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合格者が伝授!運行管理者(貨物)の科目別勉強法

合格者が伝授!運行管理者(貨物)の科目別勉強法

こんにちは!
皆さんの中に、運行管理者(貨物)の資格取得に悩んでいる人はいませんか?

運行管理者は、道路の安全を守りながら現場で働くドライバーさんたちを守るという、運送会社のみならず世の中にも影響する、重要なお仕事の1つです。
そのため運行管理者(貨物)は合格率が低く、資格取得に苦労するという側面もあります。

そこで、これから運行管理者(貨物)の資格取得にがんばる皆さんに向けて「合格者が伝授!運行管理者(貨物)の科目別勉強法」を、全6回に分けてお伝えしていきます。
第1回は、試験の概要資格取得に向けたおすすめの勉強法をご紹介します。

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運行管理者(貨物)試験の概要

試験日程や試験会場

運行管理者の試験は、毎年3月と8月に実施されます。

試験会場となるのは、ホテルの会場や大学、県民ホールなど。各自治体によって毎年定められており、試験日の概ね2週間前に届く受験通知書に試験会場が記載されています。

運行管理者(貨物)の試験科目

試験科目は全部で5科目あります。
出題数は全30問。1問1点、30点満点のうち、18点以上で合格となります。

しかしここからが問題です。
この5科目には、それぞれ最低正答数というものが設けられています。
⑤の「その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力」のみ最低2問以上の正答、ほか4科目は最低1問以上の正答が必要となります。
そのため、“得意な科目だけ勉強して合格する”ということはできないのです。

詳しくは下記表に記載しますが、科目によって出題数や最低正答数が違います。

出題科目 出題数 最低正答数
① 貨物自動車運送事業法 8問 1問
② 道路運送車両法 4問 1問
③ 道路交通法 5問 1問
④ 労働基準法 6問 1問
⑤ その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力 7問 2問

この表を見ると必然的に、⑤の「その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力」が重要とわかります。この項目の勉強については、連載6回目の記事で詳しく紹介していきますね。

試験問題の解答方法と試験時間

試験問題はすべてマークシートによる選択式で、制限時間は90分
30問で90分と一見、長く感じる試験時間ですが、合格者からすると“ちょうどよい時間だった”という感想です。

僕は時間配分を、解答30分、見直し60分と試験前から決めていました。
なぜなら、選択式という解答方法のため、問題を読み間違えるリスクを考え、問題を解く時間よりも見直しに時間をかけたかったからです。

実際に、すべての問題を解き終え1つ1つ解答を見直していくと、やはり読み間違いをしており、その数なんと5ヵ所もありました。
見直し時間を多めに確保しておいたからよかったものの、もし解答時間を多めに取っていたら…と思うとゾッとします。

このように、問題を読み間違えることを想定して、見直し時間を多めにとるなど事前に時間配分を決めておくことも大切だと思います。

運行管理者(貨物)の試験概要

運行管理者(貨物)におすすめの勉強法

① 知識習得→問題に取り組む反復学習

どんな勉強や試験でも当たり前かと思いますが、知識を学び問題を解くという反復学習は、まず必要かと思います。

僕が使ったテキストは、ページの見開き左側に学習内容、右側に問題が書いてあるものでしたので、テキストを1ページ読んだらそのページ右側にある問題を解くという感じで進めていました。

皆さんも、まずは自分にあったテキストと問題集を購入し、知識習得→問題の反復にまず取り組んでみてください。テキストは僕が使っていたような、1冊で学習・問題どちらもあるものが、かさばらなくておすすめです。

しかし、ただ読んで解くだけではなく、科目ごとにきちんと理解しておかないと正答率は上がりません。そこで必要になるのが、次の勉強法です。

② 知識をしっかりと落とし込む、理解を深める学習

正答率を上げるためには、知識を自分にしっかり落とし込むための理解学習が大切だと思っています。おすすめの方法としては、オンライン講座やアウトプット方式を活用すること。

オンライン講座は、文字だけを読んで理解するテキストと違い、動画でイラストや事例を見ながら音で聞いて学べるので、とてもわかりやすいです。スキマ時間でみられる短時間の動画もあるので、忙しい社会人が活用しない手はないでしょう。

「スキマ時間に勉強してもあまり意味ないのでは…」と思うかもしれませんが、1回あたりのスキマ時間は短くても、1日~1週間単位で時間を計ると1時間~2時間と、実はかなりの時間数になることも。(僕がそうでした)

