エントリーシート(ES)からあなたが飛び出す!
自分が主役!を忘れずに
エントリーシート(ES)を書く時には、「自分を主役」に書くことを考えてください。よく見受けられるのですが、エントリーシート(ES)の中の登場人物が多すぎて、主役が誰なのか分らないものがあります。
上記の題の通り【エントリーシート(ES)からあなたが飛び出す!】のではなく、周囲の人が飛び出して主役のあなたが隠れてしまいます。
自分の欠点はあえて書く必要なし
次に大切なのは、自分の欠点はあえて書く必要がないということです。
よく、就活本で「できない自分→できる自分」の構成で書くことがいいように書かれています。しかし、そのような構成にするとかえって「できない自分」の部分が目立ってしまい、それが印象として残り、「できる自分」が小さくなってしまいます。
採用担当者が知りたいのは、「できない自分→できる自分」のやじるし部分(プロセス)です。
ここが努力や創意工夫の証なのです。
では、どの様に書けばいいのでしょうか?
スタート地点をずらすだけで、印象がガラッと変わる
書く時には、マイナスからのスタートではなく、ゼロからのスタートにしましよう。
例えば、「英語がまったく出来なかったので、留学して英語の点を○○点に上げた」
これをマイナス部分を取り除き、ゼロからのスタートに表現を変えてみると…「更に英語の勉強を進めるために留学して英語の点を○○点に上げた」
になります。スタート地点をずらすだけで、印象がガラッと変わります。
次に続く一番大切で伝えなければならない「努力や創意工夫などのプロセス」が引き立つ効果もあります。
自分の欠点を顔の見えないところであえて言う必要がないのです。面接で聞かれた時にはじめて言えばいいのです。
自己PRとは、「最大限あなたのいいところ」を伝えることです。
これこそが、エントリーシート(ES)の紙面からあなたを飛び出させ、読み手があなたを想像し、会いたくなることにつながるのです。
次回は「エントリーシートの文章構成」の極意をお伝えします。また、お会いするのを楽しみにしていますね♪
関連する記事が他にもあります
バックナンバー
ライバルたちに差をつけよう!就活の極意(全16回)
- 面接編10 アイコンタクトの大切さ
- 面接編9 はじめと締めの大切さ
- 面接編8 思いがけない質問にどう応える?!
- 面接編7 失敗したらどうする?!
- 面接編6 おもてなしの心があなたを救う
- 面接編5 社会で一番大切なのはあいさつです
- 面接編4 面接では、ありのままのあなたに会いたいのです!
- 面接編3 面接とは、初対面の人に会ったときの対応と一緒です
- 面接編2 面接とは自分の良いところをお伝えする場所です!
- 面接編1 面接は自信と自身を持って臨むこと!
- 「伝わる」エントリーシート編5 エントリーシート提出前に確認すること
- 「伝わる」エントリーシート編4 エントリーシートに個性を出す
- 「伝わる」エントリーシート編3 エントリーシートの文章構成のコツ
- 「伝わる」エントリーシート編2 エントリーシートからあなたが飛び出す!
- 「伝わる」エントリーシート編1 エントリーシートは見た目です!
- ライバルたちに差をつけよう!就活の極意~プロローグ編~