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就職・転職に有利!専門性を深めるきっかけとなるFP3級

就職・転職に有利!専門性を深めるきっかけとなるFP3級

連載「取れば必ず役に立つ!FP3級」、第3回になりました。
今回はFP3級を取得すると就職や転職にどのように役に立つのか、実際の成功事例を紹介していきます。

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例1)工場勤務から保険会社の管理職へ!

福岡県 K・Sさん 34才
大卒後、製造業に就職。工場内勤務を約10年経験した後、FP3級を取得して大手保険会社に転職。現在は支部長として数十人の部下の指導にあたる。


昔から人と接することが好きで、接客や営業の仕事にあこがれていたKさん。両親の勧めで就職を決めた製造業も、安定した収入と将来性があり、特に不満はなく勤めていたのだそうです。

ところが、その両親を早くに亡くしてしまったことがきっかけで、自身のやりたいことを見つめなおすことに。
会話が好きで、人の一生に役に立てる仕事がしたい。その思いを行動に移す第一歩が、FP3級の受験だったそうです。

合格後に、かねてから就職を夢見ていた現在の保険会社に面接に行き、担当者と話した時です。
何故FP3級を取得したのか?という質問に、「お客様に対して、知識をつけることは礼儀であると思ったからです」と答えたそうです。面接官は、その答えで採用を決めたとのことでした。

FP3級を取得した理由と、転職に対する意欲と考え方をしっかり伝えたことで、面接に活かすことができた理想的な流れですね。

では、次に独立起業した方の例も見てみましょう。

例2)不動産業界でも大活躍!独立後の強力な自信の源に

東京都 H・Hさん 42才
高校卒業後、7回の転職を経験。38才で就職した不動産会社に勤務中、FP3級の受験に合格。現在は自宅で不動産事務所を開業し、経理・総務担当の妻と2人で経営中。


Hさんは飲食店、引越し業者、木材店などさまざまな職種を経験し、最後に就職したのが不動産の業界でした。とにかくこの不動産の世界でやっていきたいという思いが強く芽生えたそうです。

まずは宅建を取得したけれど、それだけで独立してやっていけるか不安を持っていらしたそうです。
自分自身にハクをつけたい、お客様と話す時の土台となる知識が欲しい。
そんな気持ちで目をつけたのがFP3級
で、宅建受験後にさっそく勉強を始めたそうです。

FP3級取得後の実務では、勉強で得た知識を最大限に活かすことで、経営に役立てていらっしゃるそうです。不動産の賃貸借や売買に関する相談にも、税金や年金などの幅広い視野からアドバイスができるようになったとのこと!

独立後に、FP3級テキストを見返すことも多く、受験した内容が色々な場面で不動産屋として活かせることに驚く日々なんだそうです。

奥様にもFP取得を勧め、最近ではHさんはFP2級、奥様はFP3級の勉強を一緒にされているようです。

不動産業で独立する土台としてFP3級を取得された例ですが、別の業種で独立する際の参考にもなりますね。

さてFP3級は、学生にも人気のある資格です。就職に活用できた例をご覧ください。

例3)新卒採用の決め手に!自己啓発としての取得も有効

神奈川県 R・Sさん 23才
大学3年生の時にFP3級と証券外務員二種を取得し、大手都市銀行からの内定を獲得。入社2年目。


銀行マンを目指して、大学時代から資格取得に励んでいたRさん。同様に金融機関に行きたがっている同級生より先に、外務員二種に合格できました。

その後、たまたま読んだ本でFP3級に興味を持ち、何かの役に立つかもしれないという気持ちで取得したそうです。

いよいよ就職活動となり、本命の大手都市銀行の面接になりました。

ゆくゆくはCFPとFP1級を目指しており、多角的なアドバイスをもとに金融商品のアプローチする方法を考えていることや、具体的な個別の商品毎の考察や改善案を伝え、自分なりのアピールを尽くしました。
そして、自発性や勉強熱心な部分を評価され、合格までこぎつけたそうです。

FP3級の受験時の知識をもって、面接時のアピールに利用することができた例ですね。きっと勤務先でも活躍されていることでしょう。

FP3級は専門性を深めるきっかけとなる国家資格!

いかがでしたでしょうか?
スキルアップを目的にFP3級を勉強した方が、取得をきっかけに、新たなステージに向けて就職・転職する例も多いと聞きます。

自分の道を選び、進むことは、いくつになっても難しいことだと思います。この資格は、さまざまな分野の勉強を通して、自分の専門性や提案力を深めるきっかけを作ることができる国家資格だと、筆者は感じています

次回で最終回です。連載第4回は、FP3級を独学で受験する際の、合格するためのコツを解説します。

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