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失敗から学べ!宅建独学合格体験談|直前期の過ごし方と2つの対策方法

失敗から学べ!宅建独学合格体験談|直前期の過ごし方と2つの対策方法

この連載「失敗から学べ!宅建独学合格体験談」では、仕事をしながら宅建受験に3年挑戦してようやく合格した筆者の失敗談とその対策についてお届けしています。

第2~5回は、宅建の科目別失敗談から学ぶ学習のコツを解説しました。
最終回となる今回は、試験直前期の失敗談と対策方法についてです。

知識も仕上げ段階に入り、何に取り組めばいいのか?注意するべきことは?など、試験本番の10月に向けてどのようにしたらいいかをお伝えします。
初めて宅建を受験する方は、ぜひご覧ください。

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筆者の失敗経験談から学べ!試験直前期の過ごし方と対策方法2つ

宅建試験本番は毎年10月の第3日曜日なので、受験直前期とは、だいたい8月中旬から10月中旬までの期間になります。

この時期は分野別の学習を一通り終え、全分野を総合的に復習していくと思いますが、宅建試験に合格できるかどうかは、この直前期の過ごし方が非常に重要になります。

そこをわかっていなかった筆者の失敗経験談と、実際に合格したときの2つの対策方法をお伝えします。

失敗から学んだ対策① 過去問や摸試で直前期ならではの対策をとる

前述したように、試験直前期の過ごし方はとても重要です。
特に、本番に実力をしっかり出し切るための対策が必要です。

そんな直前期における筆者の1つめの失敗は、直前期の受験戦略や知識の仕上げが全くできておらず、勉強のしかたを当初から変えなかったことです。

筆者は直前期に一問一答を中心に行っていたため、本番に近い形式の問題を解いて弱点の洗い出しをする行程を十分にできていませんでした。

勉強計画を誤ったと気づいたのは、摸試を受けた9月下旬。摸試の結果が想定していたよりだいぶ悪く、弱点が多すぎて復習を間に合わせられずに受験に惨敗したのでした。

この失敗を経て取った対策は以下のとおりです。
試験直前期に特化した対策(過去問を解く・模試を受ける)をして、失点箇所を把握して潰す!

試験直前期に特化した対策とは、過去問と解くこと摸試を受けることの2つです。

過去問を解くときのポイント

まずは過去問をどんどん解いていきましょう。
そのときに必ず行ってほしいのが、実際の試験時間と同じ時間でやることと、何点不正解だったかを把握することです。

やり始めは時間が足りないかもしれませんが、最初から時間内に解けなくても大丈夫です。
大切なのは「120分」という時間を常に体感し続けること。

また時間がかかりすぎるのは何に対してなのか、120分の試験時間に余裕を生むためにはどうしたらいいのかを考え、試行錯誤しましょう。

試験日までには10~20分残して全問を終えるようになるのが理想です。もちろんその残り時間は、見直しをするなどに取り組みましょう。

次に、不正解がどれくらいあったかを把握することも大切です。何点得点できたかも大切ですが、まずは各分野でどのくらい失点したかを知ることから始めましょう。

失点が多い分野=弱点を把握したら、一問一答の問題集に戻って学習しなおし、問題で理解が深まらない場合はテキストで詳しく学習します。

失点した範囲を全部この手順で復習するのはかなり時間がかかるので、最初は過去問1つにつき2日程度の時間を確保するのがおすすめです。
1日は過去問を解いて採点&各分野の失点を把握、次の日に復習をする、というルーティンを組むとよいでしょう。

模試を受けるときのポイント

模試は、合格を目指すならぜひ受験してほしいです。
おすすめする理由は以下の3つ。

  • 実際の試験の雰囲気や時間配分を体感できる
  • 摸試実施日を1つの目標地点にして学習計画を立てられる
  • 模試の結果をもとに弱点の洗い出しができる

模試は試験直前期の7~10月頃、各資格スクールで全国統一公開模試が順次開催され、会場受験と自宅受験を選択して受けられます。
理想的なスケジュールとしては、7~8月に1回、9月に1、2回程度受けるのがいいでしょう。

しかし回数を多く受ければよいわけではありません。目標地点が多くなりすぎると、洗い出した弱点を丁寧に復習できる余裕がなくなるからです。
少なくとも1回、多くとも3回くらいを目途にスケジュールに組み込んでみてください。

そしてこの摸試で結果が振るわなかったとしても、がっかりしないでください。
なぜなら、あくまで腕試しだからです。

弱点を見える化し、試験日に間に合うように克服するポイントを絞るためのものですから、むしろ悪くていいのです。

いつもと違う環境や緊張感で受けた結果が現在の実力ですから、受けたら必ず振り返りをして弱点を1つずつ強化しましょう。
知識面とあわせて、時間の使い方、問題の解き順などの受験戦略を立てるのもおすすめです。