なかなか勉強時間がとれない…という人は、こういうツールを使って時間を捻出してみてもいいのではないでしょうか。

もう1つの理解学習の方法が、“普段の雑談をアウトプットに利用する”ということ。

仲間と試験についての問題を出しあったり、お互いの苦手な科目や自分なりの勉強法を話しあったりする過程で、自分がどの程度科目を理解しているかがわかるため、そこを重点的にインプットすることで理解を深めるのです。

また、運行管理者(貨物)のことを知らない友人に試験の内容や科目の説明をするだけでも、十分アウトプットになるでしょう。

例えば、科目④(労働基準法)に関して覚えた内容を上手に説明できれば完璧、上手に説明できないのであれば勉強不足なのでさらに勉強、といった感じです。
時間がない社会人だからこそ、日常を勉強時間に変換するという工夫も必要かもしれません。

理解を深める学習が大切な3つの理由

先ほど“ただ読んで解くだけでは正答率は上がりません”と言いましたが、なぜそうなのか、僕が考えるこの理由は以下の3つです。

理由① 中途半端に覚えた知識はすぐに忘れるから

運行管理者(貨物)には、馴染みのない科目も多いですし、中途半端に入れた知識は新しい知識に上書きされていってしまうものです。
1つ1つ確実に理解して知識の定着率を上げることが、正答率を上げることに繋がると考えます。

そのためには、理解するまで次の科目に進まない、というのもおすすめの進め方です。僕は、問題をすぐに解答できるようになるまで、アウトプットやオンライン講座で徹底的に理解を深めていました。

理由② 応用ができないから

運行管理者(貨物)の試験問題は、過去の問題を引用して改変していることが多く、引っかけ問題が数多く出題されます。
そのため、引っかけ問題の罠にかかりやすい暗記法よりも、自分で問題解決できる理解を深める学習のほうが、正答率の向上につながると思うのです。

1つの問題に対し1つの解答しか覚えない暗記法だと、試験当日に難解な問題が出題されたときに応用ができず、答えを導きだせないかもしれません。
しかし、内容さえしっかり理解しておけば、応用問題にも冷静に対処できるはずです。

前述しましたが、各科目において最低正答数というものがあります。
もし、暗記をしていない問題が、科目②(道路運送車両法)の4問しか出題しないところに集中したら…?もうそれで、合格の望みは薄くなってしまいますよね。

そうならないためにも、科目の内容をきちんと理解することが一番正答率の向上につながるのです。

理由③ 読み間違いが増えるから

用語の意味や制度をきちんと理解し、違いを判断できなければ、問題の読み間違いの原因にもなります。

先ほど、運行管理者(貨物)の試験問題は引っかけ問題が多いと言いました。用語の意味をきちんと理解しておかないと、類似の用語などを読み間違いしてしまうことで、誤った解釈をしてしまうかもしれません。そうなると必然的に、解答も間違ってしまうことになるでしょう。

用語や制度の意味を深く理解することで、読み間違いを防ぎ、それがよく出る引っかけ問題を攻略することにもつながると思います。

また知識を深く理解すると、“資格取得後も知識を忘れないというメリット”もあるでしょう。

資格は、取ることが目的ではなく、取ってから業務に活かすためにあります。試験で培った知識を使って業務を行うにあたり、この“知識をしっかり落とし込む”ことが、安全に業務を進めるうえでとても大切になります。

ぜひこれを念頭に置いて、しっかりと理解学習に取り組んでみてください。

運行管理者(貨物)の科目別勉強法

いかがでしたか?
今回は試験の概要と資格取得に向けておすすめの勉強法についてご紹介しました。

運行管理者(貨物)は、働きながら勉強するという人が多いかと思います。社会人は勉強時間の捻出がなかなか難しいですが、スキマ時間を活用したり、職場の人と話す機会を活用したりなどして、時間を有効に使って学んでみてください。

この先わからないことがあっても、落ち着いて1つずつ解決していけば大丈夫です。
連載ということもありこれから先長いお付き合いとなりますが、一緒に頑張っていきましょう!

次回は試験科目の1つ、「貨物自動車運送事業法」の勉強法について詳しく解説していきますね。それではまた次の記事でお会いしましょう。

運行管理者(貨物)講座

参考URL:
https://www.unkan.or.jp/help.html

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