皆さん、こんにちは。学科試験対策は順調に進められていますでしょうか。
FPの実技試験は学科試験とは違い、実施団体によって出題形式が若干異なります。「試験直前予想!これだけは押さえる鉄板論点」第3回では、実技試験対策(前編)として、日本FP協会での鉄板論点を確認していきます。
日本FP協会の実技試験の合格点・鉄板論点について
日本FP協会の「資産設計提案業務」の試験は、合計20問出題され、1問5点、100点満点で、合格点が60点(12問以上正解)となっています。
日本FP協会における実技試験の鉄板論点
①FPと関連業法
業法違反になるかならないかを要チェック
②キャッシュフロー表の作成
貯蓄残高の計算、○年度の基本生活費(または教育費)の計算
③経済用語
いつ、どの機関が発表しているかを把握する
④会社四季報の読取
基本的な形式の読取り(単元株数、配当の読取)
⑤最大の建築面積
建ペい率を使用した計算をできるようにする
⑥最大の延べ面積
容積率を使用した計算をできるようにする
⑦所得金額の算定
退職所得の計算、給与所得の計算、総所得金額の計算ができるようにする
⑧保険証券の読み取り
特に、『定期付終身保険』、『医療保険』の証券の読取(死亡・病気入院)りを確実にする
⑨普通傷害保険
どのような時に保険金が支払われるかを把握しておく
⑩医療費控除の対象および算定
医療費控除の対象となるものとならないものを明確にしておく
⑪民法の法定相続分
相続人が誰になるかの判定とそれぞれの場合の相続分を算定できるようにしておく
⑫バランスシート(純資産額の算定)
資産、負債を時価で記入し、『資産―負債=純資産』の計算により純資産額を計算できるようにしておく
⑬係数の問題
6つの係数のうち、3つの係数が与えられ、その中から、1つ使用し、必要な金額を算定していく問題が出題される。どのような時に、どの係数を使用するかを把握しておく
⑭高額療養費の計算
高額療養費の計算をマスターする。問題において「自己負担額」を聞いているのか、「高額療養費」として還付される額を聞いているのかを間違えないようにする
上記項目は、ほぼ毎回出題されるテーマです。この項目を繰り返し練習しておけばズバリ合格は間違いありません!また、学科試験と重複したテーマの出題も多いため、効率的学習をすることが重要です。
『7+7』で14問が鉄板論点。20問中、14問確実にゲットし、合格をめざしましょう!
今回は以上となります。次回、「試験直前予想!これだけは押さえる鉄板論点」最終回は「実技試験対策(後編)」として金財の出題論点をお届けします。5月25日更新になりますので、お楽しみに。
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