「伝わる」エントリーシート編３　エントリーシートの文章構成のコツ

エントリーシートに手を抜かないことが面接選考へのステップアップだということを感じてきてもらえたかと思いますが、今回は「文章の構成」についてお話ししていきます。

エントリーシートの文章構成のコツ

エントリーシートの中で自分のいいところを言いたいけれど、「まとまらない」「すべて伝えたいけど書ききれない」とのお悩みが多いように思います。

これは、文章構成のコツを知ることで解決できるのです。

また解決だけではなく、読み手の心に焼き付けるエントリーシートを作っていきましょう！

まず、基本的な書き方をご紹介

【１つの出来事だけに絞って】

結果（私は○○です）

↓

理由（なぜならば△△だからです）

↓

証明（独自のエピソードを引用）

↓

結果（そこで得たことによる自分の成長）

このような流れで内容がロジカルに書かれていれば十分イケます。さあ、ロジカルとは、どんな書き方でしょうか？ 

「具体的なエピソード」でロジカルに

ロジカルに書くとは、論理的に書くという意味です。しかし、難しく考え過ぎると頭がこんがらがります。 難しい言葉を入れるのではなく、具体的なことを読み手に示すことが必要なのです！

その例として・・・

◆数字を入れる
英語の勉強をしました→英語の勉強を毎日３時間しました

◆出来事の瞬間を切り取って深く掘り下げる
場面を１つに絞って、どう感じたのか、どんな行動をしたのか、どう評価されたのか、何を得たのかなど

◆身近なことを題材にする
たわいもない出来事を入れてみる。

採用担当者が知りたいのは、あなたの生活そのものです。自慢を聞きたいわけでも素晴らしいあなたを聞きたいわけでもありません。
「ありのままの姿」をただ知りたいのです。それを思い出してください。

「今までどんなことしてきたか」
「どんなことをしたときに心から嬉しかったか」

時間をかけて思い出したら、必ずノートに書き留めましょう！
箇条書きにして、言いたいことをはじめに書き、「なぜなぜ？」を自分に問いかけて。なぜならば・・・とつなげていくと整理がつきます。
伝えるだけではなく、それを「証明」しなきゃダメよ、ダメダメ（ちょっと古いギャグ）

さて、次は「エントリーシートに個性を出す」方法をお伝えしていきますね。またお会いしましょう♪