本記事では、独学でインテリアコーディネーターの資格試験に挑む人におすすめしたいテキスト、「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」の口コミや評判をご紹介します。
インテリアコーディネーターの一次試験の合格率は2021年度で32.8%と決して高くはないことから、独学では難しい試験の1つといわれており、勉強用のテキストを迷う方も少なくありません。
そこで今回は、合格者に評判のテキスト「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」のおすすめポイントを、このテキストで一発合格した筆者が具体的に紹介します。ぜひ、購入時の参考にしてみてください。
目次
「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」は1冊で試験範囲を網羅!
TAC出版の「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」は、次の4つのおすすめポイントがあります。
- ① 勉強スケジュールが立てやすい
- ② 図解やイラストが多く初心者でも読みやすい
- ③ 知識量によっても使いやすい構成になっている
- ④ チャレンジ問題で実力を確認できる
ではポイントを1つずつ解説していきます。
おすすめポイント① 勉強スケジュールが立てやすい
「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」がおすすめできるポイント1つめは、勉強スケジュールが立てやすいところです。
初学者が資格を学ぶにあたっては、まず何から勉強していいかわからないと思います。
その点「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」の目次はインテリアコーディネーターの資格試験の範囲とまったく同じなので、章ごとに学習を進めていくだけで試験範囲を網羅できます。
目次は以下のようになっています。
- 第1章 インテリアコーディネーターとは
- 第2章 インテリアの歴史
- 第3章 インテリアの計画
- 第4章 インテリアエレメント
- 第5章 インテリアの構造・工法と仕上げ
- 第6章 環境と設備
- 第7章 インテリア関連の法規・規格・制度
- 第8章 インテリア関連の設計図書
順に学ぶだけなので、スケジューリングもしやすいでしょう。
ちなみにテキストを使用した筆者の知人は、
- 「第1章インテリアコーディネーターとは」は10ページと少ないから1日、
- 「第5章インテリアの構造・工法と仕上げ」は100ページ近くあるから、1日10ページ読み進めて10日間で終わらせる
…という感じで、章の分量を見てスケジュールを見立てたそうです。
筆者も章ごとのページ数の記載を確認した際に、「この章はボリュームがあるから、時間をかける必要がある」という目標が立てやすいと思いました。
個人的にはテキストを開いて最初のページに、インテリアコーディネーターの試験概要が載っているのも良かったです。
試験を初めて受ける人でも、わざわざ調べずに試験日程や概要がわかって助かりますね。
皆さんもこのテキストを使う際は、それぞれの章のボリュームにも注目して、効率よく学びを進めてください。
おすすめポイント② 図解やイラストが多く初心者でも読みやすい
2つ目のおすすめポイントは図解やイラストが多く初心者でも読みやすいところです。
「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」には、説明文だけではわかりづらい用語などに、イラスト・写真による紹介があるため、初学者でもイメージがつきやすく、理解も進みやすいと評判です。
ある口コミでは、
「ソファの置き方を解説するのに、テーブルやソファに座る人のイラストが使われており、家ではソファを使っていなかったので実物のイメージがしやすかったです」
とありました。
インテリアコーディネーターの試験勉強では、家具の配置や色の使い方など、テキストの文字だけでは理解が難しいことも多いのですが、このように初学者でも理解しやすい配慮がある点はうれしいですね。
筆者も用語の説明文だけでなく、イラストがあると覚えやすいと感じました。
特に「第5章インテリアの構造・工法と仕上げ」にある、琉球畳の市松敷きのモノクロの写真では、実際の写真を見ることで市松敷きのデザインがよくわかり、覚えやすかったです。
おすすめポイント③ 知識量によって使いやすい構成になっている
「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」は、知識量に応じて使いやすい構成になっている点もおすすめポイントです。
初心者で知識がない人でもわかりやすいことは大前提ですが、勉強が進んだおさらい時期にも読みやすい構成になっているのです。
