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失敗から学べ!宅建独学合格体験談|宅建業法の重要性と3つの対策ポイント

失敗から学べ!宅建独学合格体験談|宅建業法の重要性と3つの対策ポイント

この連載「失敗から学べ!宅建独学合格体験談」では、仕事をしながら宅建受験に3年挑戦してようやく合格した筆者の失敗談とその対策についてお届けしています。

前回は、宅建とはどのような試験なのか?をはじめ、初心者の筆者がやってしまった試験勉強を通した失敗談、それを基にした意識すべきポイントについてお伝えしました。

今回からは、宅建の試験分野ごとに失敗談と対策ポイントを解説。第2回の今回は、宅建試験で一番配点の多い分野「宅建業法」についてお話しします。

宅建業法は最初に勉強をおすすめしている分野ですので、これから勉強をしはじめようとしている方はぜひご覧ください。

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宅建業法とは?概要と受験対策

宅建業法とは「宅地建物取引業法」のことで、不動産知識のない一般消費者を保護するために、プロである宅建業者への遵守を定めた法律です。

不動産取引は、大きなお金のやり取りや複雑な契約や手続きを伴います。
宅建士は、取引をする一般消費者が思わぬ不利益を被ることのないよう、関連する法律・規制についてきちんと習得しなければなりません。

また宅建士としての規則や、宅建士のみが行える重要事項説明などの重要書面についてもこの分野で学習します。

続いて宅建業法の具体的な受験対策についてお話ししましょう。

宅建業法の問題数は50問中の20問、全体の約4割を占める大きな配点分野です。
ここで満点近くをとれれば、難解な問題が出やすい民法やその他の分野で点数が伸び悩んだとしても、十分合格に近づけます。

いわば「合格のカギは宅建業法が握っている」と言っても過言ではありません。

比較的暗記で対策しやすい分野ですが、知識の入れ方や暗記の要領に少しコツがいります。
根気よく勉強することで確実に得点できますので、ぜひ満点を狙って優先的に学びましょう!

筆者の失敗経験談から学べ!宅建業法の3つの対策方法

筆者の勉強初期の失敗談と、その経験から得た対策をお伝えします。

失敗から学んだ対策① 最初から問題集中心に勉強を進める

宅建業法を学ぶときはテキストとノートはほどほどにして、問題集中心に勉強を進めましょう。
まだ試験勉強の要領がわかっていない段階でテキスト読み込みやノート作成をすると、思いのほか時間をかけすぎてしまい、勉強効率が大幅に下がってしまう可能性があるからです。

筆者は当初、とにかく理解しようとテキストを読み込み、ノートにまとめることに徹していましたが、それが最大の失敗となってしまいました。

テキストを読む、ノートに書くという作業は非常に時間がかかり、宅建業法に使う予定だった時間を大幅にはみ出してしまったのです。

この影響は試験直前期にも影響し、勉強の仕上げに予定していた予想問題をやり込む時間を十分に確保できなくなりました。
さらに自己採点をしてみると、時間を使った割に宅建業法の得点ができていないという現実も相まって、合格に届かなかったのです。

この最大の失敗から学んだ対策は以下の通りです。
テキスト・ノートはほどほどに。最初から問題集を中心に勉強を勧める!

知識がなくても、全然わからなくても、まずは一問一答の問題集を解いてみます。
わからない問題は無理して解かず解説を読む、解説でも理解できなかったらテキストで詳しく学ぶ、というルーティンで進めていきます。

これを繰り返せば、
「どのような文章で問題が出るのか」
「知識のどの部分を問題にしてくるのか」
「どこをひっかけ問題にしてくるのか」

が、だんだんわかってきます。

宅建業法は覚えることは多いものの出題範囲は限定的ですし、出題傾向のバリエーションがそこまで多くありません。
テキストだけで知識を身に付けるよりも、試験の実践感覚に触れながら進める方が効率的に勉強できるのです。

ある程度自信がついたり、一問一答を数周したりしたら、過去問や予想問題へ移行しましょう。
得点できないところは問題集に戻って再度学び、インプットとアウトプットを繰り返して知識を定着させていくのが理想的です。

またノートを使うのは、どうしても覚えられないところのメモ程度に留めましょう。
書く、まとめるという作業は時間がかかります。できるだけ最小限の時間と手間で勉強するという習慣を身に付けるのも、攻略のコツの1つです。

失敗から学んだ対策② やみくもに暗記しない!身近なもので具体的に理解する

宅建業法の勉強は、金額や期間、割合などの数字が多く出てきますが、ここをやみくもに暗記で突破しようとするのはおすすめできません。
実際の試験ではひっかけ問題なども多く、きちんと理解を深めていないと足を取られてしまうことがあるからです。

