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オンライン(CBT・IBT)で受けられるおすすめの資格5選|期間限定試験編

オンライン(CBT・IBT)で受けられるおすすめの資格5選|期間限定試験編

「資格を取りたいけど、試験日が固定されているからなかなか受けられない…」
「やる気はあるのに受験できる場所が遠すぎて、資格試験を受けられない…」

そんな方におすすめなのが、ここ数年注目のCBT・IBT方式の試験です。自宅や、全国にあるテストセンターで気軽に受けられるため、忙しい社会人にも受けやすく、対応する資格も増えてきています。
 CBT・IBT試験の概要と特徴

前回は、通年で随時オンライン受験できるおすすめの資格を5つお伝えしました。

後編の今回は、受験期間が限定されているタイプのCBT・IBT方式おすすめ資格試験を5つご紹介します。

オンライン受験できるCBT・IBT方式試験は“いつでも受けられる”イメージがありますが、実は会場試験にあわせて、受験期間が数日~数十日と限定されている試験も多いのです。
それでも、受験日を選択できたり、会場まで出向く必要がなかったりと、CBT・IBT方式試験の利点は大きいといえます。

試験の特徴だけでなく、メリットや実務との関連性もお伝えするので、資格試験を選ぶ際の参考にしてみてください。

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CBT・IBT方式のおすすめ資格5選(限定された受験期間に注意!)

オンラインで受けられる、CBT方式・IBT方式に対応したおすすめの資格を5つご紹介します。
ここで紹介する資格は、試験の日程が決められているので、受験日には注意してくださいね。

① 基本情報技術者試験

① 基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、国が認定する国家試験の1つです。
高度IT人材となるために必要な基本的知識や技能、実践的な活用能力が問われます。

前編でおすすめした随時試験対応の資格ITパスポートが「IT社会へのパスポート」だとすれば、基本情報技術者試験は「IT業界へのパスポート」といったイメージ。
IT業界で働く際に持っておきたい基礎的な知識や、プログラマーに必要とされる論理的な考え方が学べます。

基本情報技術者試験はIT業界への登竜門という認識があり、ITエンジニアの中でも人気の高い資格です。
業務をするうえで戦力となるために必要な最低限の知識を持っていることをアピールできるため、IT業界への就職や転職を考えている方におすすめです。

基本情報技術者試験はCBT方式に対応しており、年2回開催されています。
受験費用は7,500円(税込)です。

オンスク事務局注: 基本情報技術者のCBT試験は2023年度から、年2回実施 → 随時実施に変更されました。

② ビジネス実務法務検定試験®

② ビジネス実務法務検定試験®

ビジネス実務法務検定試験®は“法律知識を活かして問題を解決できる人材が欲しい”という企業のニーズからできた民間資格試験で、東京商工会議所が主催しています。
営業・人事・事務など、業種を問わず必要となる実務的な法律知識を習得できます。

法律に詳しい人材は多くの企業で不足しているため、転職する際に大きなアピール材料となるでしょう。

またキャリアアップを目指している方にもおすすめの資格です。
ビジネス実務法務検定の受験を推奨する企業も増えており、特に2級以上を取得しておくと評価されやすいです。

試験はCBT方式・IBT方式どちらにも対応しており、年2回受験可能です。
受験料はCBT方式とIBT方式で少し異なるので注意してください。

  2級 3級
CBT方式 7,700円+
CBT利用料2,200円
5,500円+
CBT利用料2,200円
IBT方式 7,700円 5,500円

ビジネス実務法務検定2級講座 ビジネス実務法務検定3級講座

③ パーソナルカラリスト検定

③ パーソナルカラリスト検定

パーソナルカラリスト検定は、日本カラリスト協会が認定する民間の資格です。

パーソナルカラーとは第三者から見て似合う色のこと。こちらの資格の勉強では、CUS®(配色調和を効率よく、実務的に行うための考案された色の表示システム)を学ぶことにより、誰でも目的やTPOに合わせた色彩の提案ができるようになります。

イエベ・ブルべという言葉が流行しているように、「色」に対する注目度は上がっています。
カラーと聞くとファッション業界が思い浮かびますが、色合いの知識が求められる美容・インテリア・フラワー業界など、様々な職種の就職・転職に役立ちます。
パーソナルカラーの知識を習得した人材の活躍の場は、今後さらに広がるでしょう。