初心者向けとしては、わかりやすい言葉で説明されており、難しい語句があった場合は側注で追記の説明があるのがポイント。
例えば読み方が難しい「床框(とこがまち)」という単語にはフリガナがふってあり、解説もあります。読めなかったり知らなかったりする単語を、改めて調べる必要がないので助かりますね。
また文章には段落が適宜あるため一文が読みやすく、重要な語句が赤字になっているので、覚えるべき箇所を視覚的に意識できるのも本書の良さです。
口コミでは
「時間がないときは側注を読み飛ばして内容をサラッと読むことができましたし、じっくり読めるときには側注も含めしっかり読んで理解を深められたのが良かったです」
というものがありました。
筆者も試験勉強をするにあたり、全体を通して覚える項目・語句が多いのが大変でした。そうした中で本テキストは、語句の解説が見やすく、内容がスッと頭に入ってくると思いました。
勉強し始めのころはサラッとテキストを読んで軽く頭に入れる、知識量が増えてきたら側注を含めてじっくり読む、などと学習の段階に合わせてテキストの読み込み具合が変えられるのが使いやすいポイントです。
読み返しやすいので、試験範囲の広いインテリアコーディネーターの試験勉強には使いやすい構成だと思います。
おすすめポイント④ チャレンジ問題で実力を確認できる
4つめのおすすめポイントは、チャレンジ問題で実力を確認できるところです。
「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」のテキストにあるチャレンジ問題や章末問題では、学習の定着度合いを確認できます。
またこのチャレンジ問題で、試験の形式に慣れることもできます。
口コミでは、
「テキストを読んでなんとなくわかった気になっていたけど、チャレンジ問題でまちがえたことで、覚えていない部分が明確になった」
というものがありました。
筆者は、テキストの「第7章インテリア関連の法規・規格・制度」の法律に関するページが特に助かりました。
章の終わりに20問のチャレンジ問題があって、一問一答で正誤を問う形式だったので、1つ1つの理解度を確認しやすかったです。
また解説もしっかり書かれているので、さらに理解が深まりました。
間違えたときは再確認できるようマーキングや付箋を付けておいて、日を改めて問題に取り組むことが簡単にできる点も良かったです。
また章末問題は、問題文に対して適切な語句を選択していく形式になっています。適切な語句がわかったときは、他の語句の意味や内容をテキストの中から確認していけるため使いやすいと感じました。
テキストの上手な使い方はある?
「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」で試験勉強を始めるときには、まずスケジュールを立てることが大切です。
筆者は章の目次を参考に、興味のある章からサラッと読んでみて、イラストや側注などを元に理解を深めていくことで、合格につながりました。
またチャレンジ問題、章末問題で理解度を確認して、よくわからなかった語句を巻末の索引で探せるのも良かったので、ぜひやってみてください。
語句のページ番号を調べて解説文を見直したあとに、もう一度問題を解くことで一次試験が突破できました。
しっかりスケジューリングして、自分に合った学習ペースで試験勉強を進めてみてくださいね。
しかしテキスト通りに勉強しても、独学ではなかなか知識が入っていかない…という人もいると思います。そんな人は、通信講座と併用して進めてみてはいかがでしょうか。
通信講座の中には、今回ご紹介した「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」がセットでついてくるものがあり、とても評判が良いようです。
テキストと合わせて講義動画を観れば、独学でも理解がスムーズに進むはずです。
とくに初学者や勉強時間のとれない社会人は、このような便利なツールを使うと勉強時間の時短にもなりおすすめです。
ぜひ効率よく学び、合格を目指してみてくださいね。
今回は「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」の口コミや評判、筆者の活用方法をお伝えしました。
インテリアコーディネーターの一次試験は、試験範囲の広さや覚えることの多さから合格率が30%ほどの難関です。特に初学者がスムーズに理解を進めるには、テキスト選びが重要です。
おすすめのテキスト「スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験」を活用して、独学での合格を目指してみてくださいね。
参考URL:
https://www.interior.or.jp/examination/ic/result/
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