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FP2級の勉強法⑥ 第二の壁!「不動産」

FP2級の勉強法⑥ 第二の壁!「不動産」

皆さん、こんにちは!
知名度上昇中のFP2級の勉強法について、全7回にわたりご紹介してきたこの連載も、そろそろ大詰めとなって参りました。
第6回となる今回は、FP2級の試験科目のうち「不動産」の勉強法についてお伝えします。

「不動産」は範囲が広いうえ、実務の経験がないという方もいるかもしれません。少しでも「親近感」を持って勉強を進めていきましょう。

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「不動産」FP3級と2級ではどう違う?

なじみが薄い方も多い「不動産」。FP3級に比べるとFP2級の試験では、より深い知識が問われます。例えば、建築基準法で頻出する計算問題について見てみましょう。

3級の学科では、

「幅員6m市道に面する200㎡の敷地に建築面積100㎡、延べ面積150㎡の2階建ての住宅を建築した場合の建蔽率」 (出典:2020年1月3級学科試験 第2問(53))

という形で出題されています。
しかしFP2級になると以下のように、さらに詳細な知識が求められる傾向があります。

建築基準法に基づいて下記の土地に住宅を建築する場合、建物の延べ面積の限度として、正しいものはどれか。なお、前面道路は、同法第42条第2項により特定行政庁の指定を受けた道路であるものとし、記載のない条件については考慮しないものとする。

FP2級の勉強法

(出典:2019年1月2級学科試験 問題46)

3級でも学ぶ内容ですので、「がけ地」などの条件などは正誤問題や実技で見かけたことがあるかもしれません。しかし、2級ではその知識をフルに活かして短時間で問題を解いていく必要があります。確実にマスターしておきましょう。

FP2級の学習ポイント①「不動産取引」

筆者も不動産になじみが薄かったのですが、1人暮らしということもあり、不動産取引(売買)と借地借家法から中心に理解を深めていくことにしました。
借地借家法は一言でいえば、賃貸住宅などに関しての項目です。

不動産取引では将来自分が家を買うにはどうしたら良いのだろう?借地借家法では自分の住んでいる賃貸住宅は普通借家権?定期借家権?などと、少しでも自分に置きかえて勉強をすることから始めました。

そうすることで少しずつ「不動産」科目に対して親近感が湧いてきました。苦手意識を克服すればストレスを抑えてテキストが読み込めるので、おすすめの勉強法です。

FP2級の試験では、借地借家法に関する問題はかなりの確率で出題されます。借地権、借家権の種類と概要、規定については、必ず確認しておきましょう。

また、売買契約における民法の規定や、宅地建物取引業法に関する内容もよく出題されます。様々なパターンを想定して契約をシミュレーションしてみると、理解を深めることができますよ。

FP2級の学習ポイント② とにかく暗記!「不動産に関する法令と税金」

不動産に関する法令と税金は、完全に暗記が中心となります。
FP3級と比べてFP2級ではその量も非常に多くなりますが、無理やりテキストを読んでいても、頭に内容が入ってきませんよね。
しかし、不動産に関する法令と税金は、ほぼ必ずテストに出るから困りものです。

そのため筆者は、暗記のマンネリを防ぐために電卓を使用することにしました。例えばテキストの読み込みに疲れたら、「建築基準法」に関する項目を読んで過去問を解くことにしたのです。

建築基準法はほぼ毎回出題されます。暗記に疲れたら、少しでも電卓を叩くことを意識してみてください。指を使うことで暗記のマンネリを防ぐことができますし、自然と「建築基準法」が得意分野となってきます。2級の問題にも慣れてくるはずです。

こうして得意分野を作ることで、少しずつ「不動産」科目に対して親近感も湧いてきますよ。

FP2級の学習ポイント③ 少しでも身近に!「不動産の有効活用」

「不動産の有効活用」は、一言でいえば不動産投資の内容。またもや、なじみが薄い項目です。それでも中身に親近感を持つことが大切。

例えば土地の有効活用という項目があり、運営維持を全部自分で行う「自己建設方式」や業者(デベロッパー)に運営維持を任せる「事業受託方式」などがあります。そこで、街を歩いている最中に、コインパーキングを見てください。

コインパーキングの看板には、「三井のリパーク」や「タイムズ」など見たことがある会社の名前が入っていませんか?それこそ、大体が「事業受託方式」です。

あまり見たことのない会社の名前が入っていることもあります。それは「自己建設方式」で土地のオーナーさんが自分で運営しているのかな?と気にするようにしてください。

なじみが薄い不動産科目だからこそ、このように少しでも身近に感じて「親近感」を持つことが、おすすめの勉強法です。

FP2級の勉強法

今回は「不動産」に関しての勉強法をご紹介しました。

筆者が皆さんにお伝えしたいのは、苦手意識を克服して「親近感」を持つことです。特に不動産はなじみが薄いうえに、FP2級では3級と比べて暗記量が多く、苦手意識を持ちやすくなります。

暗記に疲れたら電卓を叩くことで建築基準法という得意科目が自然にできあがってきます。コインパーキングや賃貸住宅の話も身近に感じられるようになったら、他の暗記項目も自然にインプットしやすくなりますよ。

次回は最終回。「相続・事業承継」について、勉強法をご紹介します。ぜひご覧ください。

FP2級講座

参考URL:
https://www.jafp.or.jp/exam/mohan/files/g3_202001_q.pdf
https://www.jafp.or.jp/exam/mohan/files/g2_201901_q.pdf

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