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簿記の5要素(後編) ~失恋は費用か?負債か?~

簿記の5要素(後編) ~失恋は費用か?負債か?~

「恋愛簿記~男と女の会計学~(全12回)」の第4回では前回に引き続き、恋愛に関連する勘定科目を簿記の5要素に分けてみたいと思います。

前回は恋愛でしたが、今度は「失恋」について考えていきます。こちらはやはり「費用」か「負債」に分類させるのがすぐに思いつく仮説でありましょう。

失恋はコストと考える「費用説」

まずは費用説です。失恋はコストとする考え方ですね。まあ、お金は減りませんが、心の資産はすり減りそうですよね。

ただし、費用に分類する場合、やはり「費用収益対応の原則」は忘れてはいけません。費用があるということは、対応する収益が出ていなくてはならないからです。

では「失恋に対応する収益」とは何でしょうか。おそらく「次なる恋愛」でしょうね。「失恋は新しい恋愛に出会うためのコスト」・・・お、なんだかカッコいいですね。失恋した人を慰めるのに良さそうです。

【仕訳】
失恋損失(費用-)/心の健康(資産-)

しかし、費用の場合は1年こっきりのP/L(損益計算書)項目となってしまうため、年をまたいで失恋の成果が出る人は、長期に渡って繰り延べる必要が出てきてしまいます。

つまり・・・毎年度末には

【仕訳】
前払失恋損失(資産+)/失恋損失(費用-)

・・・という仕訳を切ることになるのですが、「私の失恋は前払費用よ」な~んて長年にわたって偉そうな顔をされているのも、いささかウザい感じもしますね・・・。

失恋のトラウマがあるなら「負債説」が有力?

どちらかというと、長年にわたって失恋のトラウマから抜け出せない人は、失恋で傷ついた心が「負債」として残っていると考えた方が共感を得られるかもしれません。

そこで、「失恋負債説」の登場です。これがいつまでも清算(精算?)できなくて、固定負債になっている人いますよね。ということで、今回も両方の説を採用し、「失恋損失」を費用、「失恋による傷」を負債としておきましょう。そうなると・・・

【仕訳】
失恋損失(費用+)/失恋による傷(負債+)

うん。事業に失敗して借金を抱えるのと同じようなもんですね。あとは、新しい恋愛に出会って、失恋による傷を清算するしかありません。「僕と新しい恋をして、失恋の負債を返済しませんか?」・・・なんて口説き文句はいかがでしょうか。

費用説・負債説とは違う「新説」とは?!

さて、ここでもう一つ「新説」を唱えたいと思います。失恋損失をそのまま「資産」に持っていく考え方です。費用を資産に持っていくもの・・・そう「繰延資産」にしちゃうという大胆な説です。

繰延資産とは、「すでに対価の支払が完了し又は支払義務が確定し、これに対応する役務の提供を受けたにもかかわらず、その効果が将来にわたって発現するものと期待される費用のうち、その効果がおよぶ数期間に合理的に配分するため、経過的に貸借対照表上資産として計上されたもの」をいいます。

というのも、失恋のコストは1年こっきりで効果が出るものではなく、数年ひきずった結果、新たな幸せ(恋愛)につながるからです。ほら、これって繰延資産っぽいですよね。均等償却して5年くらいで償却しきれば、後腐れもないですし、資産の部っていうのがなんだか前向きでいい感じです。

【仕訳】
失恋損失(資産+)/新たな恋の第一歩(収益+)

これ、なんかやせ我慢っぽいですけど、前向きでいい感じですね。

簿記の5要素。奥が深いですね。ぜひ、勉強の合間にでも、いろいろな恋愛のトピックで、お友達と分類してみてください。きっと色々な感情が交錯して、盛り上がるはずですよ。まさに「感情科目」なんてね・・・(おあとがよろしいようで)

それでは、次回もお楽しみに。

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