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ライフプランニングを学ぼう!FP3級試験の種類や範囲・難易度とは

ライフプランニングを学ぼう!FP3級試験の種類や範囲・難易度とは

【突然ですが問題です】
サラリーマンのAさんは、会社で出会った女性と結婚。その女性は退職し、Aさんもその後退職して自営業を始めました。

あるとき、Aさんはあなたに聞いてきました。
「どうしてこんなに年金未納問題が多いんだろうね。だってうちみたいに夫が年金を納めていれば、扶養の妻の分だってそこからまかなわれるんだろう?」

さて何と答えますか?
(解答は最後に説明しています!)

こんにちは!
先日、私は退職して専業主婦になりました。主人の収入は人並み。家のローンは残り30年以上。でも、老後に対して不安はありません。

それは私が楽観的なこともありますが…最大の理由は、私がFP資格を持っており、お金の流れを理解して備えているから!

高収入でなくても大丈夫。本当に大切なのは有り余るお金を持つことではなく、「お金の流れを理解する」ことと「お金を育てる」ことなんです。

連載「知らないと損!FP3級で身に付くお金の知識」では、知っているようで知らないお金のことや、お金の育て方がわかるようになるFP3級の魅力について紹介します!

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お金に困りたくない人は、FPでライフプランニングを学ぼう!

高収入でなくても、ゆとりある生活を送るためには、「お金のかかるタイミングを予測し、貯まる方法を早くから構築すること」が大切です。
準備ができていないときに思わぬ出費があると、不安ですよね。

ここで使える知識がFP3級の「ライフプランニング」のスキル。
結婚や出産、住居購入などのライフイベントを盛り込んだ人生の計画書を作ることによって、適切な金額と最短のお金の貯め方が見えてきます。

お金は、私たちに無くてはならない身近な存在。
身近な存在だからこそ、お金についての勉強は「スッと覚えやすく、すぐに活かせる」というわけです。「この場合はどうなるの?」と探求心を刺激してくれるという感じ。

このように、勉強しているうちにお金に関する情報に興味を持ちやすくなり、さらにお金にまつわる知識が増えていく好循環が生まれるのもFP受験のメリットでしょう。

FP資格は1~3級があり、中でもFP3級は日常生活に役立つ実践的な内容で、合格率も高め。ビジネスパーソンや主婦にイチオシの初級資格なんです!

FP3級ってどんなもの?気になる合格率は?

FP3級の試験は、正式には3級ファイナンシャル・プランニング技能検定という名称であり、厚生労働省が認める国家資格となっています。

その合格率ですが、2025年4月~9月のCBT試験では学科試験が86.31%、実技試験が85.38%と、非常に高い水準です(日本FP協会)!
過去データを振り返ってみても、毎回8割以上の受験者が合格しています。

ちなみにCBT試験とは、パソコンで出題・解答する試験形式のことです。
CBT試験のメリットは、なんといっても受験日を自由に選べること!試験日に縛られることなく、全国のテストセンターで毎日受験が可能です(休止期間を除く)。
試験終了後にはその場で点数が通知されるので、自己採点の手間もありません。

「思い立ったらすぐ挑戦できる」という点で、以前よりグッと受験しやすくなりました!

FP3級試験の種類や試験範囲について

FP3級に興味を持った方が次に気になるポイントと言えば、試験の種類や試験範囲でしょう。

FP3級試験は、学科実技の2種類の試験に合格する必要があります。

学科の試験範囲は、以下の6つの項目です。

ライフプランニングと資金計画
リスク管理
金融資産運用
タックスプランニング
不動産
相続・事業承継

実技は、以下の3種類から1つ選択する方式です。

個人資産相談業務
保険顧客資産相談業務
資産設計提案業務

実技試験に関しては「どれを選ぶとよいの?」と不安になった方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です!次の章で、実技試験の種類や選び方のコツを説明します。

試験の実施団体が違う!実技試験の種類と選び方のコツ

まず知っておきたいこととして、FP試験の実施団体は「一般社団法人 金融財政事情研究会(金財)」「NPO法人 日本FP協会」の2団体があります。

各団体の違いは以下の通り。

  金財 日本FP協会
種類 個人資産相談業務
保険顧客資産相談業務
資産設計提案業務
受験者層 保険会社勤務・金融機関職員 一般の方、金融機関職員
難易度 少し高め 普通

金財で行われる「個人資産相談業務」では、FPとして基本的な税金や年金、運用などの知識を問い、主に個人顧客を狙いとした内容がメインです。

「保険顧客資産相談業務」はその名の通り保険に重きを置いており、特別に保険に詳しくなりたい人向け。保険会社に勤務している人が受験することが多いようです。
また保険会社だけでなく、金融機関職員の団体受験にもよく使われます。
受験者にプロが多いということで、ちょっと難易度の高い問題が多いと感じる人もいるようですね。

一方、日本FP協会が行う「資産設計提案業務」は、個人資産相談業務と同じく家計相談や資産運用など身近な内容がメインなので、親しみやすい問題と言えるでしょう。
また、FP3級の学科試験の合格率は、金財が40~60%程度であるのに対して、日本FP協会は70~90%程度とかなり高め。
それもあって、お金の勉強を始めたばかりの方は、日本FP協会での受験を選ぶことが多いようです。

