色彩検定3級講座担当の長澤陽子です。
「こんなに活かせる!色の世界(全10回)」の第6回目では、11月に迫った色彩検定3級の試験対策についてお伝えしたいと思います。
試験までに取り組むべきこと
試験まで約1ヶ月となりましたが、学習の進み具合はいかがでしょうか?オンライン講義は最後まで進みましたか?講義は早い段階で、一通り最後まで進めておいてくださいね。
演習問題で間違ったところは、必ず公式テキストを使って確認をしておきましょう。そして、公式の過去問題集を入手したら、最初は公式テキストを見ながらでも良いですから問題を解いてみてください。
公式テキストを見ずに解ける問題と、そうでは無い問題があるはずです。そこの苦手箇所を重点的に学習しておきましょう。
また、過去問題からどんな問題が出題されているか、どんな問われ方をしているかに慣れておくことも大切です。それが出来たら、今度は自分なりに問題を作ってみるのも良いです。
例えば、「中性色」と「中間色」、「分光分布」と「分光反射率」、「対比」と「同化」。このように混同しやすい言葉は、出題される可能性が高い問題です。
二つの違いを説明できますか?違いが分からなかった方は、急いで公式テキストで確認してください。
色の三属性、色相名、色相環、トーンのしくみ、トーン区分図のような色の基本は必ず出題されています。ここは点数の取れる問題です。どんな問われ方をされても良いように学習をしておきましょう。
配色問題が苦手な方は、街で見かけたファッション、チラシ、広告などを配色ルールに落としこんでみましょう。
色相は?明度は?彩度は?トーンは?配色で言うとどの配色ルールに該当するか、見当をつけてみてください。これをやってみることで、少しずつ色感が身についてきます。
検定試験まで、あと1ヶ月。最後まで諦めず「合格」に向けて頑張ってください。皆さまの健闘をお祈りしています。
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