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2019/4/1 updated

クレジット売掛金とは|知って納得!簿記の基礎①

クレジット売掛金とは|知って納得!簿記の基礎①

こんにちは。オンスク簿記3級講座担当の織田です。

経理のお仕事をされている方や、会計や経営を学ばれている方ではないと、“簿記”といってもピンとこないかもしれません。“簿記”って、何かの省略ですか?と聞かれることも。そんな時は“帳簿に記入する”の略ですかねぇ、と答えたりします。

帳簿!?という疑問はさておき、今回から、聞いたことはあるけど実態はあまり知られていない“簿記”の一面を、皆さんにご紹介していこうと思います。

第1回のテーマは何にしようか考えてみましたが、授業でお話しすると受講生の方々から今まで不思議だったのですが納得しましたと言っていただける、「いまさら聞けないクレジットのしくみ」にします。

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簿記3級では「商品売買」を行う会社の処理を学ぶ

商品売買

本題に入る前に少し簿記についてご説明します。

簿記は、商店や会社の、主にお金の動きなどを記録していくものです。
実際はいろんな業態があるのですが、日商簿記3級では「商品売買」を行う会社の処理を学習します。

「商品売買」とは、商品を買ってきて、それに利益(もうけ)を上乗せした金額で販売し利益を得る会社です。

また、学習上では、買ってくる先もどこかの会社(商店)で、販売先もどこかの会社(商店)という前提になっています。
ですから、イメージとしては卸売りに近いのかもしれません。

例えば、各メーカーから歯磨き関係の商品を買ってきて倉庫に置いておきます。そして、スーパーマーケットなどからの注文に応じ必要な商品を出荷していく会社があります。

A、B、Cのメーカーから商品を買って倉庫に入れておきます。すると、甲スーパーから「Aの歯ブラシ30本と、Bのデンタルクロス20箱」といった注文が入り、出荷していきます。
メーカーから買ってくることを仕入れ、スーパーマーケットなどに出荷することを売上げといいます。

仕入れたら代金を支払い、売り上げたら代金を受け取ることになります。
当然、初めての取引の時や、たまにしか注文がこない会社とは現金決済です。が、取引の回数や量が増えてきたら、毎回現金というのも大変ですね。

また、よくあるのが“返品”という話です。注文したものと違っていたら返品しますが、いったん現金の受け払いが済んでいますと、改めて返金が必要になってしまいます。

そこで、通常行われているのが掛け(かけ)という方法です。
商品は仕入れたけど代金の支払いは月末、とか、商品は売り上げたけど代金を受け取るのは来月、といった感じです。相手を信用して、代金決済を遅らせているのですね。

もう少し詳しくお話ししますと、商品を仕入れたけど、代金は後日支払う場合は、メーカーに対し支払わなければならない“義務”が発生しますので、簿記ではそれを買掛金(かいかけきん)として帳簿に記録しておきます。
簿記では、実際に現金が動いていなくも記録していくのです。

逆に、スーパーマーケットから注文を受け、商品を売り上げたけど、実際に代金を受け取るのは後日という場合は売掛金(うりかけきん)と記録します。

売掛金は、後日代金を受け取れる“権利”と考えます。買掛金はいずれ支払わなければならない代金、売掛金はいずれ受け取れる代金、となると、それぞれちゃんとまとめておきたいと思いませんか?

そんなとき、簿記では「補助簿」(必要な項目だけを書き出すノート)を作って、仕入先ごとや販売先ごとに管理したりします。

では、ここで問題です。この「補助簿」のうち売掛金を管理する帳簿の名前は何でしょう?売掛金管理帳!?売掛帳!?

実は、「得意先元帳」です。元帳は聞きなれない言葉ですので気にしないでください。ポイントは得意先というところです。

皆さんは、お得意様はどんなお客さんだと思いますか?よくお店に来て、たくさん買ってくれるお客さん、ですよね。

簿記ではちょっと違います。売掛金がある販売先のことなんです。売掛金があるということは、取引量も多いし、信用もしているということですね。

クレジット売掛金|いまさら聞けないクレジットのしくみ

クレジットのしくみ

最近、この売掛金に新しい仲間が登場しました。クレジット売掛金です!

やっと本題なのですが、皆さんはクレジットカードでお買い物をされた時、現金払いの時と同じ代金しか支払いませんよね。

物はその場で手に入りますが、代金は後日クレジットカード会社に引き落とされることになります。

10,000円の買い物をして、クレジットカードで10,000円支払って、後日引き落とされるのも10,000円。クレジットカード会社は、どこで儲けているのだろう?と思ったことはないですか?

簿記3級ではそんなときの処理も学習するので、お店の裏側が見えてしまうのです。

実は、上の例で考えると、皆さんが支払った10,000円のうち300円はクレジットカード会社の取り分で、残りの9,700円がお店に入るしくみなのです。

それなら、お店は現金払いの方が嬉しいのでは?と思いますよね。

確かに実際の入金自体は多くなるのですが、現金というのは、なかなか厄介な面もあります。
レジにあるからには、閉店時に数えて、あるはずの金額との誤差が発生したらあれこれ考えなければいけませんし、盗難などの心配もあります。

それなら、普通の売掛金ではどうでしょうか?
売掛金も多く採用されています。ですが、先ほどお話ししましたように、得意先ごとに管理し、「乙スーパーの売掛金が期日なのに入金されていない…」といったことにも対応する必要が出てくることになります。

そこで、少しの手数料で、クレジットカード会社から確実に入金されるならこれもいいよね!と考える訳です。

簿記はちょっと古いイメージがあるかもしれませんが、時代の流れに伴って新しいものが登場し浸透してきたら、ちゃんと受け入れていきます。

クレジットカードももう少ししたら、静脈認証も始まるとか。簿記もどんどん進化し続けています。

簿記を通して、会社の裏側をのぞいてみてください。では、また次回。

※文中のクレジットカード会社の手数料の金額(割合)については、わかりやすい金額にしてありますので、実際の手数料ではありません

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