豆知識:他にもある!FP資格の種類イロイロ

実は他にもFPと呼ばれる資格の種類があります。

【AFP】
2級FP技能士に合格し、日本FP協会で実施される認定研修を修了すると、AFP認定者となります。相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を持った信頼の資格とされ、2年ごとの資格更新や継続教育が義務付けられているので、常に最新の知識を身に付けられるというメリットがあります。

【CFP】
世界25カ国で認められている資格です。CFP認定者となれば世界水準のファイナンシャル・プランニングができるという証明になります。

FP技能士自体には有効期限が無いので、一度取ってしまえば一生モノの資格!
「知識を深めたい」、「常にアップデートしていきたい」と思う方は、AFPやCFPにチャレンジするのも良いですね。

FP資格の難易度を比較!初学者でも合格できる理由

ここまでFP3級をはじめとする様々なFP資格をご紹介してきましたが、「実際のところ、どれくらい難しいの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで、FP資格の難易度を表で比較してみましょう!

資格名 難易度 合格率 必要な勉強時間
FP3級 ★☆☆☆☆
易しい
70~80% 30~50時間
FP2級 ★☆☆☆☆
易しい
70~80% 30~50時間
FP3級 ★★★☆☆
普通
40~60% 150~200時間
FP1級 ★★★★★
(難関)
10~20% 500~600時間
AFP ★★★☆☆
(普通)
FP2級相当 30~50時間
CFP ★★★★☆
(高難度)
30~40%(科目別) 400~600時間

※FP3級・2級については日本FP協会実施試験データを参照

このように、FP3級は合格率が80%前後と高く、必要な学習時間も80~150時間程度。1日2時間の学習なら、1~2ヵ月程度で合格を目指せる計算です!

初学者がつまずきやすいポイントと対策

「合格率が高いなら簡単!」と思うかもしれませんが、初学者の方が苦手意識を持ちやすいポイントもあります。

【1】 専門用語の多さ

「逓増定期保険」「損益通算」「路線価」など、普段聞き慣れない用語が出てきます。
対策: まずは用語の意味を理解することから始めましょう。FP3級は暗記よりも「理解」が大切。1つ1つ丁寧に学べば、必ず身に付きます!

【2】 計算問題への苦手意識

「税金の計算」や「保険の給付額」など、数字を扱う問題に不安を感じる方もいるでしょう。
対策: FP3級の計算問題は、複雑な数式は出てきません。基本的な四則演算ができれば大丈夫!パターンを覚えれば得点源になります。

【3】 試験範囲の広さ

6つの分野(年金、保険、金融、税金、不動産、相続)を学ぶため、「範囲が広い…」と感じるかもしれません。
対策: しかし裏を返せば、どれか1つの分野が苦手でも、他でカバーできるということ!全体を浅く広く学ぶ試験なので、完璧主義にならなくても合格できます。

「これなら自分も合格できそう!」と思える3つの理由

① 身近な内容だから理解しやすい

税金、保険、年金、住宅ローン…すべて日常生活に関わる内容です。「自分の生活に置き換えて考える」ことで、自然と知識が定着します。

② 合格基準が6割でクリアしやすい

学科・実技ともに60%以上の正解で合格!満点を目指す必要はありません。過去問を繰り返し解けば、合格ラインはクリアできます。

③ いつでも受験チャンスがある

CBT試験で全国にある会場のパソコンでいつでも受験できるので、万が一不合格でも再挑戦しやすいんです。

FP3級は、金融知識がゼロの方でもしっかり学習すれば十分合格できる資格です。「お金の知識を身に付けたい」「将来のために勉強したい」という気持ちがあれば、誰でもチャレンジできますよ!

FP3級の難易度や合格率についてもっと詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。さらに上を目指したい方には、FP2級の難易度・合格率も参考になります!
FP3級の難易度・合格率
FP2級の難易度・合格率

「FP3級試験の種類や範囲・難易度とは」イメージ

いかがでしたか?今回は、ライフプランニングの大切さやFP3級の魅力・試験範囲、難易度などについてお伝えしました。

これからの時代、お金の知識は自分を守る武器になるでしょう。反対に、お金の知識が少ないと「受給できるはずだったお金を受け取れない」というケースもあるかもしれません。

近年、このようにお金で損をする人が1人でも減るように、国をあげてFP資格の取得を推進しています。その証拠に、FPは国家資格となったわけなんですが…

この経緯は第2回でお話ししますね。次回をお楽しみに!

【冒頭の問題の答え】
突然の問題でびっくりしましたか?それでは解説!

会社勤めを辞めたAさんが、厚生年金から国民年金に切り替えているのであれば、専業主婦の妻も個別に国民年金に加入しなければなりません。
夫の転職によって知らずに年金未納となっている妻…という問題は、結構多いんです。

こんな知識も、FP3級を学べばばっちり身に付きますよ!

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