皆さん、こんにちは。「試験直前予想!これだけは押さえる鉄板論点」第4回では、実技試験対策(後編)として、金融財政事情研究会(金財)の鉄板論点をお届けします。
金融財政事情研究会の実技試験の合格点・鉄板論点について
金融財政事情研究会(金財)の「個人資産相談業務」の試験は、5設問・15問出題され、50点満点で、30点以上で合格となっています。
基本的に、1分野1事例が問題となっており、3設問が3択一で出題されます。
金財における実技試験の鉄板論点
①ライフプランニング
公的医療制度(手当金、高額療養費の計算)
公的年金制度(被保険者、任意継続費保険者の要件)
雇用保険、労災保険(受給者の要件)
②金融資産運用
株式投資のしくみ(注文方法、投資指標(市場・個別)、NISA)
投資信託のしくみ(配当の方法)
債券投資のしくみ(種類、リスク、利回り)
外貨建て商品の特徴(MMF、外貨預金、為替レート)
③タックスプランニング
各種所得の金額算定(給与所得、退職所得)
所得控除(医療費控除、扶養控除)
住宅ローン控除(期間、控除率、控除対象の要件)
総所得金額の算定
④不動産
登記証明書の読取り
不動産に関する税金(固定資産税、不動産取得税、譲渡所得)
最大の建築面積(建ぺい率を使用)、最大の延べ面積(容積率を使用)
借地借家法の規定
⑤相続事業承継
遺言書(自筆・公正証書、秘密遺言)の規定
相続税の総額の算定(基礎控除額の算定も含む)
贈与税額の計算
小規模宅地の評価減の特例(減額される金額)
FP協会でも金財の試験でも、出題される論点はほぼ共通です。出題の形式が若干異なるだけですので、どちらの団体で受験しても損得はありません。
出題される頻度が少ない項目は、切り捨てて、出題される項目を確実にしておくことが合格への近道です。
全4回に渡りお届けしてきました「試験直前予想!これだけは押さえる鉄板論点」はいかがでしたでしょうか。参考になったという方は、今回予想した鉄板論点を中心にFP3級の本試験まで学習を継続してみてください。
皆様の努力が実を結びますことを心よりお祈り申し上げております。
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