筆者は、テキストの対比表を中心に暗記ばかりしてきたことが失敗となりました。理解したつもりになっていたのですが、問題集をやってみるとなかなか正答できないのです。

宅建業法の試験は、暗記した内容がそのまま出てくるわけではありません。出題範囲が限定的であるからか、理解の伴った知識であるかを試すひっかけ問題が非常に多く、周辺知識を絡めてくることもよくあります。

筆者はテキストの対比表を眺めて丸暗記するだけだったので、実践力が身に付いていなかったのです。これではひねった問題に対応しきれないと痛感しました。

この最大の失敗から学んだ対策は以下の通りです。
ただ暗記するのではなく、具体性や理屈を把握したうえで暗記する。
まずは登場する言葉が具体的に何にあたるのか、想像できるように調べる!

例えば宅建業法で出てくる「保証協会と供託所」の「保証協会」とは何のことでしょうか?

保証協会とは、全国宅地建物取引業協会連合会や全日本不動産協会などのことで、不動産会社の入口によく貼られているハトやウサギのステッカーが目印の協会です。
実際のマークを見ると、あ~あれか!と頭に入りやすいですよね。

他にも35条書面は重要事項説明書、37条書面は契約書にあたりますので、自分で家を契約してお住いの方は、契約したときの書面を見てみると「なるほど!」につながります。

また不動産関連会社にお勤めの方は、実際の取引の書面や宅建士証を見せてもらうと、暗記よりも具体的な知識となるはずです。

他にも、問題集を解く際に〇と×で答えるだけではなく、「なぜその解答なのか」「問題文のどこが誤りで正しくは何なのか」を一緒に詳しく解答する習慣を付けておくことも、知識の定着につながりますよ。

失敗から学んだ対策③ 似ているものはケース分けして違いを理解する

宅建業法の勉強を進めていくと、似ているように見えても、立場やケースにより内容が異なるものが多々出てきます。

例えば「宅建業者と宅建士」は基準や届出の規則が似ており混同されやすく、違う部分をつくひっかけ問題があります。
また取引する人が一般消費者か宅建業者か、売買なのか賃貸なのか、説明する場所がどこかによっても、交付書面や規制が変わります。

先にお話しした失敗談(問題集中心で勉強を進めなかったこと)が、ここでも失敗になってしまいました。
「正誤問題」であればすんなり解けるのですが、「組み合わせ問題」や「個数問題」で登場人物が増えたり、状況が変わったりする問題になると、途端に正答できないのです。

この原因は、テキストで覚えた知識を整理しておらず、違いを曖昧なままにしていたからです。

筆者はテキストでの勉強が長引き、計画がだいぶ後ろ倒れになっていたため、この課題に気づいたのは受験直前の過去問をやり込む時期でした。

もちろん致命的に遅いタイミングのためリカバーもできず、試験では宅建業法をかなり失点、合格できなかった手痛い経験です。

この最大の失敗から学んだ対策は以下の通りです。
たくさんの問題を解き、「このケースはこうなる」をしっかり区別し、整理して理解する!

とにかくたくさんの問題を解き、「このケースはこうなる」という例をどんどん覚えていきましょう。理解しづらい違いは、ノートにまとめてもいいでしょう。

また問題集で応用力をつけるなかで、弱点の早期発見・早期解決をすることも確実な得点のコツだと思います。
例えば一問一答問題集の「保証協会と供託所」の中で問題が10問あり、5問しか正答できなかったとしたら、勉強しなおす必要がある弱点だといえます。これはテキスト中心の勉強ばかりだと気づけません。

不得意科目の克服方法は「ズバリこれ!」というものはなく、問題集とテキストを根気強く往復するのが基本です。
ただ、結果が見られない場合は、違う出版社の問題集やテキストを試す、オンライン講座を試してみるのもおすすめです。

1冊のテキストや問題集でやるのと違い、さまざまな図や解説文、表現など、違う切り口でアプローチできます。どちらもコストはかかりますが、勉強がスムーズにいかない人はぜひ取り入れてみてください。

いろんな種類の問題を勉強しておくと、知識の定着や応用力、自信にもつながるのでおすすめです。

失敗から学んだ対策③ 似ているものはケース分けして違いを理解する

連載「失敗から学べ!宅建独学合格体験談」、今回は、独学で宅建試験と3年間向き合って合格した筆者の「宅建業法」における失敗談と、実際に合格したときの対策方法についてお話ししました。

宅建業法は満点を目指して力を入れるべき分野です。わからないことはそのままにせず、時間をかけて理解を深めましょう。根気よく弱点をつぶすことが、必ず良い試験の結果につながりますよ。

次回は「民法等」の勉強における失敗経験談と対策方法についてお伝えします。
お楽しみに。

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