皆さんこんにちは!
連載「合格者が伝授!世界遺産検定3級勉強法」、前回は世界遺産検定3級の「世界の文化遺産」科目についてお話ししました。
最終回の今回は、残る出題範囲の「その他」に重点をあてて、ポイントや勉強法をお伝えします。
これまで、基礎知識・日本の世界遺産・世界の自然遺産・世界の文化遺産と世界遺産検定3級の科目を見てきましたが、最後にある「その他」とは?今までは‟世界遺産“についてだったけど違いは?どんな問題がでるの?と、疑問が多いこの科目。どんな問題が出るのかなどをお話しします。
そもそも「その他」科目って何?
これまで各科目の勉強法をお伝えしましたが、「その他」は出題比率も世界遺産検定3級の出題範囲の中では一番少ない5%です。
さて、その5%にはどんな問題があるのでしょうか?大まかに言うと時事問題になります。
ポイント① 受験年に開かれる世界遺産委員会について調べてみよう!
時事問題として、受験した年に開かれる世界遺産委員会についての問題が出ます。
2019年では、アゼルバイジャンの首都バクーにて開催されました。さて皆さん、アゼルバイジャンという国をご存知でしょうか?知らない方もいらっしゃると思いますが、アゼルバイジャンという国がどこにあるのかなど、世界遺産員会開催国の場所について問われる問題もあります。
ちなみにアゼルバイジャンは、北にロシア南にイランと国境を接する国です。東はカスピ海という世界最大の湖に面しています。
2020年には、第44回の世界遺産委員会が中国福建省の福州で開催予定です。
ポイント② その年の世界遺産委員会で日本から登録された世界遺産について知ろう!
日本では、2014年から毎年世界遺産に登録されています。2019年においては、「百舌鳥・古市古墳群(大阪府)」が登録されました。受験年の世界遺産委員会で登録された日本の世界遺産の構成資産や所在地などが、範囲となります。
もちろん毎年登録されるわけではありませんが、すでに2020年に審査予定の世界遺産が決まっているほど、近年日本では世界遺産登録に力が入っています。
ちなみに2020年審査予定のものは「奄美大島、徳之島、沖縄北部および西表島(鹿児島県、沖縄県)」です。
ポイント③ 世界遺産検定のメインビジュアルになっている世界遺産を知ろう!
世界遺産検定の開催回における公式SNS(twitter・Facebook)でメインビジュアルに設定されている世界遺産についての問題が出ます。
2020年2月23日(日)に実施される第39回世界遺産検定のメインビジュアルになっているのは、カンボジアにある「アンコール遺跡群」です。
毎回メインビジュアルは設定されているので、受験する回のメインビジュアルが決定した際には、まずそこを見てみましょう。
世界遺産検定の公式サイトには、研究員の方のブログもあるので、そこも参考にしてみると良いですね。
苦手な分野があっても、その他を得点源にしよう!
世界遺産検定3級を勉強していく中で、どうしても苦手な分野は出てくると思います。苦手な分野があると、検定本番になっても不安になってしまいますよね。少しでも不正解をなくして、合格したいところです。
そこで得点源になるのではないか?と思うところが、「その他」です。その他のポイントは「メインビジュアル」と「その年の世界遺産委員会」、つまり今回限りとなる問題がほとんどを占めます。
世界遺産については多くの事柄を覚えるのに対し、その他はその時のことを覚えておけばいいということ。出題比率も5%なので「この分野は全問正解するぞ!」という気持ちで臨みましょう。
もちろん人によって得意となる分野は異なるので、その他が苦手という方は、一番得意な分野を得点源にしましょう。
世界遺産 福建土楼群
以上のように、その他の分野では、時事問題に焦点を当てる勉強法がおすすめです。
さて、6回まで続いた「合格者が伝授!世界遺産検定3級勉強法」は今回が最終回です。世界遺産が大好きなあまり、概要やポイントをお伝えすることに気持ちが入ってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
世界遺産そのものを知ると、その世界遺産を知らないで行った時よりも何倍も楽しくなると実感しています。
「今度はこの世界遺産に行ってみようかな?」や、「世界遺産検定を受けてみようかな?」、など考えるきっかけになれば幸いです。ありがとうございました。
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