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FPが解説!賃貸契約で損しないために知っておきたい、FPのお得知識3つ

FPが解説!賃貸契約で損しないために知っておきたい、FPのお得知識3つ

こんにちは。前回は、FP(ファイナンシャル・プランナー)の知識が、部屋を借りたり不動産(マイホーム)を買ったりするときに役立つ理由や、FP試験の概要についてお話ししました。

連載2回目の今回は、FP2級を保有する筆者が、家を借りる際に知っておいて損はないFPの知識について、実体験をもとに解説します。

「FPはお金の管理や運用のアドバイスをする人だから、不動産購入を考えている人が相談するものでしょ」と思っていた人は、きっと考えが変わるはず。
賃貸のどういった場面でFP知識が役立つのか、具体的に見ていきましょう。

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FPのお得知識① 収入に見合った家賃割合を算出できる

賃貸物件を選ぶ主な条件といえば、家賃や間取り、築年数、立地などでしょうか。しかし、優先する条件を間違えてしまうと、私のように失敗してしまうことも…。

前回もお話ししましたが、私は「立地」を優先して高めの家賃の賃貸物件に決めました。その結果が、金欠生活を送る始末です。

自ら失敗して理解した、賃貸物件を選ぶ際に考えなければならないことは、“収入と家賃とのバランス”です。
私のように、収入に見合っていない高めの賃貸物件を選んでしまうと、生活は便利になりますが金銭面では苦しくなります。

FPの資格勉強では、ライフプランニングや資金計画について学びますが、そこで収入に見合った理想的な家賃割合を知り、自分に置き換えてベストな家賃額を算出できるようになります。
FPの知識は、マイホームなどの不動産購入のためだけでなく、賃貸物件を選ぶ際にも役立つのです。

家計に負担のかからない家賃割合とは?

そもそも家計に負担のかからない家賃の割合についてご存知ですか?

一般的に言われている家賃割合は、収入の30%ほど。しかし実際の給料では税金を引かれるため、手取りの金額は額面よりも減ってしまいます。

そのため、理想的な家賃割合の答えは、手取り金額の25%ほどです。手取り金額が20万円の方は5万円ほど、30万円の方は7万5,000円ほどになります。ご自身の家賃は手取り金額のいくらくらいですか?

25%ほどであればひと安心ですが、30%を超えているようであれば少し背伸びをした物件なのかもしれません。
ただ、都市部に住んでいる方となると、家賃相場も高くなります。地方に住んでいる方でも、「住居や立地にこだわりたいから家賃は高めでも良い」と考えている方もいるはずです。

その場合は、家計全体のバランスを考えて自分なりの理想的な割合を算出するとよいでしょう。その際に、FP資格が役立ちます。ライフプランニングと資金計画の分野の知識を活用すれば、すぐに導き出せますよ。

FPのお得知識② 年末調整で税金関連知識を活用できる

次に解説するのは、会社員の方であれば必須の年末調整についてです。そもそも年末調整を何のために行っているのかご存知ですか?

年末調整とは、毎月の給与から引かれている概算の所得税と、正確に算出された所得税の差額を調整するために行います。

「毎年、会社から言われて何となく手続きしている」という方でも、生命保険料控除申請はご存知ではないでしょうか?
1年間に支払った保険料に応じて控除が受けられるというものですが、実は同じような控除で、地震保険料控除というものがあります。

実際、私もFPの勉強をする前は、会社の年末調整担当から言われるまま入力するだけで、どんな控除項目があるのかなんて知りませんでした。もちろん担当部署も、社員全員の手続きをしなければならないため、大半の方が利用するような一般的な控除項目を言うだけ。

というわけで私は、毎年の年末調整で地震保険料控除の欄に入力はせず、その分の調整額を損していたのです…!

FPの知識があると年末調整での取りこぼしを防げる

しかし、FPの資格勉強では税金について学べます。先ほど紹介したように、年末調整では地震保険料が控除対象になり、しかも賃貸物件を借りている人も利用可能なのです。

また「年末調整を忘れていた…」という方もいるかもしれませんね。年末調整はその年しか行えませんが、実は確定申告をすると遡って還付を受けることも可能です。

以上のようなこともFPの資格勉強で学べるため、年末調整での取りこぼしを防ぎ、所得税を軽減できるようになります。
このほかにも、住宅ローン控除など様々な税金関連の知識を得て、実際に使うことが可能です。こちらについては、次回詳しく解説しますね。

FPのお得知識③ 賃貸契約で損しない知識を得られる

賃貸契約では、仲介手数料や敷金、礼金など様々な費用がかかりますが、その意味や妥当な金額をご存知ですか?

私自身、賃貸契約を結んだ時は社会人になったばかりで、意味を理解しておらず不動産屋さんから言われるがままでした。

しかし、FP資格を取得してから考えると、仲介手数料が他の物件よりも高く、損していることがわかったのです。
また退去時にかかる費用に関しても、契約時「ハウスクリーニング費用は借りていた人がするもので、敷金から差し引かれる」と言われ何も疑いませんでした。

FP資格を取得してわかったのは、「敷金は借主に全額返還するもの」「ハウスクリーニングは、基本、貸主が負担するもの」ということです。
ただ、契約時に特約で“借主が退去費用を負担する”と明記されていれば、借りた人が行わなければなりません。私は契約時にはFPの資格を持っていなかったため、知らずにその特約に同意していたことになります。

賃貸などの不動産の契約では、知らず知らずに損をしていることが多々ありますが、FP資格の不動産分野を学べば、そういったことを未然に防げるのです。

このように、お金にまつわることだけと思っている人が多いFP資格は、実際では家の賃貸や不動産購入に大いに役立ち、自分を助けてくれます。
損をしたくない…!と言う方は、この機会にFP資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。

FP資格は不動産購入だけでなく賃貸契約にも役に立つ!

FPが解説!賃貸契約で損しないために知っておきたい、FPのお得知識3つ

いかがでしたか?「収入と家賃の関係をそこまで深く考えていなかった」という方や「賃貸でも地震保険料の控除が受けられるなんて…」と思った方もいたのではないでしょうか。

実は筆者も、FPの資格を取得するまでは、今回紹介したポイントに着目することはありませんでした。
FP資格の勉強で知識を得れば得るほど、知らずに損していることがたくさんあることに気づき、「もっと早くにFPを取得しておけばよかった」と思うばかり。

FP資格の勉強をすれば、物件選びの際に視野が広がり、契約時に注意したいポイントを自分でチェックできるようになりますよ。
興味のある人は、ぜひ資格取得を目指してみてください。筆者のように独学でも取得できるので、オンライン講座などを利用して効率よく学んでみてくださいね。

次回では、実際に不動産購入した筆者が感じた「マイホーム購入で役立つFPの知識」について解説します。家の購入をお考えの方も、まだ先の方も、読んでおいて損はない内容です。お楽しみに!

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