今回は「簿記3級で 模擬試験(答案練習)を解かなきゃならない9の理由」の5つ目テーマ『模擬試験は1回で終わりにしない(繰り返し解くことが大切)』について説明します。
同じ問題を繰り返し解くことが重要
皆さんは模擬試験を1回解いて、終わりにしていませんか? その後は、別の問題集でまた新たな問題を解いてしまったりしていませんか?
常に新しい問題にこだわっていませんか?
なぜなら、仕訳には一連の流れがあり、この流れを覚えるためには模擬試験がまさにいい練習になるからです。
重要なのは「答えを出すまでの過程」の理解
答えが分かっているから問題を解いても意味がないと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
確かに答えを覚えてしまうこともあるかもしれませんが、重要なのは「答えを出すまでの過程」なのです。どうして、その答えになるのかをしっかり理解できないと答えに辿り着けません。
従って、答えを覚えていたとしても、その答えに至るまでの過程を何回も繰り返すことで実力はアップします。
模擬試験を1回で終わらせるのは非常にもったいないことです。
繰り返し3回解くことを目標に、答えに行き着くまでの過程をしっかり理解しましょう。
試験本番でも、きっと同じ解き方ができる問題があるはずなので、自信を持って解答することができるようになります。
何度も解くことで電卓にも慣れる
模擬試験を繰り返し解いていくと、電卓の打ち方の練習にもなります。ご自身がお持ちの電卓に慣れるためにも模擬試験を繰り返し解いてみましょう。
ただし、絶対に答えだけを覚えるような学習だけはしないように注意してくださいね(笑)では、次回は「得点源は問1と問3と問5」についてお話したいと思います。
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