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「伝わる」エントリーシート編4 エントリーシートに個性を出す

「伝わる」エントリーシート編4 エントリーシートに個性を出す

前回は基本的なエントリーシートの構成を書きました。今回は、独自性に富んだエントリーシートの書き方をご紹介いたします。

エントリーシートに個性を出す

発想の転換で、読み手の興味を惹く

前回の「基本的なものでは物足りない」「誰しもが書く構成なので面白味がないかなぁ~」と思う方は、「発想の転換」をした書き方もあるのです。

それがこちらです・・・

「私は『歯を大切にしなさい』との祖母の教えを幼少の頃から忠実に守ってきました」

とある学生の自己PR文の冒頭部分です。

何を言うのだろうこの学生は・・・と、読み手はきっと思います。ここの時点で他の学生のエントリーシートを読む時との感情が違うことは目に見えています。

別にふざけているのではなく、おばあさまが旅館を営んでいたことから、

『人と話をするときに必ず歯を見せることになるので、ここから与える他者への印象はとても大事である』

だから歯を大切にしてきたということなのです。

「こだわり」を表現すると、読み手の心が引き寄せられる

この学生は、ひと言も「コミュニケーション能力がある」「継続力がある」など書いてはいませんが、読み手が勝手にその方を想像(虚像)して作り上げてしまうのです。

それがもっとも心に残り、面談に呼んで、「大切にしている歯を見てみたい」「きっと笑顔でコミュニケーション能力がある人だ」「おばあさまの言われたことを素直に聞ける人だ」ということを実際に確認したくなります。

ということは、エントリーシートの次のステップに行けるということなのです。

人の心に入り込むことは、案外簡単なのです。自分でも忘れているような「こだわり」などを思い出して素直に表現することです!それを勝手に読み手が想像を膨らましていきます。(妄想させてください)
*ちなみに、この方は見事希望の企業に内定を頂けました。


次は、「伝わる」エントリーシート編ラスト「提出前に確認すること」について、お話ししていきます。またお会いできるのを楽しみにしてますね。

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