本記事では、独学でFP2級に合格した筆者が実際に使っていた「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」のおすすめポイントや口コミ・評判をご紹介します。
FP3級からFP2級に進むと、自分だけではなく顧客の相談に応じられるレベルまで知識を身に付けられます。せっかく3級に合格したのであれば、ぜひ2級にも挑戦して、知識を有効活用し広めてもらいたいです。
今回紹介するテキストは、より高い壁であるFP2級を効率よく学べるテキストです。ぜひ参考にしてみてください。
目次
「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」のおすすめポイント
「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」の最大のおすすめポイントは、“試験に出る内容だけ”が載っており、効率的に合格を目指せるところです。
FP試験は6割の正解で合格できます。2級は3級よりも難易度が上がるため、効率よく学ぶために出題される論点を厳選し、試験で6割正解を狙えるように作られているのです。
論点を簡潔にまとめてあるので、忙しくて勉強時間が取れない方や短期間で合格を目指している方に特におすすめです。
またテキストには演習問題も載っているので、これ1冊でインプットとアウトプットができるのも特徴的。すぐにアウトプットすることで、自分の理解度も確認できます。
他にも「絶対読め！30秒レクチャー」には各要点がまとめてあり、基本を振り返りながら理解を深めることもできます。
さらにテキストを手に取るとわかると思いますが、他のテキストよりコンパクトに作られており、持ち運びしやすいのもおすすめポイント。持ち運びしやすいから外出先やスキマ時間で学習できるので、無駄なく使いこなせるでしょう。
「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」の口コミと評判
試験対策で使うとなれば、気になるのが実際にテキストを使った人の口コミや評判です。
- わかりやすく覚えやすい記述でFP2級の試験対策に特化したテキストです
- ポイントがしっかりまとめられていてわかりやすく、論点の中でも重要度が高いものがまとめられています
また一般的に2級のテキストは3級のテキストより価格も高いことが多いですが、「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」は比較的安価。「納得価格で助かります」と口コミがあるように、経済的に助かる点も喜ばれているようです。
高評価の反面、出題頻度が少ない論点はテキストに載っていないこともあり、「過去問を解くとテキストに載っていない問題がある」との口コミもありました。
これに関しては、試験対策に特化するため出題の可能性が高い論点に絞ってあるので、ある程度は仕方ないでしょう。
最低限の情報は網羅されているので、基礎をしっかり押さえ演習問題や過去問をたくさん解くことで、より合格に近づくと思います。
筆者が「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」を選んだ理由
筆者がテキストを選ぶ際に重要視したのは、「要点が簡潔にまとまっている」点です。
家事と育児をしながら会社勤めをしていた筆者は、なかなか勉強時間がとれず、FP3級受験のときも限られた時間内での学習でした。
3級に比べて2級は難易度が上がり、テキストのページ数が多いと知り、「限られた時間で2級に合格するには、3級のときよりもっと効率よく学ぶしかない！」と思ったからです。
実際に本屋でたくさんのテキストを手に取ったところ、試験に出る内容だけに絞ってある「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」が自分に合うと思い選びました。
一緒に演習問題も載っているので、インプット後にすぐアウトプットできる点も魅力でした。
実はFP3級のときは別のシリーズのテキストを使っていたのですが、情報量が多く、どこまでを重要視すればよいかわからなくなることがありました。
最終的には、特に大切な部分や試験によく出る論点のみを復習することになったので、はじめからそのような仕様になっている「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」は、筆者にとって理想のテキストだったのです。
このように「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」は、限られた時間で効率よく勉強したい、短期間で合格したい！という人におすすめといえます。
「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」お役立ちポイントと活用法
ここからは、筆者が実際に「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」を使ったうえでとても役立ったと感じたポイントと、その活用法をご紹介します。
まずは、「ななめ読み！学習のポイント」です。
ここには試験対策に必要な知識が簡潔にまとめてあるので、とても有効活用できます。筆者はテキストを1周したあと、2周目にこの部分のみを確認し活用していました。
- 重要ランクの問題→本試験でも出題される可能性が高いので先に重点的にやる
- 難易度の低い問題→サービス問題となるのであとから時間が余ったらやる
また、わかりにくい論点については、講義動画が用意されている点も役立ちました。
FPの学習範囲は多岐にわたります。特に独学で勉強している人にとって、ただテキストを読むだけでは理解しづらい点も多くあるでしょう。
そんなとき、わかりやすい動画があると理解スピードがグンと上がります。実際に「理解する時間が短縮できた」と、動画とテキストのリンク学習についても評判が良いようです。
試験目前でも勉強があまり進んでいない人には、袋とじになっている「秘伝の書」を先に読み始める方が時間短縮になると思います。
時間のない人でも効率的にテキストを使える裏技が紹介されており、強い味方となってくれるでしょう。
もちろん早くからコツコツと勉強をしてきた人も、秘伝の書を活用し合格を目指してもらいたいです。
またFP試験には学科と実技があり、学科の対策のみでは完全合格ができません。
その点「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」では、金財の個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務、日本FP協会の資産設計提案業務の実技対策もできます。
「実技に関してはこのテキストをやっていれば大抵の問題に対応していたので良かったです」という口コミもあり、高得点合格ができたと評判も良いようです。
「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」だからこそできる使い方
「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」だからこその使い方もあります。それは「テキストに書き込みをして自分だけのオリジナルテキストを作る」というものです。
「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」は他のテキストに比べページ数が少ないので、過去問を解いていくとテキストに載っていない問題がでてきます。
テキストに載っていないけれどここは重要かも、というところを都度書き込んでいき、重要で覚えたいところを自分でカバーするのです。
筆者もこの方法で、自分だけのテキストを作っていました。
ノートを作る方法も良いのですが時間をかなり費やすため、時間の無い筆者には無理でした。それにテキストとノート、2冊持たないといけなくなります。
テキストに書き込む方法は、同じFPの勉強をしている仲間の間でも評判が良かったので、今から勉強する人にもぜひおすすめしたいです。
他にも日本FP協会に過去の試験問題が掲載されていますので、勉強の終盤では過去問をどんどん解いてください。
わからない問題は見直し、出題頻度が高い問題は必ず得点へ結びつけるよう再確認をしましょう。
FP2級の解答形式は4肢択一ですが、勉強中は、択一の答えがわかったとしても他の肢の文章もしっかり読み込み、どこが不適切なのか（適切なのか）を1つ1つ確認しテキストにどんどん書き込んでいきましょう。この手間が、知識の定着に役立ちます。
6割以上を確実に正解できるよう、しっかりと準備しておきましょう。
最後に、「独学では勉強が進まないかも…」「一度つまずくと先に進めないのでは…」と不安に思う方は、通信講座を検討してみるのも1つの方法です。
オンラインで学べる通信講座の中には、今回紹介したテキストがセットになっているものもあります。
独学だと理解しにくい論点も、オンライン通信講座とセットで学習すればスッキリ解決でき、合格までの道のりが近くなるかもしれません。
今回は「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」テキストについて、口コミや評判から見えてくる魅力と活用方法、そしてなかなか勉強の時間が取れない筆者が、実際にこのテキストを使い合格を勝ち取ったコツをご紹介しました。
このテキストは試験対策に特化している点や、テキストと問題集が一体型なので経済的にも優しい点、コンパクトで場所を問わず学習できる点、学科と実技の両方に対応している点が魅力です。
短期間で合格を目指す方は、ぜひこのテキストで勉強してみてくださいね。
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