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世界遺産検定3級の勉強法⑤「世界の文化遺産」の重要ポイント

世界遺産検定3級の勉強法⑤「世界の文化遺産」の重要ポイント

皆さんこんにちは!
連載「合格者が伝授!世界遺産検定3級勉強法」、前回は世界遺産検定3級の「世界の自然遺産」科目についてお話ししました。

第5回は、出題範囲の1つである「世界の文化遺産」に焦点をあてて、ポイントや勉強法をお伝えします。

世界の文化遺産は、出題範囲である日本以外の世界遺産100件から出題されます。世界遺産検定3級公式テキストを確認してみると、複合遺産も含めて世界の文化遺産は83件あります。

今までと比べると件数も多く、不安に思う方もいらっしゃると思いますが、「世界の文化遺産」にも勉強すべきポイントがあるので、そこを押さえていれば、確実に合格に近づきます!ここまでくればもう少しなので、乗り越えましょう!

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「世界の文化遺産」にどんな遺産があるか把握しよう

前回・前々回でもお話ししたように、「世界の文化遺産」の中にまずどんな文化遺産があるか把握しましょう。

冒頭でお伝えしましたが、世界遺産検定3級の出題範囲の中で、世界の文化遺産は出題範囲100件のうち複合遺産を含めて83件です。これまでと比べ量も多く大変ですが、どんな遺産があるのか、どんな年代のものが登録されているのかなど、大まかに把握できれば不安の解消の糸口になると思います。

世界の文化遺産は、ユーラシア・ヨーロッパ・アフリカ・南北アメリカ、どの大陸にも幅広く存在しています。
これまで人間が歩んできた長い歴史の中での出来事を示すもの、宗教的なものなど様々です。

10個ある世界遺産の登録基準の中でも文化遺産に適用されるものは6個以上と半分以上を占めています。

文化遺産の登録基準を復習!

前回、文化遺産の登録基準について触れました。まずここから復習してみましょう。

(1) 人類の創造的資質を示す傑作。

(2) 建築や技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展において、ある期間または世界の文化圏内での重要な価値観の交流を示すもの。

(3) 現存する、あるいは消滅した文化的伝統または文明の存在に関する独特な証拠を伝えるもの。

(4) 人類の歴史上において代表的な段階を示す、建築様式、建築技術または科学技術の総合体、もしくは景観の顕著な見本。

(5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落や土地・会場利用の顕著な見本または、取り返しのつかない変化の影響により危機にさらされている、人類と環境との交流を示す顕著な見本。

(6) 顕著な普遍的価値をもつ出来事もしくは生きた伝統、または思想、進行、芸術的・文学的所産と、直接または実質的関連のあるもの。(この基準は、他の基準とあわせて用いられることが望ましい。)

参考:世界遺産の登録基準(日本ユネスコ協会連盟HP)

何度見てもこの登録基準は難しく聞こえますね。ここでもわかりやすく言い換えたものを、引き続き掲載します。

(1) 人が見て「すごい!!」と感動する遺産
(2) 文化交流を示す遺産
(3) 伝統や文化がそこにあったとする証拠になる遺産
(4) 建築や科学技術の発展を示す遺産
(5) 今ではめったに見られない伝統的な集落や、人間と環境が交流してきたことを示す遺産
(6) 出来事・伝統・思想・信仰といったものと関連がある遺産

この登録基準を踏まえて、学習のポイントを紹介します。

世界の文化遺産はどんな遺産に分けられる?

件数が多い世界の文化遺産は、これまでのように種類や登録基準で分けるという1パターンでは、学習を進めるのは大変になります。

そこで、私なりに理解がしやすいと考えた勉強法を紹介しましょう。まず、以下の4つの流れで勉強を進めていきます。

① 日本の遺産と関連付けられるものを見つける
② 種類で分ける
③ 年代で分ける
④ 大陸ごとで分ける

① 日本の遺産と関連付けられるものを見つける

出題範囲をみて、まず私が考えたことは日本の遺産と似たような遺産があるということです。

例えば日本の遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」と、スペインにある「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」が似ています。
1つの目的地(3つの霊場とサンティアゴ・デ・コンポステーラ)とその遺産を繋ぐ道(参詣道と巡礼路)があることが、似ている点です。

その他には、「広島平和記念碑(原爆ドーム)」とポーランドにある「アウシュヴィッツ・ビルケナウ:ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940-1945)」です。この2件共に、負の遺産として登録されています。

②③④ 種類/年代/大陸ごとに分ける

これについては、わかりやすくお伝えすると

宗教や都市、古代文明といった種類ごとに分ける

古代・中世・近現代と年代に分ける

大陸ごとに分ける

と、小さな範囲のものから大きく分けていくやり方です。

このやり方をしていくと、歴史の流れが浮かび上がってきて、関連性が見えやすくなります。世界遺産検定公式テキストに記載されている赤字や黒字の箇所も覚えやすくなり、グンと学習が楽に感じると思います。

世界の文化遺産を攻略!おすすめの勉強法

さて、ここまで様々な勉強法をお伝えしてきました。
世界の文化遺産はその中でも多く件数があり、順番に取り組んでいくことは難しいとお考えの方もいらっしゃると思います。

そこでおすすめの勉強法が、自分が興味のあるところから取り組むというものです。

私も興味があるところはすんなり覚えることができました。その次に興味があるところ、その次も、というように進めていけば、自分の苦手な遺産はどんな遺産なのか把握しやすくなります。

世界遺産 原爆ドーム

世界遺産 原爆ドーム

以上のように「世界の文化遺産」の科目では、件数が多いぶん、1パターンで取り組んでいくのではなく、いくつかのパターンを用意して勉強していくといいでしょう。

世界遺産そのものについての勉強はここまでになります。皆さんよく頑張りました!

最終回は世界遺産検定3級「その他」科目について勉強法をお話しします。

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