さて、今まで長々とお伝えしてきた私の体験談も最後のお話になりますが、本試験問題は、第1問から順番に解くということはしませんでした。
なぜなら、とにかく本試験に向けて配点の高い第3問、第5問を中心に取り組んできましたので、その順番で解く方が効率が良いと思ったからです(模擬問題からその練習をしていました)。
第3問⇒第5問⇒第1問⇒第2問⇒第4問という順番で解くようにしたのですが、この順番は日頃の勉強の多い順です。第2問、第4問の対策はほとんどできなかったので、とにかく配点の高い問題から焦らず解くようにし、残りの時間次第で第2問、第4問と考えました。
結果、本試験当日はこの狙いがピタリとあたり、全問題を時間内に解くことができました。
もちろん、これは全ての人にあてはまる鉄則ということではありませんが、私のように第3問・第5問に時間を割いて学習した人にとっては、オススメの解き方だと思います。
初めて挑む本試験はあっという間に時間が過ぎ、終わった後は手に汗びっしょりでした。
その後本試験の結果が郵送で届き、「97点」という自分でもビックリな点数を見て、一生懸命やって本当に良かった!と実感し、少しだけ自信がついたことを今でもたまに思い出します。
●終わりに
数回にわたり、文系である私の簿記3級試験の体験談をお話してきましたが、ここに書いてあることを実行するために、隙間時間など勉強にあてられる時間を可能な限り捻出していました。
試験まで50日という段階でゼロから始めたので要領が悪かったというのもあり、隙間の時間も大事に使いました。
当ブログをお読みの皆さんの中にも同じような悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
オンスクの簿記3級講座の講義は、1講義あたり15分程度ですので隙間時間に見ることができます。全体を通しても8時間程度ですので、1日1時間が確保できるようであれば、8日間で見終えることができます。
また私のように、講義を何度見てもなかなか分かるようにならない…!と感じている方は、分からないところで立ち止まらずに、簿記3級講座の問題を解いたり、テキストよりも問題集中心の学習にウェイトを置くことをオススメいたします。
当ブログで何度も登場しましたが、特に文系出身で数字アレルギーの方は、「処理手順を覚える」(覚えようと意識しなくとも繰り返し解いていくうちに身についてきます)というくらいの割り切り方で、立ち止まらず勉強を先に続けてみてください。
だんだん解けるように(分かるようにとは少し違うかも?)なってきますよ!
本ブログが何かのお役に立てれば幸いです。
皆さまの努力が実を結びますことを心よりお祈りしております!
オンスク
川野
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