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新社会人が入っておきたい医療保険とは?FPが教える、知っておくべき保険の基本

新社会人が入っておきたい医療保険とは?FPが教える、知っておくべき保険の基本

連載「新社会人必見!FPに学ぶ保険の基本」、前々回では生命保険、前回では損害保険について学びましたが、この他にも保険の種類があります。
それは、医療保険や所得補償保険などです。実はこの分野の保険こそ、新社会人が入っておきたい保険。

今回はファイナンシャル・プランニング技能士(以下、FP)の資格を持つ筆者が、近年注目されている新しい分野の保険についてわかりやすく解説します。
初めて聞くような名前の保険でも、FPの知識があれば簡単に理解できるようになりますよ。

連載「新社会人必見!FPに学ぶ保険の基本」

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生命保険とも損害保険とも異なる保険とは?

さて、今まで保険の第一分野(生命保険等)と第二分野(損害保険等)について学んできました。今回は第三分野(その他の保険)について説明します。

この第三分野は、第一分野と第二分野のちょうど中間に存在するイメージでOK。
第一分野が生命保険会社、第二分野が損害保険会社から販売されているのに対し、第三分野の保険は生保・損保どちらの会社からも販売されているという特徴があります。

では、この分野の代表的な保険について紹介しましょう。
まず一般的なのが医療保険。病気やケガに備えて加入しておく保険です。女性特有の疾患に手厚い保険やガン保険などもあります。

次に所得補償保険。初めて名前を聞く方もいるのではないでしょうか?こちらは、病気やケガで働けなくなった場合の収入減に備えるための保険です。

他には介護保険などがあります。介護が必要になった場合、公的な介護保険の給付だけでは足りない場合が多いのが現状。そのような場合に備えて加入しておく保険になります。この保険は公的な介護保険への加入が始まる40歳頃から初めて検討するくらいでよいでしょう。

医療保険って入っておいた方がいいってホント?

医療保険に入るべきか悩んだことはありますか?よくテレビやネットのCMで流れているので、誰しもその名前は聞いたことがありますよね。

ここでは医療保険について簡単にご説明します。医療保険とは、医療費が高額になってしまった場合に備えて加入しておくタイプの保険。

例えば長期間入院した場合。治療費は健康保険が使うことができれば自己負担額は3割で済みますが、個室を希望した場合、個室代は自腹となります。入院が長引けばそれだけ個室代も高額になってしまうのですが、医療保険へ加入しておくと安心ですね。

医療保険

日本では健康保険制度が充実していますので、病院では医療費の3割負担で受診することができます。
さらに高額療養費制度といって、ひと月の自己負担額に上限額が決められているため、莫大な治療費が請求されるということはほとんどありません(このようなマメ知識ももちろんFP3級に出てきます)。

日本では医療費に関し公的補助の制度が十分整っていますが、それでも医療内容によっては貯金を崩さなければならない場合もあります。したがって、新社会人の方のように貯金額が不十分なうちは、医療保険へ加入しておくことが望ましいです。

所得補償保険ってどんな保険?会社員には不要?

所得補償保険とは、病気やケガで働けなくなった場合の収入減に備えて加入しておく保険です。
いつ病気になるかわからないし、交通事故に遭ってケガをするかもしれない。そのような状況に備えて加入しておくのがおすすめです。

所得補償保険

ただし、会社員の方は傷病手当金といって、働けなくなっても健康保険から一定期間は給付金が出るしくみがあります(ご自分が加入している健康保険組合の規定を確認してみてくださいね)。
有給休暇制度もあるでしょうし、会社員の方は働けなくなったからといって、すぐにお給料がゼロになるわけではありません。

ではこの保険が必要な人はどんな人でしょうか?
例えば車のローンや奨学金の返済がある方は要注意。働けなくなったからといって返済は待ってくれません。また生活費も払わないといけないでしょう。
傷病手当金だけではやりくりできないことが予想される場合、この保険への加入を検討しておきたいところですね。

ちなみに所得補償保険に似た保険に、生命保険会社から販売されている就業不能保険があります。

所得補償保険は損害保険会社から販売されているので、補償される額も実際にダウンしたお給料の分だけ。
対して就業不能保険は生命保険会社から販売されているので、保障される金額は契約時に決めた一定の金額となります。ただし保険料も所得補償保険と比べて割高になることも。
加入される際は、どちらが自分に合っているかよく検討しましょう。

FPを学ぶと自分に合う保険を自分で選べる!

今回ご紹介した保険の中には初めて聞くような保険もあったのではないでしょうか?
FP3級を学ぶと、今まで知らなかった保険も知ることができ、自分に合う保険が選べるようになりますよ!

次回は最終回。保険と税金の関係について説明します。

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