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インテリアコーディネーター試験の科目別勉強法⑤ コーディネーションの計画に関して

インテリアコーディネーター試験の科目別勉強法⑤ コーディネーションの計画に関して

連載「インテリアコーディネーターの科目別勉強法」、第5回の今回は科目「4. インテリアコーディネーションの計画に関すること」について解説します。

この科目では、インテリアの家具配置に必要な、ベッドやテーブル、イス、キッチン等の幅×奥行き×高さの寸法、バリアフリーを適用した部屋作りに必要なことなどを学びます。 解説とともに、インテリアコーディネーターの試験の例題やおすすめの勉強法を紹介していきましょう。

インテリアコーディネーター試験の科目一覧
1. インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること(連載第3回
2. インテリアコーディネーターの仕事に関すること(連載第3回
3. インテリアの歴史に関すること(連載第4回
4. インテリアコーディネーションの計画に関すること ←今回はココ!
5. インテリアエレメント・関連エレメントに関すること(連載第6回連載第7回
6. インテリアの構造・構法と仕上げに関すること(連載第8回
7. 環境と設備に関すること(連載第9回
8. インテリアコーディネーションの表現に関すること (連載第10回
9. インテリア関連の法規、規格、制度に関すること(連載第11回
9. インテリア関連の法規、規格、制度に関すること
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「インテリアコーディネーションの計画に関すること」概要と人間工学

試験の出題数と人間工学の寸法

「インテリアコーディネーションの計画に関すること」は、インテリアコーディネーター試験で50問中6~9問出題される大切なテーマです。
人間工学やリフォーム・バリアフリーなどが出題されますが、まずは人間工学における人の寸法について紹介していきましょう。

人の身長や座高、体重を元に考えるのが「インテリアコーディネーションの計画に関すること」の基本の1つ。

身長とほぼ比例的な関係にあるのが人の肩幅、座高といった寸法であり、「肩幅=身長×0.25」という略算値が使用されます。

人間工学の例題と注意

人間工学に関する例題から、略算値がインテリアコーディネーションにどのように使用されるか見てみましょう。

例題:
以下の語群から最も関係のないものを選びなさい。

座面・机面の高さ
(1) 下腿高
(2) 肘頭高
(3) 座高

答えは(2)肘頭高ですね。イスの高さに関係するのが下腿高、机の高さは座高が関係しているからです。
インテリアコーディネーター試験の問題ではこのように、無関係の用語が選択肢に入っていることもあるので注意!選択肢の中でわからない用語があるときは必ずテキストを見直し、意味を理解するのがおすすめの勉強法です。

住居の種類と間取り、部屋の寸法計画などの勉強法

住宅の種類や用語について

「インテリアコーディネーションの計画に関すること」では、住宅の種類と形式も出題されます。アパートなどの集合住宅に関して中廊下型や片廊下型があったり、建物自体にもコーポラティブハウスと呼ばれるタイプがあったりと、住宅の種類も様々です。

コーポラティブハウスとは入居者が組合を結成し、土地の購入から設計、工事まで行う組合のことです。耳にしたことがある用語でも、しっかりと内容を把握しておきましょう。

寸法計画の概要とおすすめの勉強法

まずはリビングの計画のポイントについて説明し、それぞれの寸法計画の勉強法を解説します。

リビングの計画は、インテリアコーディネーターにとって大切な、住居の間取りにつながるテーマです。間取りでよく聞く「LDK」の組み合わせから、L=リビングの家具の配置と必要な寸法や、K=キッチンの設計においての高さ関係も図と共に頭に入れるようにしましょう。

家でソファとローテーブルをどれくらいの寸法で配置すると使いやすいか、キッチンに立って作業する時の手元の位置はどれくらいの高さなのかなど、実際に体感することで記憶に定着しますよ。
同じようにダイニングの配置例やテーブルとイスに必要なスペース、寝室で使う勉強机とイスやベッドの大きさ、浴室やトイレの範囲なども、普段の生活から寸法を意識してみましょう。

寸法計画の確認は、ホームセンターの展示を実際に見てみるのも、いい勉強となりますよ。

バリアフリー計画の解説と例題、おすすめの勉強法

バリアフリー計画についての寸法と注意点

高齢化の進む社会において、住まいのバリアフリー計画は、インテリアコーディネーターの試験でも例年注目されるテーマです。
バリアフリーには玄関や浴室の段差を無くして車イスでも使用しやすい家や、手摺を取り付けて足が悪くなってからも歩きやすい廊下など種類がありますね。その際に大切なのが車イス移動に必要な廊下の幅や手すりの高さといった寸法です。

車イスの通路は850ミリ以上、手摺の高さは750~800ミリと似たような数値も多いので注意しましょう。

人間工学で学習した知識を活かして実際にどれくらいの寸法なのか、手を広げたりして測ってみるのがおすすめの勉強法です。

バリアフリー計画の例題とおすすめの勉強法

バリアフリー計画の例題から勉強法の紹介をします。

例題:
車イスの使用も考慮して設置される福祉施設内の斜路の勾配は○○とする。
(1) 1/7以下
(2) 1/12以下
(3) 1/20以下

答えは(2)1/12以下です。高さ1メートルを12メートル進んで上がる割合の傾斜を指しますが、イメージするもの難しいですよね。そうした時は「車イスのひとに(12)優しい斜路勾配」といった語呂合わせで覚えてみましょう。

インテリアコーディネーター試験の勉強法

連載「インテリアコーディネーターの科目別勉強法」、今回は、科目「4. インテリアコーディネーションの計画に関すること」の勉強法について解説しました。

「インテリアコーディネーションの計画に関すること」は、実際の生活で寸法を意識するのがおすすめの勉強法です。

次回は科目「5. インテリアエレメント・関連エレメントに関すること」について解説していきましょう。

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