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【勉強スケジュール付】行政書士科目別勉強法② 3つの期間別にやるべきこととは?

【勉強スケジュール付】行政書士科目別勉強法② 3つの期間別にやるべきこととは?

行政書士試験を独学で受けることを検討している方の中には、どのような勉強法で学習していけばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この連載「勉強スケジュール付!行政書士科目別勉強法」では、筆者が1年間の独学で試験に合格した経験を活かし、学習プランから各科目における勉強法のポイントについてお伝えしていきます。

連載第2回の今回は、前回お伝えした学習プランをもとに、勉強期間をSTEP①(12月~3月)、STEP②(4月~7月)、STEP③(8月~11月)に分けて、各期間の勉強法について図解を交えながら解説します。

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STEP① まずは法律用語に慣れよう

筆者提供:行政書士 科目別勉強スケジュール
筆者提供:行政書士 科目別勉強スケジュール

前回で解説した上記図解の学習プランでは、12月~3月STEP① テキストを読み込む期間としていました。「テキストの読み込みにこんなに時間をかけていいの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし法律初学者にとって独学の最初の難関は、「法律用語の散りばめられた文章を読む」こと。このくらいしっかりと時間を使って用語と内容を理解することが、次の段階で活きてくるのです。
なんせ筆者も、初めてテキストを開いたときは日本語を読んでいるのかわからなくなってしまうレベルでした。

テキストにも用語の解説は載っていますが、すぐに忘れてしまいますし、何回も同じ用語解説はしてくれません。

そこで筆者がおすすめする勉強法が、「単語カードの活用」です。
100円ショップなどに売っている単語カードを用意して、表に単語、裏にその意味を書きます(テキストの何ページに単語が記載されていたのかを、一緒に書いてもいいかもしれません)。

例えば筆者の場合、許可(法律で禁止されていることを行政が許し、できるようにすること)や、債権(ある者が他の者に対して一定の行為を請求できる権利)といった単語を、合計で200個程度書いて作っていました。

自分で考えて単語帳を作ると、テキストをただ読み込むだけというよりも記憶の定着につながります。

また各科目で単語カードを分けておき、日常生活のスキマ時間に見返すようにすると、法律の文章の読み込み速度が格段に速くなるでしょう。

この作業は、単語アプリを活用してもいいかもしれませんね。いつも持っているスマホでインプットができるのでより手軽でしょう。

またこの時期にすべての内容をノートにまとめる方がいますが、正直とっても効率が悪いのでやめたほうがいいと思います。
法律初学者にとって、テキストに書いてあることはほぼ初めて知ることなので、最初からいちいちノートにまとめていたらきりがないからです。

ノートにまとめるのは、後述するSTEP③(7月~11月)の時期がおすすめです。

STEP② 全体像をつかんだら知識を深めるゴールデンタイム

テキスト1周を4ヵ月使ってじっくり読み込み全体像をつかめたら、STEP②4~6月は、問題集を開始しましょう。

問題集をはじめると、「テキストでみたところが全く覚えられてない!?」とがっかりしてしまうかもしれません。

でも、大丈夫です!

行政書士試験の科目は非常に範囲が広いので、独学では記憶の定着にとても時間がかかります。
問題集を進めていくと、関連した項目を一緒に見たり、似ている項目を比較して何が違うのか調べたりするようになるでしょう。

しかしこの行動をしているときが、「一番記憶が定着する期間」なんです。

この記憶の定着を感じる前に挫折してしまうととてももったいないので、いかにこの期間に飽きずに勉強を続けられるかがカギになります。

筆者は、問題集に飽きると単語カードを見ながら散歩したり、つまずいた科目があると代わりに得意な科目を始めたりして、気持ちを切り替えていました。

行政書士試験の長い勉強期間は、様々な工夫で飽きずに続けることが大切です。
他にもオンライン講座を利用したり、同じ勉強をしている人と問題を出し合いっこしたりと、自分に合う継続法やリフレッシュ法を見つけてみてくださいね。

STEP③ ノートを作るのは7月以降でOK!

7月以降は模試や過去問題集、記述式対策などもはじまり、ある程度わかる問題もようやく出てくるようになるでしょう。

この時期は、テキストばかり見返していると、わかる場所にも目を通すことになるのでかえって効率が悪くなります。

おすすめは、自分がわからないことだけをまとめた「自分専用ノート」を作ることです。
スキマ時間にノートを見返すと、短時間で効果的に勉強できます。

ノートの作り方は、以下の図解を参照してください。

筆者提供:行政書士 まとめノートの作り方 筆者提供:行政書士 まとめノートの作り方

ポイントは「簡単にまとめること」です。
カラフルにしたり、細かく書いたりする必要はありません。
図解のように各科目に分けるだけで、科目内の順番は気にせず、とにかく解説の中でわからなかった部分だけを抜粋して箇条書きで書きましょう。
なお一度書いた内容であれば、再度間違えても記載する必要はありません。

筆者の場合、最終的に全科目合わせてA4のキャンパスノート3冊に満たない程度に収まりました。
商法や基礎法学など範囲が広くない科目もあるので、1科目1冊とはせずに、同じノートでも科目が切り替わったことがわかるようにすれば、続けて使用して問題ないでしょう。

ノートを見返していく中で「もうこれは見なくても大丈夫!」となった項目があれば、それ以降は見なくてもいいよう、チェックを入れるとよいです。

筆者はこのノートを行政書士試験の当日に持参して、試験直前まで読んでいました。
自分で書き込んだからこそ(こんなに頑張ったんだな…)と実感することもでき、当日のモチベーションアップにもつながるため、おすすめです。

手書きノートが苦手な方は、ノートアプリにまとめてもよいかもしれませんね。

今回のまとめ

行政書士試験は、理解度の進捗状況によって勉強法を変えると効率的に知識を深められ、挫折することなく受験期間を走り続けられるでしょう。

試験日程を決めたら、今回のスケジュールを参考にご自身のスケジュールを組み立ててみてくださいね。

筆者提供:行政書士 科目別勉強スケジュール

STEP① 12月~3月
 テキストを読み込む。法律用語の理解に「単語カード」を活用する。
STEP② 4月~7月
 問題集を開始。様々な工夫で勉強を継続する。
STEP③ 8月~11月
 自分がわからないことだけをまとめた「まとめノート」を作る。

連載第3回からは、行政書士試験の科目ごとの勉強法についてご案内します。
次回は、試験範囲の中で最も配点の高い科目「行政法」の勉強法を、図解を入れながら細かく解説する予定です。

独学での資格取得を目指している方に、勉強前に読んでいただきたい内容が盛りだくさんです。ぜひ次回もご覧ください。

行政書士講座

参考URL:
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/gyoukan/kanri/tetsuzukihou/gaiyou.html

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