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2017年1月度 FP3級本試験 試験解答(試験講評)解答速報

2017年1月度 FP3級本試験 試験解答(試験講評)解答速報

1月22日(日)に実施されたFP3級の試験解答(試験講評)をお届けします。本試験を受験された方はもちろん、これからFPの資格取得を目指す方もぜひ、確認してみてください。

学科試験

今回の3級試験は、どの科目が難しいというよりは、各科目に応用論点(上級レベルの問題)が出題されていたため、ところどころで、難しく感じたかもしれません。

ライフ分野

(5)の、クレジットカードの紛失の手続きについては、上級レベルの問題であるため得点するのが難しかったかもしれませんが、(1)~(4)の定番問題である税理士法、年金の学生納付特例、遺族厚生年金は確実に得点しておきたい問題です。
三択問題では、(33)の第1号被保険者の独自給付が一方のみの加入できるという仕組みを問う上級レベルの問題でしたが、それ以外は正解できる問題だったと思います。

リスク分野

基本的な仕組みを問う問題がほとんどでしたが、(7)は、払込猶予期間に関する詳細な上級レベルの問題であるため、(7)以外は正解したいところです。
三択の問題では、(38)は家族傷害保険の職種級別の基準という難しい論点でしたが、それ以外は基本論点でした。

金融分野

毎回出題される金利の問題、上場投資信託、外貨の手数料の問題は正解したいところです。セーフティネットも頻出ですが、投資者保護基金については、初出題でした。金融商品販売法も頻出項目ですが、詳細な内容を問う問題で、難しく感じた方もいる問題だったといえます。
三択の問題では、(41)のファンド運用の特性、(42)の収益分配金が上級レベルの問題で戸惑った方もいたと思いますが、それ以外は正解したい定番問題でした。

タックス分野

(16)は白色申告の問題でした。青色申告の、「青色事業専従者控除」は過去にも出題されましたが、白色申告での、「事業専従者控除」に関しては初出題で上級レベルの問題であったといえます。そのため、これ以外の(17)~(20)は正解しおきたい問題です。
三択問題では、(48)の医療費控除は頻出の問題ですが、詳細な控除項目でしたので、受験生を迷わせる問題であったといえます。(50)は所得税の準確定申告の問題で、相続の開始の日の翌日から4カ月以内の日時を問う問題は、初出題でしたが、なんとか正解できる問題だったのではないでしょうか。

不動産分野

(22)は民法上の規定と読み取れるかがキーポイントとなる問題でした。(25)は日影規制についての問題で、すべての建築物ではなく、一定の高さの建物が対象となることを読み取る上級レベルの問題でした。 三択問題は、定番問題のため、すべて正解したいところです。

相続分野

(26)は遺言書の民法の規定で解答に迷う問題でした。 三択の問題では、頻出の配偶者控除、財産評価が中心の出題で、特に小規模宅地の評価減は毎回の頻出論点のため落とせない問題だったといえます。(57)は遺留分の金額を計算させる問題で、法定相続分と、遺留分を正確に理解し、算定することができるかが重要でした。

従来通り、過去問題と類似しているものも若干ありましたが、過去問だけでは、合格点ギリギリぐらい、テキスト等でしっかりと学習した方は、80%ぐらいの得点が見込めるレベルの難易度だったといえそうです。3級レベルの問題だけでなく、上級(2級)を意識した試験の傾向になってきていることがうかがえます。3級で基礎的な論点を身につけ、2級でさらに知識の習得を目指すことが求められるといえそうです。

実技試験

傾向及び難易度はいつもどおりの内容でしたが、学科に比べると若干やさしかったように思われます。

キャッシュフロー表、会社四季報の読み取り、建ぺい率、保険証券の読み取り、相続人の判定(法定相続分)、バランスシート、係数の計算と、毎回出題されている論点を確実に得点できれば合格点は、取れる問題であったといえます。

また、問4のNISA(ジュニアNISA)の詳細を問う問題でしたが、重要なキーワードを覚えていれば正解できた問題です。問13は不動産所得の金額計算上、必要経費に算入できる減価償却費の金額計算で、定額法と定率法を正しく選択し計算できたかが重要でしたが、3級で計算問題は初出題であり、上級レベルの問題であったといえます。

近年は、学科試験、実技試験と同じ内容の問題が出題されるため、両方の対策となる項目で出題される問題はチェックしておくと得点も上がるでしょう。

3級であったとしても満点を受験生に取らせないよう、上級レベルの問題も出題されててきています。上級(2級等)でもいえることですが、受験上、過去問題集は重要で、過去問だけでは対応できない項目の出題も増えてきているため、しっかりとした学習が合格には必要であるといえるでしょう。

以上になります。受験された方は試験の振り返りを行い、今後の学習につなげていただきましょう。

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