連載「オンスクFP3級講座受けてみた」第3回では、オンスク.JPの「鉄板書籍で学ぶ!FP3級通信講座」を実際に受講した筆者が、独学中にした工夫と苦労した点をレビューします。
FP3級は、保険から金融資産、税金、不動産、相続まで、人生にかかわるお金の知識を幅広く学ぶため、独学では挫折してしまいそう…と思う人もいるかもしれません。
実際にそうなってしまう前に、この合格体験記の内容を活かしていただければと思います!
独学でFP3級合格を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
オンスク事務局注:
「鉄板書籍で学ぶ!FP3級通信講座」は、2023年6月1日から「鉄板書籍で学ぶ!FP3級TEPPAN講座」に名称が変わりました。
FP3級独学中に行った3つの工夫
まずは、FP3級独学中に工夫した点をレビューします。
主に、以下の3つの点を工夫しました。
① まずは全体を把握する
② 講座の特徴を活かし、様々なシーンで勉強する
③ 書籍&動画でしっかり理解を深める
工夫① まずは全体を把握する
FP3級の試験は「学科試験」と「実技試験」の2つに合格する必要があり、保険から金融資産、税金、不動産、相続までの幅広い知識を身に付けなければなりません。
筆者はこの膨大な学習量をどうやってこなそうか悩みました。
それに独学の場合、スケジューリングも自分でやらないといけません。
悩んだ筆者は、この悩みをすべて解決してくれそうなオンライン講座「鉄板書籍で学ぶ!FP3級通信講座」を選びました。
「鉄板書籍で学ぶ!FP3級通信講座」には学習管理機能があり、学習プランの自動設定や、学習の進捗管理もしてくれます。
スケジューリングをしてくれるだけでなく、今全体のどのあたりまで理解が進んでいるかが一目瞭然になるのは、とてもありがたかったです。
また全体の把握には、教材の講義動画も役立ちました。イメージしやすい解説と頻出内容に重点をおいた講義動画でインプットし、スマホ1つで解ける練習問題でアウトプット。これで、各章ごとの全体像を把握することができました。
工夫② 講座の特徴を活かし、様々なシーンで勉強する
1歳と4歳の子どもを持つ筆者は、日中子どもを見ながら在宅ワークをしていたため、資格勉強の時間を作るのが難しかったのですが、そこも講座の特徴を活かした工夫で乗り切ました。
家事や育児、仕事の合間は、Bluetoothイヤホンで倍速再生機能を活用し、講義動画の聞き流し。
週に1度はしっかり机に向かう時間をつくり、集中的に学習に取り組みました。
机に向かう時間は、講座に付属したテキスト(テキストと問題集が1つになった『スッキリわかる FP技能士3級』)と問題集(過去問と予想問題が1つになった『スッキリとける 過去 +予想問題 FP技能士3級』)の2冊を活用しました。
FP3級TEPPAN講座 実際の講義キャプチャ。講義はレジュメ(マインドマップ方式)を元に進みます。レジュメはダウンロードもできます
工夫③ 書籍&動画でしっかり理解を深める
「鉄板書籍で学ぶ!FP3級通信講座」はテキストと過去問題集がセットになっているので、しっかり理解を深めたいときはこの2冊を活用することを意識しました。
これらのテキスト・問題集と講義動画は内容が連動しているので、どこを勉強するかがわかりやすいです。また、そもそものテキスト選びに悩まなくていいのもメリットだと思います。
スキマ時間はスマホでできる練習問題をして、時間ができたときは、そこで間違えた問題に対応したテキスト・問題集のページを中心に学習しました。
また活字だけでは記憶しにくかった税金や金融資産運用などの分野は、講義動画に戻り、参考書に下線やメモを取りながら講義を聞き直すことで理解を深めました。
鉄板書籍で学ぶ!FP3級TEPPAN講座FP3級独学中に苦労した点
続いて独学中に苦労した点をレビューします。
筆者が独学中に一番苦労したのは、動画の視聴後は解けていた問題が、時間が経つと正解できなくなってしまうことです。
その原因は、知識の落とし込みがしっかりできていない点にありました。
スマホでできる練習問題は解答後にすぐに正誤がわかり、さらに解説があるのですが、筆者はその解説を読んで理解できないときも、忙しさのためそのままにしていたのです。
筆者が苦手としたのは、「タックスプランニング」の分野で、特に自分になじみのない税金や控除の問題はなかなか正解することができませんでした。
そこでやり方を改善!理解できなかった問題は、手元にテキストを準備してもう1度講義動画を見直し。そして間違えた問題だけを解き直せる機能を使って、何度も繰り返し学習をしました。ここからは知識の定着が進んだと思います。
また電卓を使わないといけない計算問題では、どの公式を使えばよいかすぐにわからず、とても苦労しました。筆者が最も苦手としたのは、「債券の利回り」と「株式投資の投資指標」の分野です。
ここでは、まず公式を見ながらたくさん問題を解くようにしました。すると、どのようなときにどの公式を使えばよいか徐々にわかってきました。
計算問題は苦手という人は多いと思いますので、つまずいたときはぜひ、私がした対策を試していただければと思います。
鉄板書籍で学ぶ!FP3級TEPPAN講座「鉄板書籍で学ぶ!FP3級通信講座」を使ったFP3級合格への道のり
筆者が、FP3級合格に大切だと思ったことは「苦手分野の繰り返し学習」です。
また学習範囲がとても広いので「確実に頻出論点を押さえて勉強する」ことが重要だと思います。
具体的な手順は以下のとおりです。
① まずは講義動画の視聴内容を把握し、練習問題で理解度を図る
② 間違えた問題は解説を読み、理解できれば次の問題にいく。理解できなかった場合は、手元にテキストを置いて講義動画に戻る
③ 理解が深まったら、もう1度間違えた問題を解く
練習問題に全て正解できたら、過去問と予想問題に挑戦し、自分の今の実力を確認します。過去問と予想問題はノートに解いて答え合わせをして、間違えた問題の要点をまとめました。
スマホで一通り学習したあとだったため、間違えも少なく苦手分野の再確認もしやすかったです。
またネット環境がないときや、手元にテキストがないときには、事前にダウンロードしておいたマインドマップ方式の講義レジュメを活用。繰り返し学習するうちに、わからなかった内容も理解できるようになりました。
オンスク.JP「鉄板書籍で学ぶ!FP3級通信講座」は、頻出内容に重点がおかれているため、繰り返し学習も効率的に行えました。学習のリズムを作りやすく、自然と理解が深まる教材になっていると思います。
筆者撮影:過去問+予想問題集の解答と、間違えた問題の要点を書いたノート
連載「オンスクFP3級講座受けてみた」、3回目は、筆者が「鉄板書籍で学ぶ!FP3級通信講座」の学習中に苦労した点と工夫した点をレビューしました。
オンスク.JPのFP3級講座は、付属のテキスト・問題集と連動した講義動画で、頻出内容に重点をおき、独学をサポートしてくれるため、初心者にもおすすめです。
限られた時間でFP3級合格を目指す人に向けた、スキマ時間に学習しやすい機能もとても便利です。
筆者のように思うように勉強時間がとれない、テキストだけの独学は心配…という人には、今回のような講座はぴったりだと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
さて次回は、「鉄板書籍で学ぶ!FP3級通信講座」を用いた受験直前の学習方法や、試験当日の様子をリアルレビュー!
受験直前に活躍する教材内容や、FP3級試験会場のことについてもお話しするので、ぜひチェックしてください。
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