パーソナルカラリスト検定は、3級~1級の3種類があります。どの級もIBT方式に対応しており、年に3回受験可能です。

費用は以下の通りです。
  • 3級:7,700円
  • 2級:11,000円
  • 1級:17,600円
パーソナルカラリスト検定3級講座

④ 運行管理者

④ 運行管理者

運行管理者は、トラック、バス、タクシーなどの営業用自動車の運行の安全確保のために設けられた国家資格です。受験するには以下2つの内、どちらかの条件を満たしている必要があります。

  • 運行管理に関して1年以上の実務経験を有する
  • 基礎講習を修了している
※基礎講習とは、運行管理を行うために必要な基礎知識習得を目的とした3日間の有料講習

事業用自動車を保有している営業所は必ず運行管理者を配置しなければならず、運行管理者として勤務するためにはこの資格が必須です。
持っていると即戦力となれるため、車を運転する業務のある会社への就職・転職に有利に働きます。

またタクシー会社からトラック業界、貨物トラック会社からバス業界など、車種の異なる業界への転職がしやすくなる点もメリットです。

運行管理者試験は、CBT方式に対応しており、年2回受験可能です。
受験費用は以下の通りです。
  • 受験手数料6,000円
  • システム利用料660円
  • 採点結果通知手数料(希望者のみ)220円
運行管理者講座

⑤ HSK

⑤ HSK

HSKは、日本で一番受験されている中国語の資格試験です。
中国政府が認定する資格のため、中国国内だけでなく日本国内や世界でも公的な証明として活用できます。
1級(やさしい)から6級(難しい)まであり、中国語の4技能を計る試験です。

グローバル化が進む現代において、中国語の能力をもつ人材は分野を問わず必要とされています。英語ができる人材はいても、中国語ができる人はそう多くはありません。
そのため様々な企業から引く手あまたな人材となれるでしょう。もちろん昇進など、キャリア形成にも役立ちます。

HSKはCBT方式に対応しており、受験する場所にもよりますが年間約12回受験できます。期間は定められているものの、比較的日程が調整しやすい試験でしょう。

各級の費用は以下の通りです。
  • 1級:3,850円
  • 2級:5,060円
  • 3級:6,600円
  • 4級:7,920円
  • 5級:9,900円
  • 6級:11,550円
HSK2級講座 HSK3級講座

※国家資格、公的資格、民間資格、それぞれの違いは以下の通りです。

 国家資格:「国」が認定した資格
 公的資格:「各省庁」が認定した資格
 民間資格:民間企業・団体が独自に認定した資格

① 日商簿記3級

2回にわけてお送りしました「思い立ったときにオンラインで受けられる、CBT・IBT方式のおすすめ資格」、後編の今回は、受験期間が限定されているCBT・IBT方式おすすめ資格5選をご紹介しました。

前編では随時受験できるおすすめ資格を5つご紹介しましたので、合計10個のオンライン受験可能な資格をご紹介したことになります。

コロナ禍の影響もあり、オンラインで受験できる資格試験は増えています。
オンライン試験は試験センターごとに受験者数が限られており、ペーパー試験ほど周りから感じるプレッシャーが少ないです。また筆記用具の持参も不要で、気軽に受験できます。
受験会場や開催日時の選択肢も多いため日程調整もしやすく、忙しい社会人の方でも受けやすいといえるでしょう。

本連載で紹介した資格は、どれも就職や転職に役立つものばかりです。
ご自身の目指す業種に関連する資格をぜひ受けてみてください。

試験を選ぶときは試験日程を確認し、仕事の合間をぬって上手にスケジューリングして効率的に勉強を進めていきましょう。社会人の資格勉強にはスキマ時間で勉強できるオンライン講座も有効ですよ。

資格試験を活用し、より良いキャリアを築いていってくださいね!

参考URL:
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
https://kentei.tokyo-cci.or.jp/houmu/exam-info/
https://colorist.or.jp/personal-colorist/
https://www.unkan.or.jp/outline/
https://hskibt.jp/price-list/

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