他のサービスIDでログイン

メールアドレスでログイン

無料体験

パスワードを忘れた方

会員登録時のメールアドレスを入力してください。
パスワード再設定するメールを送信します。

2018/3/16 updated

簿記3級の基礎知識を身に付けるには?|経理部レポート

簿記3級の基礎知識を身に付けるには?|経理部レポート

連載「経理部レポート|簿記3級のメリット」第3回の今回は、「簿記3級の基礎知識を身に付けるには?」です。

簿記3級を初めて学ぶ方が最初にぶつかる壁は「簿記用語のとっつきにくさ」だと言われています。

確かに簿記3級では、「仕訳」「借方」「貸方」といった超基本用語に始まり、「買掛金」「売掛金」「減価償却累計額」などが頻出します。
学生の方をはじめ、会社員の方でも、経理関係の業務に関わらない方は、ご存じないことが多いでしょう。

しかし簿記用語は、1つ1つが重要な簿記の基礎です。
最初は用語のイメージがつきにくいかもしれませんが、簿記3級の範囲であれば、覚えるのはそれほど大変ではありません。

今回は簿記3級の超重要ポイントである「売上原価」を中心にお話ししていきます。

広告

経理の知識にも欠かせない「売上原価」とは

会社の製造部門や商品管理部門の方が扱う費用区分の1つに「売上原価」があります。

私が資格スクールで簿記を学んでいたときの話ですが、当時の先生(税理士)がこんなことを言っていたのを覚えています。

実のところ「売上原価」という概念を理解するのは難しいです。僕は税理士の勉強を始めてようやく、売上原価とは何か理解しました。

それほどに複雑な「売上原価」ですが、簿記3級の範囲で言えばごくシンプルです。
簿記3級では、売上原価とは、当期に売り上げた商品の仕入金額のことを指します。

売上原価とは?

たとえば当期に5,000円分の商品を仕入れたとします。そのうち3,000円分が売れました。
この場合は、3,000円が売上原価で、2,000円が次期への繰越商品となります。

「繰越商品」とは、今期中は売れ残っていて次期に繰り越される商品のことを指します。

上記の図を見ると、「前期からの繰越商品」がまったくない状態なら「売上原価」=「当期仕入高」となることがわかるでしょう。
「前期からの繰越商品」がある場合はその金額分を、費用である「当期仕入」から、資産である「次期への繰越商品」に仕訳します。

簿記3級試験での「売上原価」の計算

前述の説明ですと、売上原価を求めるのは超簡単!ということになりますが、簿記3級の試験問題を実際に解く際には、条件が複雑になります。
前期からの繰越商品が〇円分あると仮定した上で、今期に〇円分、仕入れがあって、商品の払出単価の計算方法にも指定があって……と条件が加わります。

売上原価から「売上総利益」を求める問題が出題されることもあります。
売上原価とは、当期に売った商品の仕入金額のことだと説明しましたね。
「売上総利益」とは、当期に商品を売ることで稼いだ金額のことで、下記の式を使って求めることができます。

「売上総利益」=「売上高」-「売上原価」

たとえば、当期の売上高が2,000円で、売上原価が800円であれば、売上総利益は「2,000円-800円=1,200円」と計算できます。

売上総利益

ポイントを理解し、問題を解くことで基礎知識を身に付けよう

売上原価の計算のような、簿記3級の基礎知識をしっかりと身に付けるには、まずテキストをよく読んでポイントを理解し、問題を数多く解いてみることです。

例を挙げてみましょう。あなたが、商品売買取引の記帳法の1つ「三分法」を身に付けたいとします。

まずテキストをよく読んで、三分法について理解します。
三分法では、取引を「仕入」「売上」「繰越商品」という3つの勘定科目によって仕訳します。

売上原価を求めるための仕訳については、簿記3級では2パターン学習します。
勘定科目を「仕入」とする場合と、勘定科目を「売上原価」とする場合です。本試験では、どちらで解答するか指示がある場合がほとんどです。

以上のポイントが理解できたら、問題をなるべく数多く解いて、仕訳のパターンを体得します。
仕訳のパターンを覚えるには、英単語を覚えるのと同じで「なぜこれはこういう仕訳になっているんだろう」といちいち考えず、最初は丸暗記するしかないようです。

何回も繰り返し問題を解いているうちに、簿記の基礎が身に付いていくのがわかるでしょう。

今回は経理部員の立場から、「簿記3級の基礎知識を身に付けるには?」についてお話ししました。

「簿記3級に合格するには過去問を回さないとダメ」とよく言われている通りです。
用語を覚えるだけでは簿記には合格できません。何回も実際の問題を解いて、“体得”する必要があります。

今回例に挙げた「売上原価」も、最初は理解できなくても過去問に取り組んでいるうちにわかってきます。テキストを読むことに手をかけすぎず、早く問題集に取りかかるようにしましょう。

次回は簿記3級を勉強する人が「苦手」と感じやすいポイントと、その克服法についてご紹介します。

関連する記事が他にもあります

広告

お友達紹介特典URL発行

ログインが必要です

ページトップへ