仕事に対する意欲がアピールができる！男性の再就職に有利な資格4選

皆さん、こんにちは！

リストラや病気、親の介護などで一度、仕事を離れた男性が再就職を目指す場合、ブランクが不利に働くことがあります。そんな時には、採用担当者の印象をアップさせるために、資格を取得するのがおすすめ。なぜなら、資格があることで、仕事に直結する専門知識が身に付くだけではなく、仕事に対する意欲をアピールする材料になるためです。

今回は、30代～50代の男性の再就職に有利になるおすすめの資格を4つ紹介していきます。

不動産業界への再就職に有利な「宅建士」

不動産業界は営業職を中心に、未経験からでも転職しやすい業界です。特に、他業種でも営業経験のある人は採用されやすい傾向にあります。
不動産業界への再就職を目指すのであれば、国家資格である「宅地建物取引士（宅建士）」の資格を取得しておくと有利です。
なぜなら、契約前の重要事項説明など、宅建士の有資格者でなければできない業務があるほか、不動産会社の営業所では5名に1名以上の宅建士を配置することが義務付けられているためです。

また、資格取得を通じて、不動産の売買や賃貸の取引や土地、建物などに関する一通りの知識を身に付けることができ、実務を行う際にも役立ちます。

多くの不動産会社では「宅建士」の資格手当がつくため、収入アップにもつながるため、メリットが多い資格といえるでしょう。

総務や人事のプロを目指すなら「社労士」がおすすめ

「社会保険労務士（社労士）」は、労働保険や社会保険に関する手続きや労務管理の相談、労使間の紛争解決に関わる国家資格。社労士は独立して社会保険労務士事務所の開業が可能です。また、様々な業種の企業で人材に関する専門家として、総務や人事で活躍することもできます。

30代前半までであれば、資格を取得して未経験から総務や人事を目指すことも考えられます。50代の場合は、総務・人事の経験者が再就職するにあたって、社労士の取得により、専門知識があることのアピール材料としましょう。

ただし、社労士の受験にあたっては、学歴または実務経験などによる受験資格が必要です。受験資格を満たしているかを確認したうえで、学習を進めていきましょう。

ガソリンスタンドやビル管理で活かせる「危険物乙4」

「危険物乙4」とは「危険物取扱者乙種4類」の略です。危険物取扱者の資格には、甲種、乙種、丙種の3種類があります。
甲種は第1類から第6類までのすべての危険物、乙種は第1類から第6類のうち、類ごと受験する形で、合格した類の危険物の取り扱いや定期点検、立ち会いが可能です。丙種はガソリンや灯油、軽油、重油などの取り扱いと定期点検のみができる資格です。

甲種は大学で化学を専攻するなど学歴によるものか、あるいは乙種の取得や実務経験による受験資格が必要ですが、乙種と甲種には受験資格がありません。また、乙種の中でも4類は引火性液体であるガソリンや灯油、軽油、重油等の取り扱いなどができます。

ガソリンスタンドで勤務する方の8割程度が男性であることやビル管理、石油プラントなどでもニーズが高く、おすすめの資格です。

建設業界が好調で採用ニーズの高い「第二種電気工事士」

電気設備の工事を行うためには国家資格である、「第一種電気工事士」または「第二種電気工事士」の資格が必要です。第二種電気工事士は600ボルト以下の低電圧で受電する一般住宅や店舗の電気設備や配線に携われる資格です。

建設業界が好調なことから電気工事業界の仕事量が多く、人手不足のため、未経験で資格のない人や年齢を問わない求人もあるなど、電気工事士の採用は活発になっています。近年は女性も少しずつ増えてきているとは言え、電気工事士は男性が多い職業であることから資格者であれば採用されやすい傾向にあるので、資格取得を目指してみましょう。

また、ビル管理の仕事への再就職を目指す場合、第二種電気工事士と合わせて、前述の危険物乙4を持っていると有利です。

男性の再就職では、実務に直結して役立つ資格を取得して、アピール材料とするのがおすすめです。キャリアプランを考えたうえで、自分に合った資格を選び、オンライン学習などを活用して効率よく勉強していきましょう。

無料登録でオンラインの資格講座を体験しよう！

資格受け放題の学習サービス『オンスク.JP』では様々な資格講座のオンライン学習が可能です。
最短20秒の無料会員登録で、各講座の講義動画・問題演習の一部が無料体験できます。

無料会員登録

オンスク.JP 講座一覧