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ビジ法3級 12月試験直前予想!鉄板論点 「予想問題 答えあわせ」

ビジ法3級 12月試験直前予想!鉄板論点 「予想問題 答えあわせ」

第40回ビジネス実務法務検定試験®3級を受験されたみなさん、お疲れ様でした。

このブログでは、今まで「試験直前予想!これだけは押さえる鉄板論点」と題して、「ビジネス実務法務検定試験®3級」の試験までに押さえておいて欲しい論点を全6回でピックアップし、“出題される可能性が高い分野の問題”としてピンポイントにみていきました。

第40回試験全体の講評については、「試験解答(試験講評)」ページに掲載されている通りですが、ここでは、先のブログに掲載した予想問題の「答え合わせ」として、第40回のビジネス実務法務検定3級の試験について振り返ってみたいと思います。

1.株式会社の機関に関する問題について

第1回「会社の機関」では、特に「取締役」と「支配人」に関する問題についてピックアップしました。

第40回試験では“第6問ウ”において、四肢択一形式で会社の機関に関する問題が出題されました。肢②の「会社と取締役との法的関係」については、ブログの「周辺過去問①」が的中しましたが、正解肢ではありませんでした。

肢④の役員を選任する機関については、第38回第1問クで「支配人の選任」が出題されており、「周辺過去問②」で扱いましたが、試験では「監査役の選任」が出題されました。こちらのほうが支配人より判断が容易だったと思います。なお、肢①は「臨時株主総会」、正解の肢③は「代表取締役の代表権」ともに必ずテキストに記載があるので、みなさん容易に正解できたのではないでしょうか。

また、“第4問イ”では、指名委員会等設置会社の「報酬委員会」が問われましたが、テキストの記載そのままのような単純な知識問題でした。

2.損害賠償に関する法律関係の問題について

第2回「損害賠償の法律関係」では、特に「民法の不法行為責任」に関する問題についてピックアップしました。

第40回試験の“第9問9-2”では、「民法709条の一般不法行為責任」および「製造物責任法」に関する文章穴埋め問題が出題されました。ブログでも穴埋め問題で問われる可能性があるので、テキストでキーワードを押さえておいて欲しい旨をお伝えしていましたが、その通りで、テキストを読んでおけば十分の問題でした。

また、“第1問イ”では「損益相殺」が、“第8問ク”では「自賠法」がそれぞれ出題されましたが、こちらはブログの「周辺過去問①」、「予想問題②」がそれぞれ的中しました。

3.債権の管理と回収に関する問題について

第3回「担保物権」では、特に「質権」と「留置権」に関する問題についてピックアップし、「債権の回収」について、周辺過去問を取り上げました。

第40回試験では、“第1問ク”で「先取特権」が、“第8問ケ”で「仮登記担保」が出題されました。また、“第6問ア”では「抵当権」に関する四肢個数問題が出題されています。残念ながら質権と留置権に関する問題の出題はありませんでしたが、近年の試験と比べ、全体として担保物権の出題が少なく、次回は要注意の論点となります。

なお、ブログでも触れたように、先取特権や抵当権も含めた「担保物権全体の性質と効力」をしっかり押さえていれば、上記の“第1問ク”や“第6問アd”は判断できたと思います。

また、債権の回収については、“第6問イ①”で「自力救済の禁止」、“第10問オb”で「債務名義」が出題され、いずれもブログの「周辺過去問①、②」で的中しました。

4.企業活動に関する法規制に関する問題について

第4回「企業活動に関する法規制」では、特に「独占禁止法」に関する問題をピックアップしました。

第40回試験では、“第2問2-1”で「独占禁止法」について文章穴埋め形式の総合問題が出題されました。穴埋め(ア)、(ウ)は、ブログの「鉄板過去問①」の問題文の記述そのままでした。

また、穴埋め(イ)では、「不公正な取引方法」が問われており、問題文にある「再販売価格の拘束」もブログの「鉄板過去問③」で掲載していました。

独占禁止法については、今回のような穴埋め形式の問題は、事例問題として正誤を判断させる問題より解きやすく、みなさん正解できたのではないかと思います。

5.取引に関する法規制に関する問題について

第5回「取引に関する法規制」では、特に「消費者保護」に関する問題をピックアップしました。

第40回試験では、“第3問オ” において、四肢択一形式で消費者契約法の問題が出題されました。肢①、②は「消費者契約法4条の誤認・困惑による取消し」についてでしたが、ブログの「周辺過去問①」で書いた通り事例問題での出題で、正解肢①は誤認による取消しについてそのままの内容の素直な問題でした。

肢③については、「周辺過去問②」で掲載した問題(試験での出題は瑕疵担保責任)が的中しています。

また、“第1問ウ”では、「消費者契約法の主体」が、“第8問コ”では「特定商取引法の適用」が問われました。今回の試験では特定商取引法の出題がほとんどなかったため、過去頻出だったクーリング・オフについての問題がありませんでした。

なお、“第4問エ”において、「割賦販売法」が出題されました。こちらは、ブログで指摘した内容通りの出題で、そちらを見ていただいた方は簡単に正解できたのではないかと思います。

6.ビジネスに関わる家族法に関する問題について

第6回「ビジネスに関わる家族法」では、「民法の親族・相続」に関する問題をピックアップしました。

第40回試験では、“第7問7-1”で「相続全般」に関する文章穴埋め問題が出題されました。章穴埋め問題が出題されるであろうことはブログでも予想していましたし、内容は「代襲相続」や「遺留分」などの基礎的なキーワードを入れる問題でしたので、容易に解答できたと思います。

その他は“第1問ケ”で「夫婦の財産」、“第4問カ”で「遺言の方式」、“第8問カ”で「離婚の際の氏の変更」の出題がありました。「夫婦の財産」については、「鉄板過去問①」で扱った解説の内容が的中していたので、そこを押さえていれば正解できました。

また、「遺言の方式」については全文自書でなければならない点、「離婚の際の氏の変更」は届出によって離婚の際の氏を使用できる点いずれも基本的な知識で解答できる問題でした。

以上、「試験直前予想!これだけは押さえる鉄板論点」のブログの内容をもとに、第40回の試験を振り返ってみました。今回の試験は過去の試験と比べると易しい部類に入ると思いますので、多くの方が合格し、「ビジネス法務リーダー」の称号を得るものと思います。

最後になりますが、3級を見事突破した方は次のステップである「2級(ビジネス法務エキスパート)」にチャレンジしてください。2級試験では、3級では扱われない範囲もありますが、大部分が3級試験の範囲と重複しています。3級の勉強をここまでやって2級を目指さないのは非常にもったいないことです!

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは、次は「ビジネス実務法務検定試験®2級」でお会いしましょう。

参考情報
資格の学校TAC ビジネス実務法務検定試験®2級講座

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