FP3級本試験を受験された皆さん、本当にお疲れ様でした!
合格発表日までは、まずはゆっくり体と頭を休めていただければと思います。
今日は、少し気が早いかもしれませんが、合格後の道として、FP3級と合わせて取得すると効果的な資格を4つほどご紹介したいと思います。
ぜひ今後のキャリアアップの参考にしてみてください。
FP2級/AFP
まずは、やはり上位級であるFP2級/AFPへのチャレンジを。
FP3級に合格すると、FP2級の受験資格が得られます。 また、出題範囲も、FP2級とFP3級でその多くが重なっています。 せっかく身に付けた知識が薄れないうちに、FP2級の勉強をスタートしてみてはいかがでしょうか。
オンスクでは今のところFP2級は扱っていませんが、親会社である「資格の学校TAC(TACサイト)」では、FP2級/AFP、FP1級/CFPについても対策講座を実施しています。
※AFP、CFPは日本FP協会が実施する民間資格で、難易度としてはFP2級・1級にそれぞれ対応しています。
特に、AFPの取得を目指される場合には、FP2級の試験合格とは別に、「日本FP協会認定講座」の修了が要件となります。 TACで実施する試験対策講座は、この認定講座にあたりますので、AFPを目指すならTACでの講座受講がおすすめです。
宅建
宅建は、毎年受験者数が20万人に迫る人気の国家資格です。
不動産業界はもちろん、金融機関でも活かせますし、賃貸物件選びやマイホーム購入時にも、知っておいて損はない知識がたくさん学べます。
個人の資産運用を考える上で、当然ながら「不動産」に関する知識は欠かすことができません。
FP3級の出題範囲にももちろん「不動産」に関する学習が含まれますが、宅建の学習をすると、より深く不動産に関する法律や税金の知識を身に付けることができます。
宅建の試験は例年11月(年1回)に実施されます。そのため、これから勉強をスタートすると比較的ゆとりを持って取り組むことができ、時期的にもおすすめです。
◎宅建の試験概要へ
証券外務員
「金融機関」での活躍を目指す方に特におすすめしたいのが「証券外務員」です。
銀行や証券会社で金融商品の提案や営業を行うためには、FPと外務員はセットと考えても良いぐらいです。
FP3級でも、投資信託や債券、株式など、金融商品に関する基本的な内容が出題されましたね。このあたりの知識は、そのまま証券外務員試験でも活かすことができます。
証券外務員資格には一種と二種があり、扱える商品に違いがあります。一種は、二種で扱う商品に加えて、先物取引、オプション取引、信用取引なども扱うことができます(試験の出題範囲もその部分が追加されます)。
オンスクでは、証券外務員二種の試験対策講座を行っています。ちなみに証券外務員二種講座講師の竹谷先生は、CFP認定者。FPや証券外務員試験に関する参考書の執筆や監修も行っています。
簿記3級
簿記3級は言わずと知れた、会計系の入門資格。
年間約30万人の方が受験する人気資格です。
FPと簿記は、いずれも「お金」に関する資格という点では共通していますが、扱う分野は異なります。FPは「個人」の資産運用がメインになりますが、簿記が扱うのは「会社」の経営資源としてのお金です。
直接的な関係は薄いかもしれませんが、FP3級と合わせて簿記3級の知識も得ることで、広くお金の流れ全般を理解することができるというメリットがあります。
簿記に関しては金融業界に限らずどんな業界や職種でも活かせる万能の知識ですので、3級はもちろん、できれば2級まで取得をしておくことをおすすめします。
2級まで取得すると、一般的な株式会社のしくみが理解できるようになりますよ。
以上になります。これからの学習の参考になりますと幸いです。
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