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2018年1月度FP3級本試験 試験解答(試験講評)と解答速報

2018年1月度FP3級本試験 試験解答(試験講評)と解答速報

2018年1月28日(日)に実施されたFP3級の試験解答(試験講評)をお届けします。本試験を受験された方はもちろん、これからFPの資格取得を目指す方もぜひ、確認してみてください。

FP3級 学科試験

傾向および難易度はいつもどおりの内容でしたが、科目によっては一部切り口を変えた問題や、3級レベルの問題ではない問題が何題か見受けられました。
ただし、基本的な学習を一巡し、問題演習をしっかりと行っていた方は、合格点はクリアできたのではないかと思います。
平均合格率(全国)は、60%後半と予想されます。

ライフ分野

確定拠出年金制度の問題が(4)、(34)とそれぞれで出題されました。近年の話題の論点は確実に出題される傾向にあります。それ以外の問題は頻出項目なので正解したいところです。

リスク分野

(37)の役員退職金の原資として活用される保険については、2級での頻出論点であり3級では初めて出題されたため戸惑った方もいらっしゃると思いますが、それ以外の問題は頻出項目なので正解したいところです。

金融分野

金融はやや難しく感じたかもしれません。(11)は受験生が苦手とする金利の上昇の問題でしたが、過去問でも出題があるため練習していた方は正解できたと思われます。(12)のETFは海外の株価指数に連動する銘柄もあるとの問題、(41)の景気動向指数の有効求人倍率については2級での頻出論点、(45)は日本投資者保護基金の補償の対象を詳細に聞く問題であり、上級レベルの問題が多く見受けられました。それ以外の問題は頻出項目なので正解したいところです。

(15)金融商品取引法では、詳細な内容を問う問題(適合性の原則)、(45)金融商品販売法でも、詳細な内容を問う問題(断定的判断の提供等)であったため難しく感じた方もいる問題だったかもしれませんが、それ以外は正解したい定番問題でした。

タックス分野

頻出論点がほとんどでしたが、(16)は特定公社債の利子の課税の仕組みの問題であり、金融課税を正確に理解できているかがポイントとなります。(17)・(46)は損益通算になる所得と通算可能な金額を算定する問題であり、損益通算の仕組みを理解していたかを問う問題でした。損益通算は、2級でも頻出論点のため、仕組み等はしっかりとマスターしておくとよいでしょう。

不動産分野

(24)「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」の適用については、初出題のため要件等を正確に理解していないと正解できませんが、それ以外の問題は頻出項目なので正解したいところです。

相続分野

(30)の特定居住用宅地等に係る「小規模宅地の等の特例」、(58)の法定相続分は、相続の基本であり、毎回の頻出問題であるため必ず正解したいところです。(56)の贈与税の配偶者控除の額については、基礎控除額(110万円)が含められたかが正解のポイントです。

FP3級 実技試験(日本FP協会:資産設計提案業務)

傾向および難易度はいつもどおりの内容のため、高得点が狙えた問題でした。関連業法の順守、経済指標、キャッシュフロー表、会社四季報の読み取り、容積率を使用した問題、保険証券の読み取り、相続人の判定(法定相続分)、バランスシート、係数の計算と、毎回出題されている論点を確実に得点できれば合格点が取れる問題であったと思います。

(問10)配偶者控除、扶養控除も頻出項目ですが、今年度改正があるため、今後の改正点をしっかりと確認しましょう。(問15)は学科試験でも出題された贈与税の配偶者控除ですが、今度は、基礎控除額(110万円)とは別であるところから容易に正解できたと思います。

近年は、学科試験、実技試験と同じ内容の問題が出題されるため、両方の対策となる項目で出題される問題は確実にしておくことで高得点合格も狙えるでしょう。

FP3級 実技試験(金融財政事情研究会:個人資産相談業務)

傾向および出題内容はいつもどおりの内容のため、比較的解答しやすい問題でした。それぞれの科目で計算問題が解答できたかがポイントとなります。

ライフでは、第1問(問1)は遺族基礎年金の年金額の計算式の問題でしたが、妻Bさんの現時点での状態(子のある妻)を資料から読み取り、子の加算額が認識できていたかが正解のカギとなります。

金融では、第2問(問4)は株式の投資指標等の問題ですが、PBR,PER,ROEなどの計算方法を正確に理解している、(問6)は最終利回りの計算式を正確に理解できていれば容易に正解が導き出せる問題です。

タックスでは、第3問(問9)が所得税の総所得金額の算定の問題であり、給与所得、不動産所得を正確に計算することができるかがポイントです。

不動産では、資料を見ると詳細な問題と見受けられますが、一体利用した場合の規定を把握できたかがカギです。第4問(問12)はそれぞれに税金の要件をしっかりと理解しているかを問う問題で、すべての特例を理解していなくても固定資産税の特例(1/6)を覚えていれば正解できた問題です。

相続・事業承継では、第5問(問13)の相続税の法定相続分、(問15)の相続に関する問題は、相続の基本項目ですので、ぜひとも正解したい問題です。

選択問題すべて正解で合格点ですが、計算問題の配点が高いことが見込まれるため、計算問題を確実に正解することが合格点を取得するには必要だといえます。

2018年1月度 FP3級 解答速報

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