これらを十分に行うためには、遅くとも8月には試験直前期には突入しておきたいところ。
無理なく勉強するためにも、余裕を持った学習計画で進行していきましょう。

失敗から学んだ対策② 自分を制して受験日を迎える

宅建受験生として過ごす数ヵ月間は、自分を上手にコントロールしていく必要があります。モチベーションを維持して勉強を継続することが大事なのです。

ここで筆者が一番苦手だった「自分コントロール」の失敗体験談と、対策方法をお話しします。

宅建の勉強を開始した3月、とてもやる気に満ちあふれていた筆者はかなりハイペースで各分野を勉強し、早い段階で1周を終えていました。

ところが5月のGWで完全に勢いが止まってやる気が出ず、7月頃までは勉強してもなかなか身に付きませんでした。

8月のお盆が過ぎた頃から焦りはじめ勉強生活に戻ったものの、勉強した内容は所々忘れており、復習にけっこうな時間を使うことになりました。

また過去問に着手するのが遅すぎたせいもあり、連日寝不足の詰め込み生活をし、ドタバタしながら疲れ切って試験日を迎えたのでした。

その結果、試験は散々。
さらには試験が終わってから体調を崩して、しばらく不調が続いたのでした。

このような典型的な失敗生活を経験したからこそ、筆者が皆さんに伝えたい試験直前期の心得が以下の通りです。
【無理は禁物!】
(1)勉強はがんばりすぎない!生活の一部にして継続することが大事
(2)睡眠時間はしっかり確保。試験日に向けて体調を整えよう
(3)たまにはチートデイも必要。ストレスコントロールをしよう

まず勉強をがんばりすぎないことです。
長い受験勉強の期間、がんばりを維持することは容易ではありません。またがんばりすぎて力尽き、勉強しない期間を作ってしまうとさらに合格が遠のいてしまうこともあります。

そうならないために、調子の良いときであってもやりすぎは禁物。勉強時間は1日2時間などと決めること。
反対に調子が悪い日でも、動画サイトやDVDなどを聞き流して勉強から離れないことが大事です。

また睡眠不足にならないようにし、適度な息抜きでストレスコントロールをして心身ともに疲れすぎないようにしましょう。

よくあるアドバイスですが、筆者は失敗を通してこれらが本当に大切だと感じました。
丁寧に自分と向き合いながら、ぜひこれらを実践してみてください。きっと良い結果につながる一助となるはずです。

最後に…試験勉強に疲れた人へ筆者からのひとこと

最後に独学で宅建合格を目指す方へ、3回目でようやく合格、決して楽をして宅建合格したとはいえない筆者から伝えたいことがあります。

それは「宅建士になろうと決意した初心を忘れないでほしい」ということです。

あなたが宅建士を目指した理由は何でしょうか?
「宅建士になりたい!」「今より年収を上げたい」など様々な理由があると思いますが、くじけそうなときはその熱い思いを思い出し、決して諦めないでください。

宅建士は不動産取引において、なくてはならない重要な人材です。それに1つの事業所に一定数必要なことから、資格手当を付与する企業も多く、年収アップも可能です。

また難易度の高い資格であるため、転職時には不動産業をはじめ異業種でも「継続して努力ができる人」として評価されやすく、キャリアアップにもつなげやすいでしょう。

宅建士を取得すると、仕事の選択肢は間違いなく広がります。

忙しいなか勉強するのも、難しい知識を覚えるのも、本当に大変なことですよね。
筆者も何度も投げ出したくなりました。しかしがんばった後には、上記のようなご褒美が待っています。

またもう1つ、筆者が宅建取得で得られたうれしかったことがあります。それは「やればできる!」という自分への自信です。
つらい日々をがんばりぬいた努力は、何かに尻込みしそうになっても「あのときがんばって宅建に合格できたじゃないか」と前向きな気持ちにさせてくれます。

これから宅建受験を考えている方は「自分には無理かも」などと思わずに、諦めずに挑戦してみてください。きっと将来の自分の飛躍と自信につながるはずです。

最後に…試験勉強に疲れた人へ筆者からのひとこと

連載「失敗から学べ!宅建独学合格体験談」、最終回の今回は、独学で宅建試験と3年間向き合って合格した筆者の試験直前期における失敗体験談と、実際に合格したときの対策方法をお話ししました。

長い期間勉強を続けるには、持久力が必要です。だからこそ自分を制しつつ、周りの声に惑わされず、一途にゴールを目指すことが大切です。
せっかく宅建合格を志すのですから、「必ず宅建合格する!」と声に出して自分に誓い、初志貫徹してください。

本連載が、皆様のお役に立てたとしたら幸いです。

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