この連載では「出題傾向とその対策」・「最低限、見直したい分野」とお送りしてきましたが、今回は、「本番での心構え」のお話をしたいと思います。
1.焦らない
●落ち着いて「正解できそうな問題」から解く
3級に関しては、試験時間が足りなくなるという心配はほとんどありません。落ち着いて解答することが大切です。
とはいえ、本番はどうしても緊張してしまいますから、試験が始まったら、問題用紙をパラパラと眺めて、自分の得意分野等、絶対正解を出せそうな問題を見つけて、そこから解き始めると良いでしょう。
●出題の形式に新しいものがあっても戸惑わない
2015年7月5日の試験では、過去に出題された形式とは異なる形での4択問題が出題されていますが、そのような新形式が出てきても、問われている内容は変わりませんから、戸惑わないようにしてください。
2.ケアレスミスが命取り
よくあるミスとしては、マークシートの記載ミス、正誤を逆に解答してしまうことです。
●大きな問ごとにまとめてマークでミスを防ぐ
マークシートの記載ミスを防ぐ方法として、大きな問毎にまとめてマークすることをお薦めします。そして、最後は必ず見直しをしましょう。
●問題文に○×をメモしてミスを防ぐ
正誤を逆にしてしまうミスは、問題文に「適切なものを選べ」なら大きく○をうち、「適切でないものを選べ」なら、大きく×をうった上で、正しい内容の選択肢には○、誤った内容の選択肢には×をつけることを徹底することで極力防ぐことができます。
3.試験会場での過ごし方
●試験会場には、体温調節のしやすい服装で
ビジネス実務法務3級の試験は7月と12月。試験会場が適温ではなく、暑かったり、寒かったりすることも予想されます。
「暑いな」「寒いな」と気を取られていては集中できませんから、体温調節のしやすい(着脱しやすい)服装で行くことが大切です。
●試験会場到着時間を事前にチェック
また、当たり前ですが試験時間に遅れないように!
試験時間ギリギリとならないよう、少し余裕を持って到着できる行き方を事前にチェックしておきましょう。
4.最後に
資格の学校TACのビジネス実務法務講座 担当講師の田畑先生からいただいた直前対策を全3回お送りしてきましたが、最後に田畑先生からの応援メッセージをお送りします(*^_^*)
●田畑先生からの応援メッセージ
試験の前日は緊張してなかなか寝付けなかったり、眠りが浅かったりするかもしれません。しかし、それはどの受験生も同じことですし、人間、一日くらい寝なくても大丈夫ですから、自信をもって受験してきてください。皆さんが当日、ご自身の力を十分発揮できるようオンスクスタッフ一同、心より願っております。
※出典:資格の学校TAC
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