2019/10/18posted

初心者が中国語の検定「HSK」3級に合格！必要な勉強時間は？

バックナンバー：中国語能力検定「HSK」3級の魅力とは？
藤田かおり
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こんにちは！
連載「中国語能力検定『HSK』3級の魅力とは？」、前回は、中級レベルといわれるHSK3級でも資格があれば就職/転職でアピールできるよ！というお話をしました。

そして、HSK3級合格に向けてやる気になった方へ。実際のところ、HSK初心者が3級に合格するにはどれくらい勉強したらいいのか、気になりますよね。

今回は、HSK3級合格までの勉強時間と、その事前準備についてお話ししたいと思います！

初心者がHSK3級に合格するための勉強時間は？

HSK公式サイトによると、3級の学習目安は、大学の第二外国語における第二年度前期履修程度とされています。一般的な時間数にすると135時間くらいです。

実際には第二外国語として授業以外にも勉強の時間を取っているはずなので、もう少し時間数が多くなると思われます。

単純に135時間を平日2時間、週末に4時間ずつ勉強するとしたら、約1ヵ月です。
それに少しプラスして約2ヵ月でしょうか。中国語学習者のブログなどを見ても、4週間～約2、3ヵ月という声が多いようです。

残念ながら勉強は続けていなければあっという間に忘れていってしまいます。
そのため、勉強したりしなかったり…というのを繰り返すと、前回勉強したことを思い出すことから始めることになるので、3級合格までもう少し時間がかかってしまうかもしれません。

できる限り、1日15分でも30分でも勉強時間を確保して、「毎日」続けることが一番の近道だと思います。

HSK3級合格に向けての対策3つ

どんなことでも、事前準備をしているかどうかで大きく結果が異なってきます。
HSK試験初心者にとって、勉強をがんばることももちろん大切ですが、試験合格に向けてどういう対策を取るのかといったことも考えておくことが重要です。

大きく分けると、「試験の時間配分」「どこに注力するか」「当日万全な状態で臨めるようにする」の3つです。

試験はもちろん制限時間があります。時間配分を事前に決めておくと心の余裕ができ、慌てなくて済みます。詳しくは後述します。

2つ目の「どこに注力するか」。自分の得意な部分は絶対に高得点が取れるよう、集中して勉強することです。
人には得手不得手があると思います。その中で苦手なものを克服するより、得意な部分を最大限に活かした方が合格に近くなります。

ちなみに筆者の場合は読解が得意なので、追い込み勉強をするときは読解を中心に過去問を解くなどしました。

そして当日万全の準備！
時間に余裕を持っていく、忘れ物をしない、などもありますが、体調管理について。当日は脱ぎ着しやすい恰好をおすすめします。
会場によって暑い、寒い、などあると思います。夏場のエアコンがきつくて集中できなかった！という話も聞きますので、女性や寒がりの人はストールなどを持参するといいかもしれません。