご活用くださいね。
平成29年宅地建物取引士 試験解答(試験講評)
全体
昨年と同様シンプルな問題が多く、全体の難易度は昨年より若干高くなり、全体の合格ラインは昨年同様か、若干下がるものと思われます。
各科目
民法等
・正答率の高い問題が少し増えましたが、民法全体の合格ラインは昨年と同程度といえそうです。
・合格ラインは8点程度。
法令上の制限
・農地法の配置が例年とは異なり、法令上の制限の最初の問15に出題されました。
・その他制限法令が、3年ぶりに出題されましたが、難問でした。国土法は肢の1つとして出題されました。
・問16 都市計画法で、組合せ問題が出題されました。
・合格ラインは5点。
宅建業法
・昨年度よりも難易度はやや上がったといえそうです。
・昨年度より個数問題が1つ増えて、組合せ問題がなくなりました。
・合格ラインは 15点。
その他関連知識
・問23~25は、昨年よりやや難しい印象です。問23(所得税法)は、難しかったかもしれませんが、他の2問のうち1問は確実に正解したいところです。
・問46~50 は、昨年と難易度は変わらず、点数をしっかりと獲得したい問題です。問47(公正競争規約等)は細かな論点も問われていますが、正解への絞り込みはできたのではないでしょうか。
・8問トータルでみると、昨年とほぼ同じで点数は取りやすかった印象です。
・合格ラインは6点。
いかがでしたでしょうか。これからもさらにステップアップしていけるよう、学びを続けてまいりましょう。
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