皆さん、はじめまして。
オンスク色彩検定3級講座を担当しております長澤陽子です。
これから「こんなに活かせる!色の世界」と題して、全10回に渡り、色彩検定について、色とはどんなことを学ぶのか、学んだ色知識がどんなシーンで活用できるのか…+αを綴って行きます。
今回は、色彩検定試験直前となりますので、色彩検定3級「合格」ポイントを2回(前半・後半)に渡ってお伝えいたします。
ポイント1 公式テキスト・過去問題集を入手する
すでに学習を始められている方は入手済かと思いますが、検定試験はすべて「公式テキストの中から出題」されます。ですから、公式テキストは隅から隅まで良く読み込んでおきましょう。
所々掲載されている「図版」もその対象です。ポイントとしては「太字」になっている部分を確認すること。太字は、その単元で抑えておきたい部分です。
「過去問題集」は学習途中であっても早めに入手しておきましょう。
どのような問題が出題されるかを知っておくことも「合格への第一歩」です。
なお、公式テキストの購入はこちらからも可能です。
ポイント2 色の表示
「色の表示」は色の基本中の基本部分です。色の三属性や色相環、トーンのしくみは、しっかり理解をしておいてください。ここで躓いてしまうと、後の単元が苦しくなってきます。
検定試験でも、基本的部分の出題は多くありますし、逆に言えば点取り問題です。
また、テキスト巻末にある「慣用色名」は毎回必ず出題されています。検定試験では、印刷された色を見て慣用色名を答える問題が出題されます。色名から、どんな色相で、どんな色調なのかを分かるようにしておきましょう。
ポイント3 色彩調和
「色彩調和」では、配色ルールはすべて暗記をしておきましょう。配色名や色相差など言葉の問題も出題されますし、印刷した色を見て配色を答える問題は必ず出題されています。
公式テキストには「配色演習」が準備されていますので、「199aカラーカード」入手し配色を作成しておくと安心です。199aカラーカードは、書店検定書籍コーナーなどで入手できます。
ポイント4 光と色
「光と色」は、苦手意識を持つ方が多い所ですが、色彩検定で言うと3つ目の大きな山です。
色の見えるしくみ、眼のしくみ、混色部分は、「図版」と一緒に出題されることの多い部分です。テキストをしっかり読み込んでおくことも大切ですが、分光分布や分光反射率曲線、眼の構造、混色のしくみの図版は良く見て理解をしておきましょう。
ここの部分は暗記さえしておけば、点数の取れる部分です。
まずは前半、いかがでしたでしょうか?
今回紹介した「色の表示、色彩調和、光と色」は、色彩検定3級の大きな山の3つです。
公式テキストを元に講義、演習問題を繰り返しながら、合格に向け学習を進めて行きましょう。
後半は、次回「色彩検定3級「確実に合格」単元ごとの重要ポイント(後半)」でお伝えいたします。
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