色彩検定3級講座担当の長澤陽子です。
色の学びがどんなことかが分かったら、今度は「学んだ知識がどんなシーンで活用できるのか」をお話しして行きましょう。
1.身近なライフシーンに活かす
やっぱり最初は自分の身近な所に活かしてみたいですよね。
例えば、ファッションでいえばトップとボトムの組み合わせ。このトップに、このボトムと、いつも変わり映えしない組み合わせも、配色ルールを上手に活用すればファッションコーディネートの幅も広がります。意外な組み合わせが素敵に見えたり、新しい発見もあります。
それ以外にも、アクセントカラーを使ってちょっぴりスリムに見せたり、その洋服自体の素材感を見せたりと、今までととは違った楽しみ方もできます。
そして、次はインテリア。インテリアをなかなか大きく変えることは難しいことですが、色の心理効果を使えば暑い夏を涼しく乗り切ったり、狭い部屋を広く見せることもできます。また、新たにインテリアアイテムを追加したい時も、部屋のイメージに合わせてカラーコーディネートすれば癒しの空間になること間違いなしです。
2.身近なビジネスシーンに活かす
次に活かしたいと思う場所といえば、ビジネスシーン。
業種や職種による部分もありますが、幅広いビジネスの場で活用ができます。
例えば、販売職の場合。必ず商品の展示・陳列があります。展示や陳列は、ただ並べれば良いというものではありません。商品を整理して見せたり、商品が豊富にあるように感じさせたり、お客様の目を引いて店舗に誘導したりと、展示や陳列には大きな役割があります。そこにも上手く色を使うことで、お客様の興味を引き、売り上げに繋げることができます。
いかがでしたでしょうか。
ライフシーン、そしてビジネスシーンでの活用イメージを想像できたでしょうか。
次回はもう少し掘り下げて、それぞれのシーンについての活用術をご紹介いたします。
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