本ブログも、今回で最終回を迎えました。 今回はこれまでのまとめとして、宅建試験合格までのプロセスをお話したいと思います。
宅建試験合格までのプロセス
手順1:ざっくり計画
民法等と宅建業法は達成度にもよりますが、たっぷり(夏ぐらいまで)時間をとりましょう。合否はこの2科目で決まります。
第3回でもお話ししたように民法等と宅建業法は範囲が広いので、合格点を取るためにはなるべく早めにスタートを切ることが大切です。
スタートが遅くなると、知識を正確にする前に試験当日を迎えてしまうことになります。法令上の制限とその他関連知識は民法等と宅建業法の後で十分。
手順2:全科目で取り組む範囲を絞る
今年出そうな範囲(第4回参照)を徹底的に。
テキスト(単元ごと)→該当箇所の過去問→またテキストに戻る
の繰り返しがベター。本ブログの第4回で紹介していない単元は後回し、もしくはやらない、という選択肢もありです。
特に宅建業法はほとんど穴がなくまんべんなく問われるので、やればやるだけ点数が伸びる科目です。
手順3:過去問を達成度に合わせて繰り返しやる
1回目2回目はひととおり繰り返して欲しいですが、3回目は1・2回目で出来なかったもの、もしくは出来たものの選択肢で迷ったもの、だけを解けばOK。
また、9月以降は、どれかひとつの科目だけをやらず、まんべんなく目を通すことを心がけてください。(第6回参照)
手順4:公開模試で必要な知識の見直し
特に正答率が50%を超えている問題を間違えていたら優先的に復習をしましょう。
逆に正答率が低い問題はみんなが出来ていない=出来なくても合否に影響しない、ので気にしなくてよいです。
最後に
ここまで見ると、あちこちで楽が出来ることがお分かりいただけるのではないか、と思います。
試験は要領です。10月の第3日曜日の本番までに、試験に必要な知識を絞りつつ、その知識をどこまで正確に押さえることが出来るかがポイントです。
この正確性を求められるがゆえに、余裕を持って知識を吸収する時間が必要になる、つまりこの4月~5月にスタートすることが合格には最適(春から始めれば十分に学習期間が確保できる)、ということを最後に強調してこのブログを終わりたいと思います。
以上、全8回にわたり宅建試験に合格するための学習方法をお伝えして来ました。 今後宅建の学習を始められる皆さんの参考にしていただければ幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんの合格を心よりお祈りしています。
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