「簿記3級で模擬試験(答案練習)を解かなきゃならない9の理由」の1つ目のテーマ、『講義を理解しただけでは、試験に太刀打ちができない?!』について説明します。
講義動画・テキストだけの理解は「点」の状態
現在、オンスクの簿記3級講座の講義動画やご自身で購入したテキストなどを一生懸命に見て、勉強に励んでいらっしゃると思います。
簿記3級の講義・テキストの中で取り扱っている金額は、皆さんに分かりやすいように金額は小さな単位を使って解説し、さらにテーマごとに解説をしています。そのため、講義を受けた時には「理解できたぞ!」とご自身のなかで確信し、毎回講義を受けるたびに「今日も理解できた!」と思いながら最後まで見終えて、一通りの学習を進めていらっしゃるのではないでしょうか。
でもこの学習、実は簿記3級試験に向けての「点」でしかありません。
合格するには「点」を「線」に変える
試験に合格するためには「点」を「線」にしなければなりません。つまり、今まで勉強してきた知識を横に縦に繋げていかないと試験には太刀打ちできないのです。/p> なぜなら本番の試験は、今まで皆さんが学習してきた知識をギュッと凝縮したものになっていて、応用力が必要となる問題が出題されるからです。
応用力を身につけるためには、講義やテキストを学習した後、「点」を「線」にしていくプロセスが必要となります。
そこで、この「点」を「線」にする役割として、「オンスク簿記3級 模擬試験(答案練習)」をご紹介したいと思います。
試験で重要な「仕訳後の作業」を強化する
模擬試験(答案練習)には、学習してきた内容がぎっしり詰まっています。さらに本番試験と同じ形式で問題を作成しているので、本番想定での練習にもなります。
今まで「点」としてしか勉強してこなかったものを1本に繋げて「線」にする訓練は、この模擬試験を使えば十分養うことができます。なぜなら、簿記3級試験は仕訳をしてからの作業のほうがはるかに多いからです。テーマごとに学習する講義や問題集などでは、仕訳後の作業について、なかなか学習する機会がありません。
そのため、「オンスク簿記3級 模擬試験(答案練習)」などの教材を使って、「点」である知識をしっかり繋いで「線」にする機会を設けましょう。
解答方法がわかれば「点」が「線」になる
初めのうちは、今までの学習内容とのギャップにビックリするかもしれませんが、解答を確認しながら解いていけば、徐々に解答方法が分かってきます。
それが“点”が“線”に変わった瞬間です。この訓練は模擬試験ならではのものですから、講義ばかり、あるいはテキストばかりを見ているのではなく、ある程度の時期になったら、試験本番と同じ量の問題を解くことをおすすめします。
次回は、「模擬試験を受けると、試験の全容が見えてくる」についてお話していきます。
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